机の上と学力の相関性
以前の話の続きになります。
⇒ 机の上と学力の相関性
前回は机が整理されていない事と、成績が伸びない事はあまり関連がないという話をしました。
ただし、未使用教材で埋もれている机の子は伸びる可能性が低くなります。
正確には、とりあえずやり込めばある程度までは伸びますが、トップを狙いに行くような子にはなりません。
例えばこんな感じの子です。
- チャレンジやZ会、学研などの通信教育をやってはいるものの、やらない部分が多すぎて、机に山になっている。
- 問題集や参考書など、色々買ってはみるものの、どれも中途半端で山になっている。
- 塾に行ってはいるものの、教材が沢山あって、やらずに机に積もらせている。(公文も同様)
これらの状態に該当している場合は、ある程度の成績まで伸びますが、それ以上伸びなくなります。
理由は簡単。
消化不良を起こしているからです。
これらの状態で机が散らかっているのは、消化不良を起こしている証拠です。
やらなきゃならないという気持ちだけ先行して、こなす量がついて行っていないんですね。
特に使っていない教材が多いケースは、親だけが先走ってしまっている場合がほとんどです。
さて、ではどこまで伸びるのかといいますと、やってある問題のレベルまで、です。
例えば基本問題までしか解いていない状態が多ければ、どれだけ頑張っても基本レベルまでしか解けません。
標準レベルまでしかやってない子は標準レベルまでしか解けません。
応用レベルまでやっている子は…
という子はまずいません。
もし応用レベルしかやらずに他を捨てているとすれば、それは天才のレベルなので、机の上の汚さと学力は連動しません。
本当に応用までできる子は消化不良なんて起こしませんから。
むしろ標準までやっている子の方が怪しいですね。
おそらくちょっとかじってわからない所は答えを書いて放置、でしょう。
相関の限界を超えるためには
さて、ではどうすれば机の上と学力の相関の限界を超えられるのでしょうか?
簡単です。
全部捨てて下さい。
どうせやってないものなんて必要ありません。
って言っても多分捨てられませんね。
どれも必要だと思っているはずですから(笑)
ファイの学習法診断で全ての教材を送って頂ければ、学力や学習法を分析の上、本当に必要な教材に絞ることができます。
もしご自身で捨てられないのであれば、こちらで処分して差し上げますよ。
冗談ではなく、大真面目に。
実際、ファイに通っている子も、これから通う子も、そういう状態とわかれば、全部持ってきて頂いて、必要ないものを処分してしまいます。
家庭訪問をして処分した事もあります。
やるものを絞り込むのは実はかなり大切です。
時間は有限ですからね!
今後の伸びが心配な方は診断できるのでお申し込み下さい(^^)/
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