日本初!オンライン授業専門で勝手に勉強する子ができる塾

中学受験の親子におすすめ映画・ドラマと親子で話題にして欲しいポイント

中学受験に役立つ歴史映画

はじめに

お母さん

「映画で中学受験の勉強なんてできるんですか?」

できます。

正確には、中学受験の問題の本質に関わる部分を考えるきっかけになる、といったところです。

なので、映画やドラマを見たから成績が上がるわけでも、合格できるわけでもありません。

例えば、難関中に出題される国語の題材の傾向として、生命に関するテーマが多いという特徴があります。

また、中高一貫の適性検査では、社会問題に関するテーマが多く取り上げられています。

それらは日々読書をしている子なら大した問題ではないでしょう。

しかし、現実問題として、中学受験の塾に通っていて、読書の時間もしっかり取れている子はごくわずかです。

それでも点を取れてしまう子は、一体どこから学んでいるのでしょうか。

その一つが、親子の会話なのです。

つまり、日々の親子の会話で中学受験に通じるテーマについて話している子は、問題を受け入れやすくなるため、読書量が少なくてもカバーできてしまうのです。

この映画・ドラマ紹介では、そういったテーマに触れやすいものを紹介しておきます。

なお、ファイは受験勉強なんてさせるものじゃない、と考えている塾です。

よって選定基準は、親子で話しておいて欲しい社会人としての考え方が含まれているかどうか、に寄せています。

受験のためとして見るのではなく、人として成長する上で考えて欲しいことを話すきっかけにして頂けると幸いです。

禁止事項

親子で話題にすることを前提としています。
勉強の一環として子どもだけに見せるようなことはしないで下さい。
映画やドラマがつまらないものになってしまいます。

医療・介護

博士と彼女のセオリー

主なテーマ
  • 介護と愛
  • 障碍者

切替先生

実在したスティーブン・ホーキング博士をモデルとした映画です。

彼は21歳で難病である筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断され、余命2年を宣告されるものの、76歳まで生きた理論物理学者です。

その闘病生活と、妻による介護の難しさがテーマになっています。

なお、これは映画なので、事実に基づいているとはいえ、脚色はあるでしょう。

でも現実はどうだったかはテーマに関係ありませんので、細かいことは気にせず、家族による介護の大変さについて話せればいいでしょう。

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー

主なテーマ
  • 笑いと医療
  • 社会福祉

切替先生

実在するアメリカの医師、パッチ・アダムスをモデルとした、事実に基づく伝記映画です。笑いこそ最良の薬と考え、自らが道化師となってそれを実践してきました。

古い映画ですが、ファイは医師を始め、保護者が医療系の方が多いためか、割と知っている子が多いようでした。医療の道を志す方は、機会があれば触れてみるといいでしょう。

子どもの才能と、道を究めた者のストーリー

天皇の料理番

主なテーマ
  • ダメダメな少年が、料理にハマり、宮内庁の料理長にまで上り詰める話。
  • おもてなしの極み
  • 努力とは何か
  • 家族の支え

幼い頃は素行が悪く、修行に入った寺からも追い出されていた少年が、26歳にして宮内庁の料理長を任されるまでに成長した秋山徳蔵をモデルとした話。

切替先生

幼い頃は素行が悪く、修行に入った寺からも追い出されていた少年が、26歳にして宮内庁の料理長を任されるまでに成長した秋山徳蔵をモデルとした話です。細部、特に恋愛に関する話はほとんど創作であるものの、経歴や時代の流れ、喧嘩や騒動については、ほぼ事実に基づいています。特に興味深いのは、興味を持ったものに対する執着心で、いじめられても殴られても、料理に対する知識を得られることの方が嬉しかった、と自書で語っており、この辺りの熱意や雰囲気はドラマでも感じ取れるでしょう。

なお、ドラマでは父親とはうまくいかず、兄がよき理解者として登場していますが、実際は親が料理屋だったことから、親自身も料理に関しての理解は深く、秋山徳蔵への理解を示していたと考えられます。ただし、料理人や日本人に対するイメージが悪かったのは事実なので、世間の風当たりは実際にドラマで描かれていたような感じだったようで、決して親の七光りで努力なくして上り詰めたわけではありません。むしろ自書で描かれている事実の方が酷いような…

現実には裕福な家庭だったとはいえ、秋山徳蔵は決して料理人としての英才教育を受けてきたわけではありません。その道を自身で究めることを望み、家族も理解し、応援してきたから成し得たものです。時代が明治から昭和にかけてということもあり、スポコン根性的な部分も多く見られますが、秋山徳蔵がそれをどう捉え、どう乗り越えていったかは現代でも通用する考え方でしょう。子どもの教育に疲れを感じている方は、秋山徳蔵及びその家族の生き様を見てみると、子育ての幅が広がるのではないでしょうか。そしてぜひ秋山徳蔵のカッコいいと思う部分を、子どもに語ってあげて下さい。『努力しろ』と具体性も何もない声かけをするよりも、はるかに効果的な声かけになるでしょう。」

日本初!勝手に勉強する子ができる塾
「受験勉強がうまく進まない」
「自分で勉強に向き合えない」
お子様についての様々な心配事を
専門家に相談してみませんか?
学習法診断バナー
ファイの指導実績のバナー

限定動画の無料配信
オリジナル教材の無料配布
を行っています。

ABOUT US

1981年生、千葉県出身の学習法診断士。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

カテゴリー

著書