日本初!勝手に勉強する子ができる塾

占いを用いた、できると思わせる暗示のかけ方

青空を見上げる女の子

朝の占いで気分が決まる

朝の占いと言えば,テレビを朝つけている人なら誰でも見たことがあるのではないでしょうか?

血液型占いだったり,星座占いだったり,ニュースのちょっとした合間に流れますよね。

そんな時,自分の星座や血液型の運気が一番よかったら,ちょっと得した気分になりますよね。

ラッキーカラーは赤と言われれば,その日一日赤を意識してしまうことも(笑)

さて,そんな占いですが,私は正直な所,信じてはいません。

信じてはいませんが,いい結果だった時には信じるようにしています(笑)

経験ある方も多いのでは?

これを子どもの教育に使うと,うまくいくこともあるのです。

一見すると信じていなさそうに見えても,ちょっとでも意識すると気分に影響を及ぼすのです。

こんな実験をした人がいました。

当たっていると嬉しくなって意識してしまう心理

学生に「テストの結果であなたの性格を診断する」と嘘を付き,簡単なテストをした後に,事前に用意していた下記の文章を見せてどういう反応を示すかという実験を行いました。

あなたは他人から好かれたい、賞賛してほしいと思っており、それにかかわらず自己を批判する傾向にあります。また、あなたは弱みを持っているときでも、それを普段は克服することができます。あなたは使われず生かしきれていない才能をかなり持っています。外見的には規律正しく自制的ですが、内心ではくよくよしたり不安になる傾向があります。正しい判断や正しい行動をしたのかどうか真剣な疑問を持つときがあります。あなたはある程度の変化や多様性を好み、制約や限界に直面したときには不満を抱きます。そのうえ、あなたは独自の考えを持っていることを誇りに思い、十分な根拠もない他人の意見を聞き入れることはありません。しかし、あなたは他人に自分のことをさらけ出しすぎるのも賢明でないことにも気付いています。あなたは外向的・社交的で愛想がよいときもありますが、その一方で内向的で用心深く遠慮がちなときもあります。あなたの願望にはやや非現実的な傾向のものもあります。

Forer, B. R.(1949). The fallacy of personal validation: A classroom demonstration of gullibility. Journal of Abnormal and Social Psychology, 44, 118-123.

1948年にアメリカの心理学者であるバートラム・フォアラーが行った実験です。

この文章を見せられた学生の多くが,「自分に当てはまっている」と答えたのです。

当然いろいろな性格の人が受験しているので,たまたま全員同じ性格だったとは考えられません。

この中の文章の一部が自分に当てはまった。

ただそれだけの話です。

でもその一部当てはまったのが他のもあっていると思い込んでしまって,結果として自分の性格と合っていると思い込んでしまうのです。

これをバーナム効果といいます。

つまり,占いも所詮このバーナム効果で説明ができてしまうのです。

よってその星座や血液型の人の運勢を占っているとは言えません。

でも自分の星座や血液型の名前が出てくると,意識はしてしまうものです。

そしてそれがいい結果だと嬉しい気分になるのも確かなのです。

教育への応用

さて,これを子供の教育に応用して,何か思い込ませるようにすると,気分が乗りやすくなります。

「今日のラッキーカラーは青なんだって。青を持っていると集中力が上がるみたいだよ!」

とか,

「紫が好きな子は成績が伸びやすいみたいよ?」

とか。

デタラメですけど,もっともらしく適当な事を言っておくと,子どもは「嘘だー(笑)」とか言いながらも,気分よくなって頑張るものです。

私なんてもっと適当ですよ(笑)

生徒 「ダメだー先生。全然解けない!」

先生 「おかしいなぁ。誕生日いつだっけ?」

生徒 「4月1日だけど…」

先生 「でしょ?4月1日生まれの男の子は図を綺麗に書いて考えれば難しい問題も解けるってなってるんだけどなー。」

生徒 「なんだよそれ。意味わかんねーよww」

こんなノリです(笑)

もちろん適当です。

生徒本人も嘘だとわかっています。

嘘だとわかっていても,「誕生日」「男の子」「字が汚い」に当てはまっていると,自分の事だと意識してしまいますので,「難しい問題も解ける」と思ってしまうのです。

まぁ「字が汚いから解けてないんだよ。」っていうヒントは与えてはいますが(笑)

それでも子どもはとりあえずやってみようとするものです。

そして実際解けちゃうこともしばしば。

思い込みって凄いですね( ̄ー ̄)

嘘かどうかは関係ない。信じるかどうか,ただそれだけ。

あからさまなウソだろうがそんな事は関係ありません。

子どもができると思い込む要素を与えてあげる事が重要なのです。

「こんな点数じゃろくな学校に行けないわよ!」

こういう事を言っていると,

「こんな点数を取っているからろくな学校に行けないんだ。」

って思いとは逆の暗示をかける事になっちゃいますのでご注意を(笑)

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ABOUT US

1981年生、千葉県出身の学習法診断師。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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