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ノイズキャンセリングヘッドホンを使って大逆転!

ヘッドホンを首にかける

中学受験生が利用して成功した実例

以前出たばかりのノイズキャンセリングヘッドホンは雑音を抑える,といった程度でしたが,最近は技術がどんどん向上してきて,周りの音がほぼ気にならなくなるぐらい技術が向上したものも出てきました。

4人兄弟姉妹の長女の家庭でのお話。兄弟姉妹の遊び声がうるさくて,勉強に集中できないと相談されました。この時点での偏差値は四谷大塚偏差値40台。夏前にノイズキャンセリングヘッドフォンを勧めて利用した結果,見事に第一志望偏差値65の学校に合格しました。本人曰く,

「これをつけて音楽を流していると,周りが気にならずにとても集中できた。」

とのことでした。このからくりについては下の方に書いておくとして,まずはノイズキャンセリングヘッドホンとは何かから説明しましょう。仕組みや効果も考えず,口コミだけで飛びつくのは教育上あまりよろしくありませんので。

ノイズキャンセリングヘッドホンって何?

ノイズキャンセリングヘッドホンとは,ノイズ(雑音)をキャンセル(なかったことにする)ヘッドホンです。簡単に説明すると,というのは空気の振動であり,水と同じように空気が波立つことで音として聞こえているのですが,この波を逆移送の波で打ち消すことで波(音)を小さくする技術です。理論的には完全に音を消すことができますが,現実的には波は衝突せずに重なり合って移動してくだけなので,ピンポイントで打ち消し合わないと効果は薄れます。そのため完全に音が消えるわけではない,無音にはならないということは知っておきたいところ。あくまで雑音を小さくできる程度です。もっとも集中した状態に入ってしまえば周りの音はほとんど気にならないくらいにはなります

そして一般的にはノイズキャンセリング機能だけではなく,通常のヘッドホンの機能も有しています。要するに,完全に無音にはできないので,音楽を聴く時の周囲の雑音を減らそうということです。よって通常のノイズキャンセリングヘッドホンは音楽を聴きながらノイズキャンセリングをするという形を想定しています。

イヤホンタイプの効果は?

イヤホンタイプでも効果はありますが,正直雑音が緩和されて,音がクリアに聞こえるといったところでしょう。重たくてかえって集中できなさそうであれば,イヤホンタイプでもいいと思いますが,遮音効果を高めたいのであれば,断然ヘッドホンタイプです。

猟師やヘリの中の人,工事現場の人がしているヘッドホンは?

騒音が大きいところで耳にヘッドホンを着けて仕事をする人がいますが,正確にはヘッドホンではなく,イヤーマフと言います。これらは耳を保護するためのもので,騒音の種類が大抵ワンパターンなため,それに合わせたノイズキャンセリング,もしくは単純に防音効果が高い素材を詰めたヘッドホンをしています。こちらも完全無音にはなりません。スピーカーがついていない分比較的安く見えますが,大きな音を小さくするだけなので,勉強中の環境音が気になる人には向かないでしょう。親のお説教を防音する使い方はあるかも知れませんが(*´з`)

テレビ番組で解答が聞こえないようにしているヘッドホンは?

あれは普通のヘッドホンで,音を消しているわけではなく,音楽等を流して解答者の答えが聞こえないようにしているだけです。ノイズキャンセリングを利用しているかはわかりませんが,ただ周りの音を聞こえないようにするだけなら大音量にすればいいだけなので,使っていない場合が多いと思います。勉強にも同じ方法が使えますが,音量を上げると今度はそれ自体が勉強の邪魔になってしまいますので,同じ方法はおススメしません

どうやって選べばいい?

