日本初!オンライン授業専門で勝手に勉強する子ができる塾

伸びる見込みは筆箱を見ればわかる。オンライン授業で意識していること

筆箱だけで、授業に対する集中力がわかる!

成績がどんどん下がる

お母さん

「日能研にもう4年も通っていますが、クラス全体が馴れ合いになってしまったようで、授業中もうるさいようです。成績は去年までは下がってもいませんが、逆に上がりもしませんでした。しかし今年に入り、どんどん下がり始めました。このままでは伸びずに下がり続ける気がしています。この子に伸びる見込みはあるのでしょうか。あるとしたらどれくらい伸びる可能性があるのか教えて頂きたいです。」

日能研 小5 母

保護者としては塾に通わせている以上、伸びるか伸びないかがとても気になるものです。

やっかいなことに、下がっても、維持していても、伸びる見込みは心配になるんですね。

そういうときは、初心にかえってみましょう。

そもそもなぜ塾に通い始めたのでしょうか?

塾なしのままでは大丈夫ではないと思ったからですよね?

ということは、大丈夫じゃないと思ったから通っているはずなので、現状で大丈夫なわけないじゃないですか。

もし大丈夫だと思ったら、塾なんて続けていませんよね?

とはいえ、逆にやめるのはこの塾だと大丈夫じゃないと思うからやめるので、結局不安は尽きない、ということです。

そこで、親でも簡単にできる、筆箱を用いた伸びる見込みの診断法を紹介しましょう。

個別指導や家庭教師での判定法

個別指導では割とよく見られる光景ですが、生徒と先生が横に並んで教えることがあると思います。

こういう時に先生が横に来ると、筆箱を先生との間からパッとどかす子がいます。

こういう子は伸びやすいですね。

先生と生徒の間にある筆箱って何気に邪魔なのです。

二人の間にノートなどを置いて教えられませんからね。

だから教えてもらいたいと思っている子は、先生が来ると筆箱をパッとよけて、教えてもらいやすい環境をつくるのです。

つまり、筆箱をパッとよける子は、教えてもらいたいという気持ちが働いているという証拠でもあるため、勉強に前向きという意味では伸びる見込みは十分あるという事です。

荷物やノート、教材、消しゴムのカスなども同様です。

こういう些細なものでも「先生との間にあると邪魔だ」と感じる子は、学ぼうとする意欲が強い子に多く、伸びやすい傾向にあります。

どかさないけれど伸びるケース

筆箱をよけない子が伸びる見込みがないのかというとそうでもありません。

物をよけない子は、いまいち前向きではないケースが多いのは事実ですが、1つ例外があるのです。

それが自分で頑張りたいタイプ

「教えてもらうよりも自分で解きたい!」と感じている子は、極力先生の手を借りたくないと無意識に思っているため、先生との間にあるものをどけようとしません。

また、自分の思考に集中してしまってどかさない子もいます。

こういう子は、自分がピンときた段階で、「あ!わかった!」と言って自分で解き始めようとします。

筆箱はよけなくても、自分で考えようとしているという意味で、伸びる見込みは十分あります。

授業見学で見るべき一つの指標

授業を見学できるタイミングで有効な方法も紹介しましょう。

学校の授業参観のように、集団を相手に授業しているケースでも有効な方法です。

子どもが先生とやり取りしている様子をよく見ると、先生との間にあるものを無意識に取り払おうとしているしぐさが見られることがあります。

例えば距離や手の位置、体の向き、持っているものなど、筆箱と同じような感じで、ずらしたりよけたりするしぐさが見られることがあります。

これは物理的距離を近づけることで、精神的距離を近づけているのと同じような感覚が得られるために行う仕草です。

こういう時は先生を信頼していて、話をよく聞いている事が多いので、伸びる見込みは十分あると考えられます。

なおこれは第三者との関係の判断にすぎませんので、ご家族間で試しても「家族」という別の感情が入ってくることが多く、結果は当てになりません

家族の信頼の指標にはしないように注意して下さい。

消しゴムの虐待

筆箱の中に入っている消しゴムを見たことはありますか?

