産まれたばかりの赤ちゃんは言葉を知らない。
ルールも知らない。
わかるのは,嫌か,嫌じゃないかだけ。
何に対してかはわからないけれど,嫌ならなく,嫌じゃなければ寝る。
ただその繰り返し。
でも徐々に状況を理解してくる。
だから沐浴(お風呂に入れる)するときも,嫌じゃないとわかると泣かなくなる。
おむつを替える時も,交換しようとすると泣き止む。
お腹がすいたときも,おっぱいをあげようとすると泣き止む。
何度か経験するうちに,この後解決されることが予想出来てくる。
だから泣かなくなる。
親は一生懸命声をかけるけれど,聞いて理解して泣き止んでいるわけではない。
状況を理解するから泣かなくなる。
ところが言葉を覚えると,親も子も言葉で伝えようとするようになる。
しかし子どもと親の言葉の解釈は違う。
だから通じない。
何度言ってもわからない。
通じないからイライラする。
でもいけないのは言葉でも伝え方でもなく,言葉に頼ろうとするから。
産まれた時から経験で学んでいたのに,言葉を優先させるから。
いくら成長しても,言葉よりも経験の方が大切なのは変わらないのに。
産まれたばかりの赤ちゃんが学んでいること

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