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学校見学で見るべき裏話。選んではいけない、ダメな学校の見抜き方。

選んではいけない学校の見抜き方

学校選びの方法

お母さん

「学校ってどうやって選べばいいのでしょうか。資料は見ているのですが、正直パッとしたところがなく、どうしても偏差値が高い学校がいいと思ってしまいがちです。」

確かに資料も大切ですが、それ以上に大切なのは子どもが通っているときの様子を考えることです。

果たしてこの学校でどんな学校生活を送るのか。

偏差値や進学実績、説明会での先生の話は理想像であり、自分の子どもがその理想通りピッタリはまるかどうかはわかりません。

予想したところで当たるかどうかもわかりません。

ただ、失敗するリスクが高い選び方があるのは間違いないのです。

ここではそのようなリスクを回避するための方法を、実際に相談を頂いた内容や、失敗談を基に紹介していきます。

文化祭

お母さん

「文化祭に行った時に、気を付けて見て置いた方がいいところはありますか?」

あります。

その学校の生徒が何を楽しんでいるか、はよく見ておくといいでしょう。

一般的には「学校の雰囲気を」と抽象的な説明をされることが多いのですが、雰囲気を見ても大してわかりません。

なぜなら、楽しくない文化祭には誰も来ないからです。

毎年誰かが来るということは、楽しいから来るのです。

なので、ただ楽しいかどうかではなく、何を楽しんでいるのか、はとても重要な指標になります。

例えば、装飾や設備にめちゃくちゃ力が入っている学校があります。

こういう学校は、準備段階から団結して文化祭を楽しんでいた様子がうかがえます。

大がかりな装飾や設備は、個人の力だけでは難しいですからね。

研究発表の紹介に力を入れている学校もあります。

この場合、研究内容を見ることにより、先生の指導の方向性を見ることができます。

よくあるのが、コピペやテンプレのような内容の羅列で展示してあるもの。

いかにも「うちの生徒はこんな勉強を頑張っています!」みたいに展示してありますが、やらされているだけで、主体的に行っているわけではない可能性が高いでしょう。

逆にどう考えれも趣味だろ、と思えるような展示が多い場合は、自主的に取り組んでいる可能性が高いでしょう。

この辺りを見ても、エセ進学校と進学校の差が如実に表れます

裏技として、活気がないところへ行ってみるという方法もあります。

通常、文化祭で活気がない場所というのは、日常的に活気がない可能性が高いのです。

それがもし職員室周辺だったら…

話すまでもなく、どういう学校か想像つきますよね。

そして活気がない場所や視覚は、情事のたまり場にもなりやすいものです。

そこで在校生が何をしているのか。

そこからも表には出ていない裏の生活、つまり理想通りに行っていない可能性が高い子の様子が見て取れます。

もし可能なら、そこにいる生徒に話しかけてみましょう

一般的に表に立っている生徒は学校の顔になりうる生徒たちですが、表にいない生徒たちが実際には学校に入った後に接する可能性がある生徒たちです。

文化祭は本音が表れやすい場面ですから、ぜひ普段見られない本音の部分を見るようにしてみて下さい。

なお、最近は新型コロナや防犯の観点から、文化祭を一般公開していない学校や、Youtubeで配信する学校が増えてきました。

学校側が公式に発信する情報は、雰囲気を知る手がかりにはなりますが、フィルターやバイアスがかかっているため、それを学校選びの判断基準にはしない方が賢明です。

偏差値で決めるのはリスクが大きい

お母さん

「受験校は1校決まっているのですが、それ以外が決まっていません。特に行きたいと思えないなら、第一志望1つでいいかと思っているのですが、ダメですか?」

ダメではありませんが、その1校をどう選んだか、は重要です。

もし仮に偏差値や進学実績、学歴で選んだのだとしたら、失敗したときのリスクが大きすぎるでしょう。

中学受験は本人の受験とはいえ、まだ親の受験ともいえます。

学校選びもその一つで、当然子どもに合った学校を選ぶ事が親の責任の一つになります。

