不登校,引きこもり支援事業

始めに

何らかの事情で学校へ行けなくなってしまったという方を対象として,支援事業を行っています。学校に行かない子を不登校とひとくくりにしていますが,その実情は様々。学校でいじめに合ってしまい通えなくなった子,うまく人となじめずに通学が困難になった子,生活が乱れて通えなくなってしまった子。そういった子どもたちの社会進出を目的としています。本来であれば学校へ通うのが一般的ではありますが,学校に通えなくなってしまった子に関しては無理やり通わせようとしても通わないものは通いません。通わなければ社会から外れていってしまう。そういった不安をお持ちの方も多いと思いますが,通わなければ社会に入れないといったことはないのです。特に不本意な事情により不登校となってしまった子に関しては,子ども自身に責任があることは少なく,早いうちにメンタルを補助することで社会復帰できる可能性は高くなります。ここで大切になるのは,社会復帰=通学ではないということです。今では学校以外に学べる環境はありますし,学校に通うだけが大人になる道でもありません。義務教育期間においては最低限の学習は必要ではありますが,自分の目指すものを通じて社会生活ができれば,それもありだというのがこれからの時代の考え方です。義務教育を否定しているわけではありません。どうしても義務教育の枠に収まるのが難しいようであれば,それ以外の方法もあると示してあげることも大切なのです。

不登校支援例

いじめが原因で人間関係が怖くなり,学校へ行けなくなってしまった子に対する学習指導。勉強自体ができないわけではないため,学校教育を自学にてカバーできるようにし,高校や大学で新たなスタートを切れるようにします。小学校のいじめが原因の子は,中学受験をして全く別の環境でスタートをすることを目指します。単発的ないじめの場合,環境が変わればうまくいくことも少なくありません。不登校=勉強ができないといったことはありません。学校という枠組みから外れた時に,どう勉強すればいいのかがわからなくなり,結果的に勉強もできなくなってしまうケースが多いのです。実際,不登校になりかけの頃から勉強のやり方を補佐することで,早稲田,慶応,東邦といった難関校へ進学して再スタートを切ることができたケースもあります。

人間関係がうまくいかない子に対してのメンタル教育の指導。いじめまではいかなくとも,小さい頃はちょっと変わった考えを持っている子は浮きやすく,学校の先生にも煙たがられることもしばしば。本人もいじめだとは思っていなくても,「合わない」と感じる子は多く,周りの子と話さなくなり,しだいに引きこもりがちになってしまうことも。こういう子の場合は勉強も必要ではありますが,勉強だけでは社会進出が難しくなってしまうこともしばしば。そこで考え方や処世術,人間関係や解釈の仕方を教え,コミュニケーションが取れるようになることを目指します。最も誰とでもコミュニケーションがうまく取れるようになる子は少ないのですが,特定の誰かとはコミュニケーションを取れるようになることは多く,そこから自分と合うコミュニティーに入れれば,自然と世界は広がっていくものです。これは子どもの世界観を1つずつ理解するところから始めるPHIの指導だからこそできる方法です。

生活面の乱れから来る不登校に対する生活改善を目指した指導。最近多いのは,ゲーム中毒や携帯中毒により生活のリズムが乱され,離れられなくなることで不登校になってしまうというケース。何らかの理由で学校にいかなくなったことが引き金となり,中毒になってしまうケースも少なくありません。一度中毒になってしまうと取り上げたところで精神状態が不安定になり,暴力的になってしまうために再度与え,さらにエスカレートしてしまいがち。そこで中毒になっている要因を探るところから入り,同じような中毒性が得られる別のものにすり替えていくことで,社会復帰を目指していきます。例えばゲーム中毒になっている子でプログラミングを覚え,エンジニアになった子もいました。恋愛ゲームにはまっていた子で心理学系に進んだ子もいました。ファッション,美容,救急救命士,劇団員,税理士,自動車整備士になった子も。一見関係なさそうなものでも,中毒になる,つまり快楽が得られる本質的な要因が見え,それと近いものが得られれば,徐々に移行して中毒から離れていくことは可能です。

指導条件注意点

指導対象:小学生,中学生,高校生の不登校の子。もしくはその保護者。

指導日時:一般的に学校がある時間帯。朝から昼過ぎ頃までの間。

指導場所:原則お子様のご家庭にて実施。「自宅はちょっと…」という方がいらっしゃいますが,不登校の子に外へ出向いての指導を提案してもまず出てきません。散らかっていても構いませんので,生活環境を理解するところからが指導のスタートとお考え下さい。

