目次
受験にどう役立つ?
織田信長,徳川綱吉,北里柴三郎,志賀潔,岩倉具視。
この辺りは受験でも必須の人物です。
一気に全員を確認する必要はありませんが,知らない人物がいたらちょっと調べるぐらいしておくといいでしょう。
1575年:石山合戦
石山本願寺と織田信長が1570年~1580年にかけての戦いで,発端は1488年の加賀一向一揆まで遡ります。
テキストでは加賀一向一揆があった,で終わっていますが,実はこの後100年近くも続いているんですね。
その最後の戦いが石山合戦。
この戦いを最後に,一向宗(浄土真宗)の一揆は収束に向かいました。
1872年:書籍館(しょじゃくかん)
書籍館(しょじゃくかん)開設。
書籍館というのは,昌平坂学問所跡に開設した日本初の公共図書館です。
昌平坂学問所というのは,5代将軍徳川綱吉が作った学問所で,朱子学を学ぶ場所として作りました。
現在の御茶ノ水駅の目の前ですね。
昌平坂学問所は綱吉関連で割とよく出るので,押さえておきましょう。
1904年:小泉八雲
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)がアメリカでKwaidan(怪談)を出版。
外国人でしたが,日本国籍を取得したため,小泉八雲と名乗って日本の怪談話をまとめて出版しました。
文学が絡まないと出てきませんが,時々名前を見かけるので,知っておいて損はないでしょう。
1908年:北里柴三郎・志賀潔
北里柴三郎と志賀潔が東京帝大医科大学(現在の東大医学部)に癌研究会を創設。
北里柴三郎は破傷風の血清療法を確立,志賀潔は赤痢菌を発見した人物で,入試でも出てきます。
北里柴三郎については以前まとめているので,そちらも合わせてご覧下さい。
⇒ 新紙幣発行!受験で役立つ話題のまとめ
1951年:岩倉具視
岩倉具視が500円札の肖像画に。
岩倉具視は岩倉使節団のリーダーですね。
とても重要な人物なので,写真を見てわかるようにしておきましょう。
1951年:米屋
戦前まで行われていた米の配給がなくなったため,民間の米屋が復活。
戦争中は配給と呼ばれるシステムで,米は国から支給されていました。
現在配給というシステムは日本ではなじみがないため,子ども達はいまいち理解できない所の1つでもあります。
どんなものか,話せるようなら話してあげるといいでしょう。
1989年:アラファト議長
パレスチナ自治政府の初代大統領にアラファト議長が就任。
アラファト議長はPLO(パレスチナ解放機構)の中心人物で,ノーベル平和賞も受賞している,としてテキストに登場することもありますが,パレスチナ自体がよくわからない子も多いため,結局何をした人なのかわからない子もしばしば。
簡単に説明すると,パレスチナはユダヤ教とキリスト教,イスラム教の3つの宗教の聖地が重なっているため,争いになっており,パレスチナ自治区はイスラエルと領土争いを繰り広げている場所になります。
パレスチナについては以前の記事も合わせてお読み下さい。
⇒ 中東情勢を子どもがわかるように、寸劇にしてみた
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