安易に偏差値や距離だけで決めるのは賢明とは言えません。

やはり最低5校は第一志望にしてもいいと思える学校を選び、その中から最終的に絞り込んでいくのがいいでしょう。

選び方さえ間違えていなければ、1校のみでも問題ありません。

学校までの距離

お母さん

「あまり遠いところに行かせたくはないのですが、どのくらいの距離まで考えておくのがいのでしょうか。」

結論から申し上げますと、受験に距離は関係ありません

新幹線通学をしている子も実は結構います。

寮に入って生活する子もかなりいます。

ここ最近はよりよい教育環境を目指して、あえて遠いところを選ぶ家庭も増えてきています。

そして近い方がいいのではないか、と言うことに関しても、実はそうでもないことがわかってきています。

もちろん家が近ければ、通学途中に犯罪に巻き込まれる可能性が少なくはなります。

しかしながら、子供の生活面と照らし合わせると、あまり近いと、だらけて時間にルーズな子になってしまうことが多いようです。

逆に遠い子は、その時間を有効に使うことを考える傾向にあります。

これが何年間も積み重なることにより、時間の有効活用方法で大きな差が出てきます。

やはり中高一貫で6年間電車やバス通学をしてきた子と、家から徒歩10分の学校に通っている子の時間の使い方は歴然としています。

途中の頼道が心配

お母さん

「遠いのは構わないのですが、途中の寄り道が心配です。何か対策はあるでしょうか。」

まぁ性格にもよりますので、一概に寄り道が心配とは言い切れません。

むしろ遠い子ほど、あまり寄り道をしない子が多いようです。

やはり早く帰りたいのでしょう。

そして学校の先生も、寄り道として人気のスポットは把握していることが多いので、大抵の場合、見つかって注意されます。

心配なら、実際に学校に通う時間に行って調べてみるのがいいでしょう。

こうすることで、予めその学校の生徒がどんな生活をしているのか、見ることができます。

ただ、誤解して頂きたくないのは、そういう行動があるからダメだ、というわけではない、ということです。

子ども自ら事件や犯罪を回避できる教育をするのも親の役目です。

あまり極端に遠ざけていると、大人になって独り立ちした時に対処法がわからず、取り返しのつかない事にもなりかねません。

これが箱入り娘の怖いところでもあります。

結局どんなに万全を期したつもりでも、起こるときは起こってしまいます。

必要以上に怖がるよりも、通うときのことを考えて、安全を確保についても考えておきましょう、ということです。

学校の先生の雰囲気

これは学校案内や資料にも載っていません。

やはり自分の目で確かめるのが一番です。

もちろん1人の先生の印象だけでその学校全体が決まるわけではありませんから、個人を見ないようにしましょう。

大切なのは学校としての教育方針の部分です。

例えば学校の前を通る人全てに挨拶をしている先生や警備員。

生徒とすれ違うたびに必ず声をかける先生。

これらはその先生個人としてやっているというよりも、学校としての方針だと思って間違いないでしょう。

こういう学校としての方針が表れている部分に注目するといいでしょう。

子どもはこの部分の影響を受けて6年間過ごしていくわけですから。

先生の靴

意外と知られていないのですが、先生の靴で学校の状況がある程度わかります

一般的に学校の先生の靴は、

  • 運動靴
  • サンダル
  • 革靴

の3つのどれか分かれます。

教務に直接かかわっていない先生は革靴の事が多く、事務員さんは運動靴。

教務系の先生は運動靴かサンダルの事が多いようです。

ここで注目すべきは教務系の先生の靴です。

サンダル率が高い学校は平和な学校であることが多い傾向にあります。

もし荒れていたり問題がしょっちゅう起きる学校であれば、サンダルではすぐに駆けつけられませんからね。

サンダルを履いていられるのはその必要がない学校だということです。

もしくは、先生たちが傲慢になっているか、ですね。

「先生失格」の記事にも書きましたが、理事長が傲慢な学校は、トラブルが起きていても対応が「あぁまたか」みたいな風潮があり、サンダルを履いているケースがよくあります。

