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日中に集中できる睡眠法:受験生の夏編

受験生のための夏の睡眠法

始めに

お母さん

「子どもが夏休みなのをいいことに、ずーっと寝ているのですが、どうしたら起きてくるのでしょうか。何度起こしてもすぐに寝てしまい、起きたと思ってもずっと眠たそうにしています。」

中2男子 母

部活があれば起きるのでしょうが、今はコロナで部活も減っているところが多いですからね。

でもお話を聞いてみると、どうやらただ怠けて眠いというよりも、睡眠の質に問題ありそうな感じでした。

勉強とは関係ないとはいえ、結構影響を及ぼしてしまうので、夏ならではの、親の盲点を軽く紹介しておきましょう。

なお、以前子どもの「朝起きられない、を解消する方法」について書きましたので、単純に朝起きられないだけなら、こちらも合わせてご覧下さい。

子どもの「朝起きられない」を解消する方法

子どもの朝起きられない…を解消する方法と、「できる!」と思わせる子育て方法

睡眠のリズムを作る

やはり毎日違う時間に寝て違う時間に起きるという事を繰り返していると、脳はリズムを作れず、混乱します。

特に夏はリズムが崩れやすいので注意が必要です。

毎日全く同じ時間というわけにはいかないでしょうが、22時~24時ぐらいの間には寝るようにしましょう。

そして起きる時間も大体毎日同じが望ましいのですが、そうはいかない場合でも、睡眠時間を同じにしておくと良く眠りやすくなります。

22時から24時の間で眠たくなったら無理せず寝てしまうのが本当はいいのです。

なお、問題がわからなくて眠たくなるのは問題外。

別の方法で解決しましょう。

昼寝をするなら30分

一度寝ると起きられないという子も多いですが、適度なのは30分以内と言われています。

これ以上寝てしまうと本格的な睡眠モードに入ってしまい、起きた時に体がだるくなってしまいます。

寝る時は布団に入って寝てしまうと起きられなくなってしまう方も多いと思いますので、あまりぐっする寝付けるような場所では寝ないようにしましょう。

頭を休めるだけなので、体は休めなくてもいいのです。

もし昼寝をできない事情があるならば、今までやっていたこととは違うことをしましょう

できれば体を少し動かすのがベスト。

こうすることで頭がリセットされて、徐々に眠気が飛んでいきます。

暑くて寝苦しい時

子どもは結構我慢してしまうものです。

一昔前はエアコンをつけて寝るなんてありえませんでしたが、温暖化や異常気象が加速している今、エアコンなしでの睡眠は下手したら生死にもかかわる問題になりました。

その日の気温にもよりますが、睡眠の質に影響を及ぼしているようなら、やはりエアコンは活用するべきでしょう。

諸説ありますが、タイマーは3時間後に切るようにセットしてから寝るといいそうです。

しかし3時間後も暑い場合がありますので,そういう場合は無理せずエアコンをつけっぱなして寝るのがいいでしょう。

個人差もありますので、試してちょうどいい時間を見つけて下さい。

熱中症になってしまっては元も子もありません。

扇風機を使うならば、一箇所に当て続けないように、首振りタイプを利用するようにしましょう。

一定の場所に風を当て続けると、体温バランスが崩れて、体調を崩しやすくなるそうです。

エアコン代をケチって体調を崩したり、日中集中できなくなってしまったら本末転倒ですからね。

風通しをよくして寝る

一番自然でいいのですが、風が通らなかったりする場合は難しいですよね…

一応知っておいて損がない方法は、換気扇を利用する方法です。

主に換気扇が付いている場所は台所・風呂場・お手洗い・台所あたりだと思います。

その中の1つを寝る前につけっぱなしにする。

そして自分の部屋の窓1箇所だけをあける。

あとは風の通り道のドアを開けて、他を閉めてしまえば、一晩中風が窓から入って換気扇に抜けていくので涼しくできます。

枕を変えてみる

枕は非常に重要です。

最近は自分にあった枕を選べるほど色々な種類が出ているので、お子様にあっているものを探して見てください。

枕なんか、と思うかも知れませんが、睡眠の質に影響を及ぼす要因の1つです。

しかも子どもは自己申告してきませんので、親が原因を探るしかないのです。

すのこを敷く

実は結構効果があります。

すのこを敷いた上に布団を引くと、汗などの水分が、すのこの隙間から空気中に蒸発して、温度が下がるのです。

気化熱の原理ですね。

簡単に涼しくできるので、ぜひ試してみてください。

お風呂は鼓動が早くなるほど入らない

温泉のようにじっくり使って、出た後にのぼせて立ちくらみを起こすほど入る方がいらっしゃいますが、返って疲れてしまうのでオススメできません。

何事もほどほどが一番です。

そしてケースバイケースですが、一般的にはあまり熱い風呂に入るよりは、ぬるま湯につかる方が、その後の睡眠にはいいと言われています。

アロマや音楽を使う

アロマは森林系の香りがいいようです。

そして音楽はヒーリングミュージック系がオススメです。

水冷式マット

体温が高いから布団が暑くなる、という場合には水冷式のマットがオススメです。

しばらく経つと冷たさがなくなるという事がありません。

値段が結構しますが、これで日中のパフォーマンスを保てるのであれば、安いものです。

なお、そこまで暑くなるのが気にならないのであれば、ジェルタイプでも十分効果があります。

竹のシーツ

これはすごい!

布団に入った瞬間にひえひえ!!!

お手入れも簡単で、水をばしゃばしゃかけて干してます(笑)

一度使うと病みつきになります。

冷感抱き枕

抱き枕なんて必要なのかと思うかも知れませんが、抱きかかえるように寝る姿勢のことを回復姿勢というぐらい、寝心地がいいものです。

男女問わず有効なので、寝相が悪いとき子には試してみる価値があります

冷感というのがポイントです。

普通の抱き枕だと、すぐに温まって寝苦しくなってしまいますからね。

もちろん好みがあるので、色々試してみるといいでしょう。

問題は睡眠なのか

睡眠の問題は意外と日中の生活にも影響を及ぼすため、なかなか侮れません。

そのため、眠気で日中の勉強に影響を及ぼしているようなら、親の方が気付いて試していくしかありません

子どもは与えられた環境を受け入れて生活するものなので、滅多に文句言ってくれませんからね。

同様に親しか気づけないものに、勉強法があります。

うまく行った人の勉強法を真似すれば成績は上がると思っている人が多いのですが、そうではないのです。

お子様に合っているかどうかが大切なんですね。

でも子ども自身はその勉強のやり方が合っているのか判断できません。

ファイでは学習法診断を行っていますので、お子様の勉強法に不安がある場合には、睡眠対策と合わせてご利用下さい。

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