目次
中学受験によく出てくる星座
- こと座:夏の星座で夏の大三角を構成する1つ。一等星はベガ(青白)。
- わし座:夏の星座で夏の大三角を構成する1つ。一等星はアルタイル(白)。
- はくちょう座:夏の星座で夏の大三角を構成する1つ。一等星はデネブ(白)。
- さそり座:夏の星座で、南の低い空に見える。一等星はアンタレス(赤)。
- カシオペヤ座:北極星を探すためによく使われるWの形をした星座。
- ペガスス座:秋の大四角形を作る星座。
- オリオン座:中央の三つ星が有名な星座で冬の大三角を構成する星の一つ。。一等星はベテルギウス(赤)とリゲル(青白)。
- おおいぬ座:冬の大三角を構成する星の一つ。一番明るい一等星シリウスがある星座。
- こいぬ座:冬の大三角を構成する星の一つ。一等星はプロキオン(黄白)。
- おうし座:すばる(プレアデス星団)があり、一等星はアルデバラン(赤)。
- おおぐま座:ひしゃくの形をした北斗七星がある星座。
- こぐま座:北極星(ポラリス)がある星座。
- おひつじ座:3/21 〜 4/19
- おうし座:4/20 〜 5/20
- ふたご座:5/21 〜 6/21
- かに座:6/22 〜 7/22
- しし座:7/23 〜 8/22
- おとめ座:8/23 〜 9/22
- てんびん座:9/23 〜 10/23
- さそり座:10/24 〜 11/22
- いて座:11/23 〜 12/21
- やぎ座:12/22 〜 1/19
- みずがめ座:1/20 〜 2/18
- うお座:2/19 〜 3/20
ペルセウス座
登場人物
- ペルセウス:ゼウスとダナエーの間に生まれた英雄。
- メドゥーサ:髪の毛がヘビになっていて、目を見たものは石になってしまう怪物。
- アンドロメダ:エチオピアの王の娘。
- ケートス:エチオピアを襲った海の怪物。
- ペガサス:翼がある空を飛べる馬。
おおまかなお話
ペルセウスはとある国の王様に「メドゥーサの首を持ってこい」という、とても危険な命令を出されました。メデューサは、その目を見た者は石になってしまうというとても危険な怪物のため、女神アテナやヘルメス達の力を借りることにしました。神々から光る盾、姿が消える兜(かぶと)、剣、空を飛べるサンダルを授かったペルセウスは、これらの道具を使い、盾に写ったメデューサを見ながら戦うことで石にならないようにし、メデューサを倒すことに成功しました。
メデューサを倒すと、その血の中からペガサスが出てきたので、それに乗り、メデューサの首を持って帰りました。その道中、アンドロメダが岩に縛り付けられて、ケートスという海の怪物のいけにえに捧げられているのを見かけました。そこでペルセウスはメデューサの首を使い、ケートスを石化させて、アンドロメダを救い出しました。こうしてペルセウスとアンドロメダは結婚して幸せに暮らしました。
なお、ペルセウスはペルセウス座、アンドロメダはアンドロメダ座、ケートスはくじら座、ペガサスはペガスス座になりました。
アンドロメダ座
登場人物
- アンドロメダ:エチオピアの王ケフェウスとその妃カシオペヤの娘。
- カシオペヤ:エチオピアの王ケフェウスの妃で、アンドロメダの母。
- ペルセウス:ゼウスとダナエーの間に生まれた英雄。
- メドゥーサ:髪の毛がヘビになっていて、目を見たものは石になってしまう怪物。
- ポセイドン:海を司る神で、地震もコントロールできるとも言われている。
- ケートス:エチオピアを襲った海の怪物。
おおまかなお話
カシオペヤは自分の美しさ、もしくは娘のアンドロメダの美しさを自慢し、海の女神たち(ネレイデス)よりも遥かに美しいと言っていました。これを聞いたポセイドンは怒り、ケートスという海の怪物をエチオピアに送り込み、暴れさせました。
これに困ったエチオピア王ケフェウスは、神に助けを求めたところ、アンドロメダを生贄(いけにえ)にすれば、ケートスは鎮められると聞きました。そこでケフェウスはアンドロメダをケートスのいけにえにするために、鎖で岩に縛り付けました。
そこへ通りかかったのが、メデューサを倒して帰る途中のペルセウスでした。ペルセウスは倒したメデューサの首を使い、ケートスを石に変え、アンドロメダを救いました。こうして二人は結婚して、幸せに暮らしました。
なお、アンドロメダはアンドロメダ座、カシオペヤはカシオペヤ座、ペルセウスはペルセウス座、ケートスはくじら座になりました。
こと座
登場人物
- オルフェウス:竪琴(たてごと)の名手。
- エウリュディケ:オルフェウスの妻。
- ハデス:冥界の神。ゼウスとポセイドンの兄。父はクロノスで母はレアー。
おおまかなお話
むかし、オルフェウスという竪琴(たてごと)の名手がいました。彼の奏でる音色は、動物や植物までも魅了するほどでした。しかしある日、愛する妻エウリュディケが毒ヘビに噛まれて命を落としてしまいます。諦めきれないオルフェウスは生きたまま死者の国へ向かい、冥界の神であるハデスへ生き返らせてくれるようにお願いをしました。あまりに美しい演奏でハデスの心を動かして妻を連れ戻す許可を得ましたが、「地上に出るまで絶対に後ろを振り返ってはならない」という約束をしました。
