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ダイエットも勉強も同じ。どう自分を追い込むかがカギ!

ダイエットの本来の意味,知っていますか?

ダイエットという言葉を知らない人はいないでしょう。今や世の中はダイエットグッズ,ダイエットの方法であふれていおり,その市場規模は年々増加しています。そんなダイエットですが,本来ダイエット(diet)とは「規定食」という意味であり,健康や肥満の防止のために食事を制限することを指します。つまり,健康を害するようなダイエットは本来の意味から外れるのです。

意識改革はお金がかからないダイエット法

さて,私は1つ面白いダイエット法,そして私自身もよく使うダイエット法を知っています。それは「自分の姿を鏡で見る。写真を撮る。」というダイエット法です。私はこの方法で59kgあった体重を49kgまで減らしています。もとより小柄なので太っているという程ではありませんが,やはりお腹周りには出てくるので,意識するようにしました。

もちろんただ見るだけ,写真を撮るだけではダイエットにならないので,食事制限で調整したりする必要はありますが,このダイエット法の最大のポイントは,『意識改革をする』という所にあります。

一般的に用いられる食事制限などのダイエット。これは「ダイエットしよう!」という意識に基づいた行動です。そのため,意識が薄れた途端,食事制限を忘れ,ダイエットは失敗します。

これに対して鏡や写真を見るダイエットは自分の不満な部分を直視する事になります。これにより「うっ…」って思ったり,「ヤバっ!」って感じたりと感情が動きます。この感情の動きが「ダイエットしなきゃ!」という意識につながります。

また,写真を比較することで違いを認識でき,それが喜びとやる気の持続にもつながってきます。体のどの部分をやせさせるか,といった具体的な目標も生まれます。

このダイエット方法のすごい所は,「行動を起こすための意識そのものを改革する」という所にあります。そのため,食事制限という短絡的なダイエットだけではなく,運動や日々の細かい生活まで意識⇒行動を起こせるようになり,結果として総合的にダイエットが成功するという仕組みです。実際,単に体重を減らすダイエットをしている人よりも,この意識から変えるダイエットを実践している方の方が維持しやすいという結果が出ているそうです。

ダイエットも勉強も根本は同じ

さて,なんでダイエットの話なんてしたのかと言いますと,勉強も同じなんですね。結局勉強するかしないかは自分の意思で決まります。その意思が強ければどんどん勉強するでしょうし,意思が弱ければすぐに逃げてしまって成績は上がりません。よって現実を直視する力が重要となってきます。

よくいませんか?テストの点数の部分を折り曲げる子(笑)やるなとは言いませんが,点数の部分を隠すという事は,自分の現実を直視する事から逃げている事になります。PHIでは「見られて恥ずかしいと思うならそんな点数取って来るな」と話しています。

ダイエットもそうですが,体重計に乗ったり,写真を見たり,昔着てた服が着られなくなったり,そういう事で「ダイエットしよう!」と認識するはずです。見られて恥ずかしい点数なら取らなきゃいいじゃないですか。

最も,点数を隠す事そのものを否定している訳ではありません。いじめられるとか,そういう社会的な理由がある時もあるでしょう。私がダメだと言っているのは,点数が低くて恥ずかしいなど,自分で何とか出来たはずなのにしてこなかった結果を直視しない事です。

現実の直視はとても辛い事です。PHIの指導でも今まで何人も涙を流しています。しかし現実を直視をしないと悔しさも生まれませんし,目標ややる気も生まれません。つまり「意識」が生まれません。意識が生まれないと「行動」も生まれません

ダイエットに例えるなら,鏡を見ない,写真を見ない,体重計にも乗らない,そんな状態でダイエットできますか?むしろダイエットしなければいけない状況すら認識してない可能性はありませんか?

現実を直視するのは簡単!

では最後に現実を直視する方法をお教えします。

「自分と見つめ合う事」

ただこれだけです。ダイエットも勉強も同じ。自分と見つめ合うからこそ,初めて問題点をちゃんと認識でき,どうするべきなのか,どうすればいいのかが見えてきます。

ではどうすれば自分と見つめ合えるのでしょうか。ダイエットなら鏡や写真で自分の姿を見る事ができます。勉強は?

テストで見る事ができます。テストの成績表はもちろんですが,実は答案にこそ自分の本当の姿がしっかりあらわれています。

PHIが解き直しを重視するのもそのためです。終わったから関係ないのではなく,終わったテストにこそ価値があります。しっかりと解き直しをして,どこで点が取れたはずなのかを考えて下さい。

見つめ合うのは自分。他人じゃない。

ここでもう一つ重要な注意点があります。

大切なのは「自分と見つめ合う事」です。他の人があれこれ言って指摘する事ではありません。指摘されるとシャットダウンして聞かなくなりますし,自分と見つめ合う事にもなりません。

ショック療法としてグサッと突き刺さる一言を与えて悔しがらせる方法はありますが,立ち直れる事を計算の上でないとうまくいかず,家族間で行うと加減がわからず叩きのめす事になりかねませんからオススメしません。

周りは黙っていて自分で考えさせ,後でその考えを口に出させる,それだけで十分効果があります。子供を信じて,考える時間をちゃんと与えてあげて下さいね(^^)

アドバイスするコールセンターの女性のイメージ

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