水力発電は環境に優しい、は大ウソ!
小学生、中学生が習う内容では、風力発電や水力発電はクリーンエネルギーとして位置づけられています。
このように、受験勉強としては環境に優しいとして出てきます。
果たして環境に対して本当に問題がないのでしょうか。
実は水力発電も太陽光発電も安全、クリーンとは言えない事例が出てきています。
今の時代において、化石燃料よりもマシ、というだけであり、風力発電も水力発電も、太陽光発電も、何かしら問題があることは知っておくと、洗脳された知識から思考の幅が広がります。
風力発電のデメリット
一見クリーンな気がする風力発電ですが、実は環境に対して悪影響を与えることがあるのです。
その例が北海道で出ています。
北海道にはオジロワシという絶滅危惧のワシが生息しているのですが、それが次々と風力発電の羽に衝突して死亡する事件が起きています。
この要因は、風力発電の建設をするところが断崖付近であることが多く、オジロワシの生息域と被っているためです。
同様に、断崖に生息する鳥の同じような被害はあちこちで起きています。
人で例えるなら、通勤経路や通学路の途中で、周期的に落ちてくるギロチンを潜り抜けるようなものですからね。
果たしてこれが環境にいいと言えるかどうか…
水力発電、ダムのデメリット
水力発電も一見するとクリーンに思えますが、川の上流と下流を分断してしまうという点において、全く環境に優しくありません。
上流と下流を行き来する生き物がそれよりも先に進めなくなってしまうのです。
例えば鮭は遡上することで知られていますが、鮭以外にも行き来する生き物はいるのです。
最近では行き来できる工夫が施されたダムも誕生してきていますが,それでもやはり生態系は変わってしまうといいます。
また、ダムは栄養分も分断し、さらに泥水をせき止めてしまうことにより、水質が劣化します。
さらにダムは大量の水を貯えるため、太陽光による熱を多く蓄えます。
つまり、季節外れの温度の水が川に流れることにより、生態系を破壊してしまうことがわかっています。
二酸化炭素を出さない以外は、やはり環境へは悪影響なのです。
太陽光発電のデメリット
太陽光発電も一見クリーンに思えますが、表面からの反射光が問題となっています。
太陽光発電が効率よくできるという事は、太陽光がよく当たるということ。
そして完全に光を吸収できない以上、反射光はどうしても出てしまいます。
この反射光が上空を飛ぶ鳥に被害を与え、設備によっては焼き殺してしまう被害が出ているところもあります。
また、日本ではその太陽光が反射して他の家やマンションの壁に当たり、光が当たった部分が過熱されることにより、とても住めるような環境ではなくなってしまったという被害も次々と出ています。
中高一貫を狙うなら、丸暗記せずに考えること!
受験を考えるとついつい教科書やテキストを鵜呑みにして丸暗記に走りがちですが、丸暗記では思い込みを生んでしまいます。
これからの入試問題は思考力が問われるため、この思い込みは致命的になります。
特に中高一貫の適性検査においては思考力を重視することが多く、この手の環境問題で勘違いをする子が結構います。
環境問題や発電については入試でよく話題になるため、しっかりと考えられるようにしましょう。
丸暗記からの脱却を図って中高一貫対策をしたい場合は、ファイで一緒に勉強しましょう(^^)/
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