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この接し方では受験に失敗する!フェイスブックの実験と情動感染の正しい活用法

口に手を当てるお母さん

情動感染ってなに?

日本では,昔から,それこそ平安時代にはすでに悲しい事があった時にはみなで涙を共有する風習があったそうですが,その名残はやはり諸外国に比べて色濃く残っているようです。

さて,今日はそんな感情に重きを置く文化だからこそ,特に気をつけておかなければならない子育てについてお話致します。

情動感染」という言葉はご存知でしょうか?

漢字の意味そのままに,

情動:感情や心情の動き。
感染:影響を受け,染まること。

つまり,他人の感情の動きに影響を受けて,自分もその感情を抱くこと,をさします。

いつ起きるの?

この情動感染,いつ起きるのかといいますと,いつでも起きます

感情の欠落した人間でない限り,誰にでも起こります。

情動感染についてはFacebookの無断実験でも話題になりましたね。

フェイスブックはユーザーを対象に,ニュースフィードから特定の感情に関連するコンテンツの量を減らすことで,個人対個人の直接対話の外で「感情の伝染」が起きるかどうかを調べました。

ニュースフィードからポジティブな表現のコンテンツを減らしたところ,ネガティブな投稿が増え,ポジティブな投稿は減っていったそうです。

また逆に,ニュースフィードからネガティブな表現のコンテンツを減らすと,先程とは逆にポジティブな投稿が増えたそうです。

この実験により,Facebookで表現された感情は,それを見た人の感情に影響することが実証されたといいます。

これはSNSというソーシャルネットワークの中で起きている事ですが,実際の世界でも同様の事が起きるのです。

ドラマや映画を見て涙を流すのも同じ。

まぁあれは一時的な感染で,あまり自分の生活とリンクしていないとその時だけで終わってしまうのですが。

子育てにどう影響するの?

ではこれが子育てにどう影響してくるのかと言いますと,もう説明もいらないくらいそのままです(笑)

親の感情が子どもに感染する,という事です。

特に受験でよくありがちですが,親が不安になると子どもも不安になるのです。

親が自信を持っていると,子どもも自信を持つようになります。

逆に言いかえると,子どもの感情は小学生なら大部分,中学生なら半分ぐらい親から感染している事が多いので,親の感情次第で子どもの感情はある程度操作できることになります。

意識していようがしていなかろうが,親と顔を合わせている以上,必ず何かしらの感情が感染するのです。

親も子どもから感染する

ところが,親も人ですから子どもの感情が感染する事があるのです。

親が不安になる

子どもが不安になる

親がさらに不安になる

まさにデフレスパイラルならぬ,負の情動感染スパイラル

これが実際に起こりやすいのです。

そもそも情動感染というのは,平安時代から涙を共有する風習があったという話をしましたが,負の感情の方が感染しやすいのです。

それゆえ負の感情はスパイラルを起こしやすいのです。

負の情動感染スパイラルをどう防ぐ?

親が防波堤となって感情をコントロールして,子どもと負の情動感染スパイラルに陥るのを防ぐ。

子どもの前では受験を出来るだけ楽観的にとらえておく。

これに限ります。

言わずに我慢することが辛いのはわかりますが,感情で行動しないように注意しましょう。

何も話すな,意見するなと言っているわけではありません。

どうしようもない事を悲観しないで,建設的な考えや話をするという事です。

感情的に話すと情動感染を起こしやすくなりますから。

子どもと話をする時は,落ち着いて,よく話を聞いてあげるように心がけてあげて下さいね(^^)/

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学習法診断士。東京、千葉、埼玉を中心に独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて大手進学塾や個別指導塾、家庭教師といった教育機関で多数のミラクルと言われるような合格を打ち出す。2013年に株式会社学習法指導塾PHIを設立し、子供たちへ勉強のやり方の指導を始め、親への接し方の指導、セミナー活動、高校や大学での指導、塾や学校の先生などの教育者に対する指導、動物介在教育など多岐にわたって教育業に携わる。

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