指導方法:遠方の場合は電話やスカイプ等の遠隔指導も併用しますが,基本的には直接お会いしての指導となります。遠方の場合であっても,最初は直接お話をお伺いに行きます。

指導方針:お子様の状況を見て判断。本人が望むなら学習を重視しますが,あくまで社会復帰を第一目標とします。

指導科目:小中高までの範囲なら全科目,総合的にバランスを見て指導可能。

指導内容:学校で行う一般的な教科指導はもちろん,お子様の強みとなる部分を見出して,社会進出へつなげる指導も致します。その一環として,外に連れ出す場合もあります。(すぐには行いません。お子様との信頼関係が構築でき,ご家族の了承を得られれば行います。)外で行うものとしては,散歩,図書館や博物館,展覧会などの散策,お子様の趣味の世界への同行,私が行っている動物介在教育,動物介在活動等のボランティア活動への参加などがあります。

指導条件
 医療行為が必要ではないこと当方あくまで教育者のため,医療行為はできかねます。そのため専門的な知識が必要となる障害や精神的な問題,症状を抱える子の指導はできません。医療従事者によるアドバイス等は受けてはおりますが,一般的なレベルでの補佐程度までとお考え下さい。

 本人,ご家族共に暴力的ではないこと。反社会的勢力の関係者ではないこと。いわゆる犯罪に該当する暴力的な行為をする可能性がある子,保護者は責任を負えないため指導をできません。反抗期によくありがちな,一過性かつ可愛いで済ませられる程度の反抗ならよく相談を受けるので大丈夫だと思いますが,さすがに警察が介入するようなケースでは対処できませんのでご了承下さい。

 仮面不登校ではないこと。中学受験,高校受験重視の方針で,家で勉強するために学校へ行かない,行かせないといった子の指導依頼を時々受けますが,学校教育をなおざりにするのを良いとは考えていません。不登校支援事業はあくまで本人の意思にそぐわず不登校になってしまった子を対象としております。学校を休んででも合格をと,そこまでお考えでしたら家庭教師,プレミアムの方をご検討下さい。家庭教師,プレミアムの方では受験指導を第一に指導に当たらせて頂きます。

指導料金ご予算,承ります。家庭教師とは異なり,顧問契約という形を取るため,無理のない範囲での指導が可能です。ただし最初の数か月は信頼関係構築のため,こちらから必要な指導,及びお見積りをご提案致します。そのため最初は費用がかさむとお考え下さい。信頼関係構築ができた後に,徐々にご予算に応じた指導へと移行していく形をとります。また,ご予算に応じて行えることは異なってきますのでご了承下さい。指導を通じて指導負担さえ軽くなれば,遠隔指導にて月数千円程度で行うことも可能です。

ご注意:これまでの指導では,概ね半年から一年あれば,大抵の子は何かしらの変化が表れ,環境への適応能力や学力の向上,意識の向上などが見られています。しかし不登校となってしまう要因や生活環境,趣味や性格まで千差万別で,未だかつてパターンに当てはめた同じ指導を行ってきたという子は一人もいません。毎回全く違うアプローチの仕方から指導に入り,常に手探り状態で改善を目指しています。そのため,何とか突破口を見つけて改善へ向かわせる自信はありますが,絶対のお約束はできません。また,保護者様の関わり方も大きく影響を及ぼすため,保護者様自身にも変わって頂く必要がございます。もちろん関わり方も含めてご相談には乗りますが,ペットシッターとはわけが違いますので,任せておけば大丈夫という安易な考えはお持ちにならないようにお願い致します。

ご相談お申し込み

指導開始までの流れ

問い合わせフォームよりご連絡を下さい。
:メール,もしくはお電話にてこちらからご連絡致します。
面談の日時を決定致します。 ※初回面談は料金を頂きません。
:面談にて状況を確認し,必要な指導,できること,できないことをお伝え致します。(勧誘は致しません)
:後日,お子様と保護者様でしっかりと話し合い,お力になれるようでしたら,改めてご連絡下さい。こちらからご連絡は致しません。
指導方針,方法の最終確認,システムのご説明,初回の指導日時を決定し,指導を開始致します。

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