目次
受験にどう役立つ?
プチャーチン,ムッソリーニ,UNCTADあたりは言葉ぐらい知っておいて欲しいところです。
最も全部覚える必要はありません。
子どもの知識にちょっとひっかかりそうなものが1つでも話題になれば十分でしょう(*´з`)
なお,1872年の明治の改暦以前の出来事に関しては,暦が何度も変更されているため,あくまで参考程度のネタとお考え下さい。
1283年:鎌倉の大仏
鎌倉の大仏の建立が開始された。
もっとも鎌倉の大仏は謎が多く,未だによくわかっていないことが沢山あります。
今まで野ざらしにされていたと思われていた大仏も,実は大仏殿が存在したことがわかったのは2000年になってから。
それでも入試では出てくるのが鎌倉の大仏です。
1854年:プチャーチン
ロシアの使節,プチャーチンが2回目の来日。
ペリーが日本へ来た1853年にも,ペリーから1ヶ月遅れて日本に来日しています。
ペリーと比べるとあまり出てきませんが,鎖国中の出来事として,ロシアの動向は割と重要です。
ラクスマンとレザノフも鎖国中に来ていますしね。
1887年:所得税法
日本で初めて所得税に対して課税する法律が公布された。
歴史としては重要ではありませんが,所得税は公民の重要単元の1つ。
所得税とは何かぐらいは給与明細を子どもと一緒に見ながら話しておくといいでしょう。
1919年:ムッソリーニ
イタリアのムッソリーニがファシスト党を結成。
1919年と言えば,ベルサイユ条約の年。
ベルサイユ条約と言えば,第一次世界大戦の講和条約。
そしてファシスト党と言えば,第二次世界大戦の要となる組織。
つまり,第一次世界大戦が終わったと同時に,すでに第二次世界大戦の火種がくすぶり出していた,ということです。
とても重要な内容なので,ドイツのヒトラー,日本の近衛文麿,東条英機と合わせて確認しておくといいでしょう。
1945年:ひめゆり学徒隊
沖縄で看護訓練によってつくられたひめゆり学徒隊を動員。
合計200名以上が犠牲になっています。
ひめゆり学徒隊は沖縄戦の単元において外せない部隊でしょう。
もっとも戦争なら8月に様々な番組で取り上げるため,あえて今日取り上げる必要もないかも知れません。
1950年:世界気象機関
世界気象機関(WMO:World Meteorological Organization)が発足。
WHOやWTOほど出てきませんが,国連機関の1つとしては知っておくといいでしょう。
世界各国の気象情報を集めています。
戦後5年ほど経ってできた組織です。
1964年:UNCTAD
第一回国際連合貿易開発会議(UNCTAD:United Nations Conference on Trade and Development)が開催。
要するに発展途上国の経済発展と南北問題の経済格差を話し合うための会議。
英語の略称は選択肢の一つとして出てくることはよくあるため,知らないよりは知っている方が解きやすくなるでしょう。
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