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早稲田大学高等学院中の分数の和をどう解くか

学校の校舎

早稲田大学高等学院中の分数の和

今回は早稲田大学高等学院中,いわゆる早大学院中の問題を解いた子の様子についてご紹介。

問題はこれ。

早稲田大学高等学院中

この分数の計算をどうするか,です。

地道に計算するにしても,何かしら工夫をしなければ大変なことになります

写真を撮り忘れてしまいましたが,この子は最初,前から順番に一つずつ足して計算していっていました。

大抵の子はそうするでしょう。

そして途中で計算ミス(笑)

なのでこの子も過去問として実施したときには解けていません。

注目して頂きたいのは直しです。

この問題,やったはいいのですが,答えしかなかったのです。

なので解説を頼れない

で,この子はどうしたかというと,こういう工夫を考えました。

早稲田大学高等学院中のまとめノート

ぐっちゃぐちゃでわかりにくいのですが,通分を一気にして,そこから残る数を考え始めました。

力任せにやらずに何か簡単な方法はないかと考えるのはすごくいいことです。

しかし約分の仕方を間違えてしまって答えにたどり着けていないのです。

そこで分数の計算を3分の1まで,4分の1までと区切って答えを出させてみました。

すると約分のルールに気付いたのです。

そしてやり直したのが中盤から。

もう出てくる数はわかっているので,かなり省略されて書かれていますが,規則に気付けたので苦も無く書き出しています

私が解くならもっと簡略化して解きますが,初見の小学生ですからね。

なかなか立派です。

この書き出す技術気付く技術が早稲田もそうですが,難関校,そして中高一貫の適性検査タイプの問題に必要なのです。

公式を教えてしまうのがいけないとは言いませんが,限界を感じているのであれば,PHIのように自力で考え出せる,暗記しなくても勉強ができるように変えてみませんか?

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ABOUT US

1981年生、千葉県出身の学習法診断士。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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