オルフェウスは約束通り、振り返らずに戻りましたが、あと一歩で地上というところで、心配のあまり振り返ってしまい、妻は暗闇へ引き戻されてしまいました。悲しみに暮れたオルフェウスの死後、父であるゼウスは彼の愛用した竪琴を空に上げてこと座にしました。
なお、こと座の一等星はベガで、夏の大三角を構成する星の一つです。
わし座
登場人物
- 大ワシ:ゼウスに使えていたワシで、一番強力だと考えられている「雷の矢」を運んでいた。
- ゼウス:ギリシャ神話の最高神。父はクロノス(農耕の神・時を司る神)で母はレアー(大地と豊穣の女神)。
おおまかなお話
ギリシャ神話では、最高峰の神ゼウスに忠実に仕えた「巨大で賢い大ワシ」として登場しているか、もしくはゼウスが変身した姿として描かれています。
ゼウスの使いとしての大ワシの一番重要な仕事は、ゼウスが戦いで使う強力な武器「雷(いかずち)の矢」をつかんで運ぶことでした。また、神々の宴会でお酒を配る役が足りなくなった際、ゼウスの命を受けた大ワシは地上へ飛び立ちました。
ゼウス自身が変身したとされるお話では、世界一美しいと言われた美少年ガニュメデス王子を気に入り、空高く神々の国へと連れていったと言われています。この王子はのちに「みずがめ座」になったとされています。
なお、わし座の一等星はアルタイルで、夏の大三角を構成する星の一つです。
はくちょう座
登場人物
- フェートン:太陽の神(へーリオス)の息子。キグナスの大親友。
- キュクノス(キグナス):ペルセウスの孫。フェートンの大親友。キグナスにはいくつかの逸話があり、ポセイドンの息子という話や、アポロンの息子という話もある。
- アキレウス(アキレス):無敵の肉体を持ちながら、かかとだけが唯一の弱点だった英雄。
- アポロン:ゼウスの息子。太陽や音楽、予言、弓矢などを司る芸術的な才能に恵まれた美しい神。
- フェリオス(ヘリオス):太陽を神格化した神。後世ではアポロンとフェリオスが太陽神として同一視されているが、古代ギリシャ神話では、馬車で引っ張って太陽を東の空から上げていたのはフェリオスとされている。
おおまかなお話
ペルセウスの孫としてのお話
ある日、フェートンは太陽神である父の「太陽の馬車」を勝手に持ち出しますが、馬を制御できずに暴走させてしまいます。暴走した馬車は気性が荒く、地上を焼き尽くしそうになってしまったため、最高神ゼウスが雷を落とし、馬車を墜落させ、フェートンも川へ落ちて命を落としました。
それを知った親友のキュクノスは、親友の遺体を見つけて手厚く葬るため、何度も冷たい川底へ潜り探し続けました。しかし人間の体では限界があり、なかなか見つけることができません。その深い友情に心を打たれたゼウスは、キュクノスを水に潜るのが得意な美しい白鳥の姿に変えてあげました。白鳥となったキュクノスは、その後も親友を探して水中に首を突っ込み続けたといいます。ゼウスはその強い絆を称え、彼を夜空へあげて「はくちょう座」にしました。
ポセイドンの息子としてのお話
キュクノスはポセイドンと女神の間に生まれた英雄で、白鳥のように真っ白な肌と、どんな武器も跳ね返す頑丈な体を持っていました。トロイア戦争が始まると、キュクノスは自分の国を守るために出陣し、ギリシャ軍の最強の英雄アキレウスと激しい一騎打ちを繰り広げます。アキレウスがどれだけ剣を振るい、槍を突き刺しても、神の血を引くキュクノスの体を傷つけることはできませんでした。一向に傷つかないキュクノスに手こずったアキレウスは、力任せに彼を押し倒し、兜の紐で首を絞めるという力技に出ます。息が絶えそうになったその瞬間、父親である海の神ポセイドンが息子を哀れみ、息を引き取る前にその体を美しい一羽の白鳥へと姿を変えさせました。こうして空へと飛び立った白鳥が、夜空に輝く「はくちょう座」になったとされています。
アポロンの息子としてのお話
キュクノスはアポロンと女神の間に生まれた大変美しい少年で、同じくアポロンの血を引く少年フィリオスと大の親友でした。しかし、キュクノスは気むずかしい性格をしており、フィリオスの試練として「ライオンを素手で倒す」「巨大なハゲワシを捕まえる」といった危険な無理難題を次々と命じます。フィリオスは友情を示すため見事にこれらを成功させました。ところが、キュクノスがさらに「素手で暴れ牛を捕まえろ」と命じたことで、ついにフィリオスも愛想を尽かします。頼みを断られたキュクノスは激しいショックを受け、絶望のあまり崖から飛び降りてしまいました。息子の死を知った父アポロンは深い悲しみに暮れ、彼が命を落とす直前にその体を一羽の美しい白鳥へと姿を変えさせました。こうして空へと舞い上がった白鳥が、天に昇って「はくちょう座」になったとされています。
なお、はくちょう座の一等星はデネブで、夏の大三角を構成する星の一つとなっています。
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