勉強に使うことを考えれば選ぶ基準は大きく4つです。

沢山勉強できました

密着性・装着性

折角のヘッドホンタイプなのに,密着性が低ければ音が聞こえてしまいます。できれば店頭で実際に試してみて合うのを探す方がいいと思いますが,そうでない場合はヘッドホンの作りに着目します。大抵のヘッドホンは調整できるので問題ないと思いますが,やはりクッションに力を入れているものは密着性が高くなりやすいでしょう。安くなると高さ調節すらできないものもあるので注意。

ノイズキャンセリング機能

静寂を求める以上,どれだけ音を消せるかは重要。しかしヘッドホンの使用目的により,ノイズキャンセリング機能にも差があります。高いからいいというわけではありません。例えば工事現場で使うのであれば,機械音が打ち消せる方がいいのですが,通常勉強しようと思っている環境が工事現場という方は珍しいでしょう。また,電車やバスなどの公共交通機関でのノイズキャンセリングを想定していると,こちらもどちらかというと環境音の打ち消しに強いタイプになります。リビングなどの他の人の生活音を消したい場合は,やはり生活音に力を入れているノイズキャンセリングがいいということになります。

スピーカーの機能・音質

スピーカーの性能は突き詰めるとキリがありませんので,勉強のことだけ考えるならば気にしなくてもいいと思います。音マニアでもない限り,違いは見いだせないでしょう。目的は外部からの音の遮断のはずですから,ここはあまりこだわらずに

接続方式・電源

最近はbluetoothが主流になってきているので,音質を気にしなければこれでいいと思います。正直ケーブルがあると勉強では邪魔。立ったり伸びをしたりするときに絡まってしまいますからね。bluetoothなら電源も内蔵タイプが主流だと思いますが,ノイズキャンセリングは電源が必要なため,コードが必要なタイプだと邪魔になってしまいます。軽さを考えれば充電式がいいですね。電池だと重たくなるので。

偏差値40台の子が65の学校に合格したからくりとは?

種明かしを先にしてしまいますが,ほぼプラシーボ効果です。要するに思い込みが大きかったということですね。どのように思い込ませたのかと言いますと,まずこの子の家庭は4人の兄弟姉妹で長女と言う立場。年が離れた小さな子は遊び盛りで,なかなか勉強に集中できません。そこでどう集中した環境をつくるかと考えたのです。

まず本人に実際にノイズキャンセリングヘッドホンを体験させました。私も選挙カーや工事がうるさくて集中できない時は活用しているので自前のものを持っています。ちなみに色々使った結果,ソニー製がお気に入り(笑)安物だとピーとかシャーとかいう音が入ってくることが結構あるんですよ。

大抵の場合,ノイズキャンセリングの技術は子どもにとって目新しいので,体験させるとその効果に驚きます「すごい!音が消えた!」ってね。もちろん本当に無音になるわけではないのですが,音が消えると思い込むだけでも第一関門突破です。

次にもう一つ仕掛けました。それが家族への協力。特に妹弟たちへのお願いですが,「お姉さんがヘッドフォンをつけているときはお勉強中だから邪魔したらダメ。静かにしてあげてね。」と言っておいてもらいました。「静かにしなさい!」といくら言っても聞かなかった子ども達ですが,ヘッドホンは大きくて存在感があるため,様子に気付きやすくなり「しー!お姉ちゃん今勉強中だよ!」と声を掛け合うようになったそうです。イヤホンタイプではなく,ヘッドフォンタイプを勧めたのもこれが理由。

さらにもう一押し。ノイズキャンセリングをして勉強した後に,「とてもよく集中して頑張ってたね」一声かけてもらうようにしました。これにより,ヘッドフォンを着けて勉強する=集中できる,という思い込みを強化することができ,実際集中しやすい状態を形成しやすくなります。

もうお分かりでしょう。ノイズキャンセリングヘッドフォンが受験を合格させたわけではなく,それを使いこなしたから合格へ導けたのです。そしてそれを使ったのは本人ではなく,親だということです。親がその効果を最大限に活かすべく外堀を埋めて利用したから,子どもはその効果を最大限に活かし,合格できたのです。

ちなみにヘッドホンから流す音楽も,その時にやった方が効果が高い勉強もやり方も,環境に合わせて私が勧めました。もちろん心理学を利用して。

どうしても口コミから勉強アイテムに頼りがちになる気持ちはわかりますが,それは神頼みに等しい行為です。結局受験を勝ち抜くのは自分の力。そして親の力。アイテムは所詮アイテムに過ぎません。わが子にどう使うか,どういう効果が期待できるか,よく考えて利用してあげて下さいね。でないと応援するつもりで買ったアイテムですらトラウマの1つになりかねません

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1981年生、千葉県出身の学習法診断師。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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