では運動靴の学校が荒れているのかというと、必ずしもそうではありません。

最近は学校内であっても不審者による物騒な事件が起きています。

そういう事態にすぐにかけつけられるように、運動靴を履いている学校もあります。

ここは見極めが必要なところですが、生徒のトラブルのために運動靴を履いているのか、それとも事件事故のために運動靴を履いているのか、は大きな違いです。

全員そろっているか、一部の先生だけか、でも区別できますので、何人かの先生を見て、総合的に判断して下さい。

トイレ

古いとかは置いておき、トイレの綺麗さはその学校の本質を表していると思って間違いないでしょう。

あまりにも汚い所は、先生方の教育が行き届いていない可能性があります。

落書き、器物破損などのその最たる例です。

もちろん学校側がお金をかけて清掃を頼んでいる所もあります。

こういう学校はすぐに綺麗にしてしまうため、わからないじゃないかと思われるかもしれませんが、それはそれで構わないのです。

ブロークンウィンドウ現象というものがあります。

一台の車を放置しておいても、特に変化はありません。

しかしその車の窓を1枚割って放置すると、あっという間に次から次へと破損が広がり、タイヤから何から持って行けるものは全て持ち去られてしまった、という心理実験です。

これは窓が割れていることにより、「あ,こういう事が許されているんだ」という思いを伝染させたと考えられます。

つまり、校内の落書きや器物破損も同様で、早いうちに片づけなければ、闇の部分がどんどん広がっていってしまうのです。

生徒の様子

すれ違うと「こんにちは〜」と生徒が挨拶をしてくれる学校があります。

私立ではそういう教育をしている所が多いですが、これらは学校の教育なくして成り立ちません。

服装も重要です。

特に学校を出た後の。

校内ではスカートを普通にしていても、学校を出た途端、スカートを折って短くしてしまう子も少なくありません。

地域住民のうわさ

これはなかなか勇気がいるかもしれませんが、その学校の近くの人に、その学校の生徒たちをどう思うかを聞いてみましょう。

コンビニの店員が比較的様子をわかっていることが多いですね。

これで生の情報が手に入ります。

ただし、コンビニオーナーに関しては地元と癒着している可能性もあるため、できればバイトから情報を仕入れる方がいいでしょう。

いい情報は雑誌やなんかでも手に入れられますから、悪い噂の方を聞いておいて、考慮の対象するといいでしょう。

ただし、どんなに子供に合った学校であっても、完璧な教育など存在しません。

過剰に反応しないように注意して下さい。

先生方の身だしなみ

なかなか目が肥えている人でないと区別がつかないかも知れませんが、先生の身なり服装は学校の本質をかなり表しています

最も説明会においてはみんなそれなりに身なりを気にしていると思いますので、一見差がないようにも感じられます。

しかし、こういう説明会だからこそ差が表れる方がいるのです。

それが校長や理事長といった運営に決定権を持った方々です。

このポジションの方々は、こういう機会に高価な装飾品を身にまといます。

他の先生方もそれなりのものを身にまとってきますが、それでも明らかに別格という場合があります。

こういう学校はワンマン経営の場合が多く、職員である先生方の意見は通りません。

つまり、鶴の一声で運営も教育方針も変わってしまう学校なのです。

そしてこういう学校は、先生方が業務に忙殺されていることが多く、理想をいくら掲げても現実とのギャップが大きい場合が多いのです。

特に小規模かつ一族経営の学校に多い傾向があります。

もちろんそれがいい方向に働く場合もあります。

例えば買収や合併を経て、外部から来た方が校長や理事長を行っている場合です。

この場合は学校の古い悪しき習慣を一掃してくれる可能性が高く、教育がいい方向へ変わることが期待できます。

上の立場の先生と他の先生との会話

先生同士の会話の仕方にも学校の様子がよく表れます。

特に上の立場の人とそうでない人との会話は顕著に表れます。

何がいいとか悪いではなく、どのような環境かの指標になるということです。

例えば上下関係が厳しい印象を受ければ、生徒の中でも上下関係は厳しい場合が多く、先生同士がフレンドリーに話していれば、生徒もフレンドリーな環境になっていることが多い傾向にあります。

また、先生同士がよそよそしい感じの学校は、生徒同士もよそよそしい雰囲気が多く見られ、派閥が見られるような学校では、生徒の間でも派閥が見られます。

滅多に見えるものでもありませんが、先生同士のいじめやパワハラがある場合は、生徒にも同じことを要求している可能性が高く、先生の様子は一歩引いてみる事さえできれば、生徒の学校生活を容易に想像できるものです。

一番大切なもの

散々学校見学で見るべきものを話してきましたが、なんだかんだ言っても、一番見ておくべき場所は学校ではありません

情報や偏差値も、何の参考にもなりません。

一番大切なのは、子どもの目、そして様子です。

結局通うのは親ではなく子ども本人ですから、子どもの目が変わらない学校は、その学校に入っても子どもが変わらない可能性が高いでしょう。

何を言ったかではなく、何を感じたか、です。

その部分を見てあげられるのは、その場に一緒にいた親にしかできません

そしてよくやってしまいがちな、親のリベンジをさせようとする受験

これもやめた方がいいでしょう。

子どもが察してしまうのはもちろんですが、変なバイアスが働いて子どもの状態を正確に把握できなくなります。

こうなると、子どものサインを見逃しやすくなってしまうのです。

親子とはいえ、親は親で、子は子です。

時代も違えば性格も環境も異なります。

親の本当の役割を忘れずに、学校選びをして下さいね。

なお、ファイでは現在の学習状況を正確に判定する、学習法診断を行っています。

これは入会不要で行うことができます。

子どもの現状の把握に自信がない方は、ぜひご利用下さい。

学校選びの参考になりますよ。

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ABOUT US

1981年生、千葉県出身の学習法診断士。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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