これは定期的にチェックするといいでしょう。

授業中、暇になると子どもは手遊びするものを探します。

その時、標的になりやすいのが消しゴムです。

この消しゴムに対するいたずらを、消しゴムの虐待と言います。

特に男の子に多いのが、シャーペンを刺してみると言う虐待。

中でも悪質なのが、シャーペンの芯を消しゴムの中に埋め込んでしまういたずら。

いじめにも使われますね。

気付かずに使っていると、ガリっといってノートを汚してしまいます。

女の子に多いのが落書き。

ケースから出してみると、何かしら書いた跡が見つかることがあります。

数字を書いてサイコロにする子もいますね。

そして中には切り刻む子もいます。

定規やはさみで切断してしまうのです。

こういう子は、大抵次は消しゴムのカスで遊び出します。

すると友達に投げ出すイタズラ、場合によってはいじめにもつながります。

大げさな気がしますが、消しゴムは筆箱の中でも一番虐待されやすいため、このような精神状態が如実に表れます。

つまり、消しゴムの状態を見れば、授業中の様子はわかる、ということです。

もし虐待している様子があれば、間違いなく授業中に集中していません。

集中している子は虐待なんてしませんからね。

休み時間に友達がいたずらする可能性もありますが、例えそうだとしても、いたずらされた消しゴムは、次の授業で誘惑してきます。

その誘惑に勝てる子は…まずいません。

いずれにせよ、消しゴムが正常な状態にないことは、授業中も正常な状態ではないことをハッキリ示しているのです。

消しゴムの虐待を発見したら

最初に疑うべきこと

消しゴムの虐待を発見したら、授業に集中できていないことは間違いありません。

その場合、お子様を責める前にいくつか確かめて欲しいことがあります。

まず疑って欲しいのはいじめ。

消しゴムはその性質上、いじめの初動に表れやすいのです。

なので、まずは子どもに寄り添って、話を聞いてみて下さい。

お母さん

「いじめられてるの!?」

と聞いても答えてくれません。

いざというときに子どもから話してくれやすいように、友達や学校のことを話してくれやすい関係づくりをしておいて下さい。

あくまで初動ですから、万が一のために動けるように準備しておく必要があるということです。

次に確認すべきこと

次に見て欲しいのが、精神的な状況です。

例えいじめ自体がなくても、何かしらの要因で精神が不安定になると、消しゴムをいたずらしやすくなります。

この場合も、集中していないから手遊びしていると決めつけるのではなく、どうしてそういう状態になってしまったのか、を考えるようにして下さい。

もしかしたら、何か気を病むような出来事があったのかも知れません。

その場合、それを解決すれば、また授業に集中できるようになります。

最後に疑うべきもの

最後に疑って欲しいのは、周りの環境です。

集中したくても集中できない環境になっている可能性があるのです。

実は以前、とある塾で授業の様子をチェックして欲しいという依頼を受けたことがあります。

その時は漠然と各教室の見回りを頼まれて、マズそうな先生がいたら教えて欲しいというものでした。

教室の数が結構あったので、あまりじっくり見ている余裕はありません。

そこで私が使ったのが、この消しゴムで判定していく方法です。

先生が何をどう教えているかは見ていません。

さーっと教室をめぐり、消しゴムだけチェックしていきました。

それをリスト化し、「どこどこ教室の何々先生のクラスは放置すると成績が下がる。」と進言しました。

それに対して、「どうしてそう思うのか」と聞かれたので、

切替先生

「消しゴムが、荒れている。」

と答えました。

私のことを知っている方は「何か対策を講じた方がいい」と言っていたようですが、役員の方々は「は?何言ってるのこいつ」みたいな感じでした。

結果、ほぼほぼ私の言った通りになりました。

つまり、これが一人二人ではなかった場合、その集団がそのまま落ちる可能性があるのです。

消しゴムは、属している集団が、泥船かどうかの指標になるんですね。

もし自分の子がその泥船に乗っているとしたら、どうしますか?

休み時間の可能性

確かに休み時間にやっている可能性は0ではありません。

しかし可能性は低いでしょう。

なぜなら、休み時間なら他に楽しい事がいくらでもあるからです。

机に座っていて、目の前に消しゴムがある。

自由にできる時間ではなく、とりあえず座っていなければいけない状況にいる。

こういう限定された状況だから、起こるのです。

そして、この間は先生の話なんて聞いていません。

問題も解いていません。

本人がどんな言い訳をしようと、間違いなく勉強以外に頭が行っているのです。

だから成績が伸びないのです。

いいこともある

さて、この話を聞いてわが子の消しゴムを見てみようとする方も多いでしょう。

しかし、チェックしても構いませんが、状況については詮索しない方がいいでしょう。

問い詰めた所で、授業を聞いていない事実は何ら変わりがありませんから。

そのため、何も言わずに速やかに新品に交換してしまうことをお勧めします。

最後にオンライン授業の女の子のお母さんから聞いた、ちょっとほっこりした話を紹介しましょう。

私の話を聞いて筆箱を見てみたら、ちぎられたと思われる消しゴムが出て来たので、聞いてみたらこんな話を聞けたそうです。

とある塾でのテストの開始前、男の子が消しゴムを忘れたと言って焦っていたそうです。

小テストではなく、クラス分けに関係するテストだったので、それなりに緊迫感がある状況です。

その男の子は消しゴムなしで試験をやる覚悟を決めたようでしたが、やはり不安そうだったとのこと。

それを見ていた、隣の席に座っていたオンライン授業の塾生の女の子が、自分の消しゴムを2つに割って、

塾生

「はい、あげる。」

と、男の子にあげたそうです。

お母さんはこう話してくれました。

お母さん

「消しゴムを二つに割るという考えがとっさに思いついたことにも驚きましたが、仲がいいわけでもない男の子に消しゴムをあげてしまうということにも驚きました。私なら、きっと人のことなんて気にしてられませんし、思いついたとしても、実行に移せなかったと思います。これはもう切替先生に教えられているラテラルシンキングの考え方に加え、テストの点なんかよりも大切なことがあるという考え方を身に着けてくれたからだと思います。こんなに優しい子に育ってくれて、とても嬉しく思います。ありがとうございます。」

というメッセージを頂きました。

原文ではもっと詳細に長く書いて下さったのですが、まとめさせて頂きました。

このようなお話が聞けて、私もとても嬉しく思いました。

ありがとうございます。

授業の受け方の形跡は、様々なところに残る

今回は保護者の方でもできる方法ということで、筆箱からわかることをお話しましたが、授業の受け方や集中に関する形跡は、様々なところに残ります

その最たる例が、ノートやテキストです。

お母さん

「うちの子、全然ノート書かないんですけど…」

そういうノートでも、様々な情報が隠れているものです。

それらを見て、授業をどのように受けているのか、どれくらい理解しているのか、読み取ることができます。

方法は簡単!

ノートや教材を段ボールに詰めて送るだけ!

それだけで診断のプロが状況を分析し、適切なアドバイスを致します。

この学習法診断は、入会不要で行うことができます。

お子様の状況がどうなっているのか、気になる方は是非ご利用下さい。

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ABOUT US

1981年生、千葉県出身の学習法診断士。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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