日本初!勝手に勉強する子ができる塾

冷凍食品から学ぶフードロスの解決策と歴史

氷のテーブルと凍った花の置物

技術の進歩

いきなりですが,8年ほど前に私が作った餃子がこちら。

塾長が作った餃子

「なにこの残飯」

と言われました。

これ以降餃子どころか料理は一切作っていませんでした。

そんな状態で8年ぶりに作った餃子がこちら。

塾長が作った味の素の冷凍餃子

凄い!

進歩した!

餃子の原型をとどめてる!\(^o^)/

まぁ進歩したのは腕ではなく技術ですね(笑)

この餃子は味の素の冷凍餃子を使ったのですが,凄いですね!

何もしなくていい。

フライパンに並べて,ふたをして火にかけて待つだけ!

水も油も何もいらないなんて(*´▽`*)

しかもフライパンも焦げ付かないフライパンになったので,以前のようにぐちゃぐちゃになりませんでした。

焦げてるけど(笑)

これが焦げたのは,「IHなら何ワット」って書いてあったのですが,IHに今何ワットか表示されていなくて全然わからなかったので適当にやったからです。

そして久々に他の冷凍食品なるものを食べましたが,以前と比べて随分おいしくなりましたね!

べちゃべちゃ感が全然ない!

もう鮮度にこだわらずに冷凍でもいいのではないかと思ってしまいました。

賞味期限が延ばせれば,フードロスの削減にもつながりますしね。

というわけで,今回は冷凍食品の豆知識。

子ども達がお弁当の冷凍食品について話していたので話題にしてみました。

受験にどう役立つ?

冷凍とは水が氷になることです。

つまり状態変化が起きるわけです。

そして冷凍という技術がどう影響を及ぼしたのか,がわかると歴史がちょっと楽しくなります。

また,フードロスは先進国の大きな課題の1つです。

フードロスと冷凍食品は大きく関連がありますので,押さえておくと受験にも役立ちます。

冷凍するとなぜまずくなる?

最近の冷凍食品はべちゃべちゃしないものも登場してきていますが,やはり冷凍すると味が落ちるものは今も多々あります。

なぜ冷凍するとまずくなるのでしょうか。

このヒントは冷凍することによる体積の変化にあります。

水は氷になると体積はどうなりますか?

ペットボトルを凍らせたことがあれば見たことがあると思いますが,ペットボトルが膨らみます。

つまり,水が氷になると体積は増えるのです。

しかし細胞自体は大きさが変わりません。

ということは,細胞を破って水が出てしまうのです。

細胞が壊れるということですね。

これがべちゃべちゃの原因になります。

最近は細胞を壊さずに冷凍する技術が確立されたため,べちゃべちゃにならずに冷凍することもできるようになりましたが,この技術は大きく2つ。

一つは水分子を動かさない状態で凍らせることで,そのまま凍らせる方法。

もう一つは分子を揺さぶり続けながら凍らせることで,広がって凍らせないようにする方法。

いずれも発展途中の技術なので,冷凍食品の進化はまだまだ続くでしょう。

冷凍技術の確立

冷凍技術ができたのは割と最近の話なのです。

日本で初めて人工的に氷を作ったのは福沢諭吉の作った慶應義塾の塾生だと言われています。

福沢諭吉といえば,「学問のすすめ」の著者ですね。

1870年に福沢諭吉が発疹チフスにかかり,高熱でうなされていた時に,塾生が何とか冷やすことはできないか,ということで,西洋の製氷機なるものを手に入れて,氷を作ったとされています。

この時の製氷機に使われていた技術は今の冷蔵技術と同様で,アンモニアを触媒とするものでした。

構造が簡単だったとはいえ,取扱説明書もなく,使い方もわからなかった未知の機械を動かしてしまうなんて,さすが慶應義塾生ですね。

冷凍食品はいつできた?

そもそも電気冷蔵庫が普及したのも1950年代

三種の神器と呼ばれたテレビ(白黒),冷蔵庫,洗濯機が普及した時代です。

それまではケースに氷屋さんから買った氷を入れて冷やしていました。

そして1960年代になると冷凍庫付き冷蔵庫が普及し始めます。

さてちょっと考えてみましょう。

冷蔵庫が普及し始めて10年程度でなぜ冷凍庫付き冷蔵庫が普及し始めたのでしょうか。

そもそも冷凍するものがなければ冷凍庫が普及していかないはずです。

冷凍食品は東京オリンピックに向けて開発された

そう,1960年代といえば1964年東京オリンピック

この時に大量の食事が必要になるのはわかっていましたが,生ものだけでその需要を賄うことはできません。

仮に調達できたとしても,大量購入をすると物価の急上昇を招きます。

そうなると市民生活に支障が出てしまいます。

そこで考えられたのが,予め作ったものを冷凍して保存しておくことで,一気に調達しなくてもよいようにする方法です。

これによりじっくり準備することができ,ファミリーレストランも急成長していきました。

こうして一般家庭にも冷凍食品が普及していったというわけです。

なお,電子レンジが普及し始めるのは1980年代のことなので,これからまた20年程後のこと。

それまでは湯煎で解凍していたんですね。

冷凍食品がフードロスを削減する

年々進化している冷凍食品ですが,まだまだ進化の余地があります。

お米やパンを冷凍して長期保存している人も多いはずです。

同じ感覚で,様々なものが冷凍で長期間保存できるようになってくれば,賞味期限を長く設定できるようになるため,フードロスの削減に一役買うことになります。

実際最近コンビニの冷凍,冷蔵コーナーがどんどん充実していますからね。

フードロスは現代社会の大きな問題の1つなため,削減する方法の1つになりうる冷凍食品は,関連事項になる可能性が十分あります。

冷凍食品に限らず,フードロスの観点を持って生活をしてみるだけで,子どもの学びの場になりますよ(^^)/

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学習法診断士。東京、千葉、埼玉を中心に独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて大手進学塾や個別指導塾、家庭教師といった教育機関で多数のミラクルと言われるような合格を打ち出す。2013年に株式会社学習法指導塾PHIを設立し、子供たちへ勉強のやり方の指導を始め、親への接し方の指導、セミナー活動、高校や大学での指導、塾や学校の先生などの教育者に対する指導、動物介在教育など多岐にわたって教育業に携わる。

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