日本初!勝手に勉強する子ができる塾

成績も子どもも釣り上げる目標設定法

必勝はちまきとシャープペンシル

目標設定

「テストで80点取ったらゲーム買ってあげる。」

よくありがちな子供の釣り方ですが,果たしてこれは効果的なのでしょうか?

これはどの世界で活躍する人間を育てたいかにもよりますが,一般的に物で釣って勉強をさせる場合には資金力がものをいいます資金力が切れれば子どものやる気もそこで途絶えます。とはいえ資金力と言ってしまえばそれまでなので,目標の与え方で工夫する方法をお話しましょう。

目標の難易度は安易に上げない

一般的には目標は上げていくものですが,目標を上げていってしまうと,子どもは諦めてしまうことになります。特に目標を達成してすぐに目標の難易度を上げられてしまうと,「もういいや」となりかねません。そのため,目標は安易に難易度を上げなくて済むように,最初から高い目標を設定しておくのがいいのです。よくワンステップずつ目標を立てるという話を聞きますが,これも大目標があった上で,そのためのスモールステップという目標の立て方の話です。ダイエットをするのに,最終目標を何キロにするか決めずに,1ヶ月に1kg減らす!なんてやりませんよね?スモールステップというのは,目的がないと終わりが見えなくてすぐに嫌になってしまうのです。

目標の難易度を上げるのであれば,報酬も上げる

よく「今回偏差値50取れたから,次は55ね!」と言った話を聞きますが,目標偏差値を5上げたことにより,報酬はどれだけ上がりますか?「自分のために勉強するんだから,そんなのない」という方も多いのですが,それこそ詭弁です。自分のための勉強なら最初から報酬など与えるべきではないでしょう。そのため,偏差値5を上げても手に入れたいと思えるだけの報酬を与えなければならないのです。目標を上げるのであれば,勝手に上げるのではなく,子どもと話した上で,納得できる報酬を提示するようにして下さい。

継続することで効果が得られる目標にする

もし80点取ったら,次の目標はどうしますか?90点に上げますか?70点を80点にするのに比べて,80点を90点にするのはかなり難しいので,次にこの目標を立てた所で,目標を1つ達成したらやめてしまう可能性が高くなります。やはり継続することで効果が得られる目標がオススメです。

たとえば,小テストで1ヶ月満点を取り続ける。一見難しそうですが,小テストであれば十分可能です。もしいきなりこれが難しそうならば,点数を下げる。とりあえず簡単なテストであっても長く継続させるのが効果的なのです。

1教科5点として合計25点上げる。これもすでに全科目90点だと次に続きにくい目標ですが,全科目80点の子までは使える目標です。先ほどの80点と何が違うのかというと,1つの教科で失敗しても,他の教科で挽回できます。これにより,入試に近い意識を持たせる事ができます

努力が金になることを教える

例えば,毎回テストの点数×10を毎月のおこづかいにする。これはかなり現金な子供を育てる事になりかねませんが,実業家や経営者,政治家や権力者,プロスポーツ選手といった教育資金が潤沢な方がこういう教育をしているケースはそこそこあります。成績がリアルにおこづかいに響くので,お金を得たければ努力をしろ,ということになるわけです。

また,ご褒美やお小遣いの使い道にもポイントがあります。

与えると勉強の足を引っ張る物はご褒美にしない

目標を達成したらゲームを与えるという話をよく聞きますが,ゲームを与えて勉強に差し支えは出ませんか?自分でメリハリをつけられる子ならばそれでも構いませんが,ゲームに没頭してそれが勉強に支障が出ることが目に見えているのなら,与えるべきではありません。これでは本末転倒です。

かといって,勉強に関係あるものをご褒美にしても喜ばなければご褒美になりません。そのため,その場限りのご褒美がオススメです。本や雑誌,服やアクセサリー,有料スタンプやライブチケットといった,与えてもその場限りで勉強に対して支障が出ないものならいいでしょう。

無形のサービスは割と使える

無形のサービスはその場限りで形に残らないので,勉強にはほとんど支障が出ません。例えばどこかのスイーツを食べに行くとか,映画やディズニーに行くとか。うまくいけば家族でのコミュニケーションの時間にもなりますし,家族でなかったとしても,誰かしらと楽しむ事が多いと思うので,机では学べない勉強につながる可能性が高くなります。

初めて満点。宿題頑張る!

おねだりの仕方を学ばせる

子どもはある時期からおねだりをすることで,物を得るという方法を覚えていきます。しかし,ここでおねだりを受け入れてから約束を与えると,努力せずに先に手に入れてしまうことになります。後から「約束だったよね?」と言っても子どもには通用しません。法的縛りがあるわけでもありませんし,目の前に楽しいものが来てしまえば,それを振り切って約束を守るなんてこともできません。

そこで,おねだりをするときには先に頑張って結果を出しておくことを教えるのです。これにより,子どもは先に頑張ってからおねだりしてきます。ただし,とても大変な注意点もあって,子どもの頑張りに気付けてあげられない親の場合,努力は無駄だという意識を埋め込んでしまいかねませんので,十分注意して下さい。

説得する方法を学ばせる

おねだりとも共通していますが,おねだりしてすぐに手に入れられることを覚えると,甘ったれに育ちます。そこで,説得の訓練と位置づけ,説得の仕方を教えるのです。この時は,単に反対するのではなく,どのように説得すればいいかをしっかりと教えてあげて下さい。でないと反対されて終わった,となりかねません。

例えば新しい服を買って欲しいとねだられた場合,

  • なぜ新しい服が欲しいのか。
  • 古い服はどうするのか。
  • いつもちらかっている服はどうするのか。
  • 以前買った服はどうなっているのか。
  • 新しい服を手に入れることで何が変わるのか

子どもの考えなので,そこまでしっかりと考えらえるわけもありませんが,考えることが大切なのです。怒らずに,「何となく!」ではなく,しっかりと理由を考えさせる機会にすることで,自然と説得する力を身に着けていけます。そしてこの力は国語力はもちろん,日常会話でも使えるようになってきます。

なお,説得は回数を重ねるほど成功確率が上がります。そのため,説得させることにより,自分も説得に応じやすくなってしまうという諸刃の剣でもあります。絶対に妥協しない点だけはハッキリさせて,説得させるようにしましょう。

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学習法診断士。東京、千葉、埼玉を中心に独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて大手進学塾や個別指導塾、家庭教師といった教育機関で多数のミラクルと言われるような合格を打ち出す。2013年に株式会社学習法指導塾PHIを設立し、子供たちへ勉強のやり方の指導を始め、親への接し方の指導、セミナー活動、高校や大学での指導、塾や学校の先生などの教育者に対する指導、動物介在教育など多岐にわたって教育業に携わる。

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