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千葉県=落花生=オランダ屋
知識だけ詰め込んで、地元の特産品すら知らなかったサピックス時代
蘇我教室の塾生が誕生日プレゼントとして落花生の最中をくれました。
ファイの蘇我教室は千葉県にありますからね。
さすが千葉愛が強い(笑)
そしてファイの塾生らしいプレゼント(≧ω≦)
ありがとうございます\(^o^)/
というのも、この子は以前サピックスにいたのですが、千葉県の特産品すら知らなかったんですよね。
だから、
「オランダ屋に行ってこい!」
と言ったことがあるのです。
それで、
「もう覚えましたよ!」
という意思表示の意味もあったのでしょう(笑)
こんなもの持ち込めば、落花生の話で1時間は授業になることぐらい、ファイの塾生ならみんな知ってますからね。
ということで、どんな授業をしていたのか、ちょっと紹介しましょう。
千葉と言えば落花生!落花生と言えばオランダ屋!
というわけで、落花生と言えば千葉。
切っても切り離せないこのイメージを持っている人も多いことでしょう。
実際、千葉の落花生の生産は、全国生産量の約80%と圧倒的なシェアを持っています。
道の駅に行けば落花生、落花生、落花生。
そしてオランダ屋という落花生を用いた商品が多い洋菓子店。
千葉県で手土産と言えばオランダ屋。
実は千葉にしかないことを知らない千葉県民も多いのです。
現にぴーなっつ最中をくれたこの子も知りませんでしたからね。
オランダ屋の本社は美浜区だから、お隣さんなのに…
ケーキ屋さんぐらいにしか思っていなかったそうです。
もったいない…
こんなに千葉県愛にあふれているお店なのに…
ということで、千葉に来た時にはぜひオランダ屋に寄ってみて下さい(^^)/
なぜ千葉以外に落花生がないの?
実はこの謎を解くためには、逆の視点から考える必要があります。
千葉がなぜ高シェアなのか、ではなく、千葉以外がなぜ落花生の栽培をしなかったのか、です。
なぜだと思いますか?
先の元サピックス生は以前調べたことをちゃんと覚えていました。
自分で興味を持って調べたことは、記憶に残りやすいんですよね。
これこそが勉強の本質です。
落花生はもともと南米が原産で、それを明治時代に政府がアメリカから輸入したのです。
そしてこれを栽培しようと呼びかけたのですが、落花生はその名の通り、花が落下して実がなるため、縁起が悪いとみんな敬遠したのです。
そのためしばらく栽培されなかったのですが、青木昆陽が千葉県でサツマイモの栽培方法を確立したことも影響し、千葉県で落花生を栽培してみようという農家が増え始めたのです。
すると比較的容易に栽培に成功したことから、あっという間に千葉で定着した、というわけです。
青木昆陽は中学受験でも出てきますね。
だからちゃんと青木昆陽とその時代の出来事も一緒に確認しておきました。
こんな感じで巡り巡って受験にもつながってくるのです。
落花生はなぜ栽培しやすい?
落花生はアンデス山脈が原産なんですね。
さて、アンデス山脈とはどういうところでしょうか?
高い山が連なる高山地帯なんですね。
だから落花生は水が少なく痩せた土地でも育てやすい。
そして千葉県は火山灰の降り積もった関東ローム層。
ゆえに他の野菜に比べて育てやすいというわけです。
落花生とピーナッツの違いは?
落花生は英語でピーナッツと言いますが、
ピー(pea:豆)
ナッツ(nut:木の実)
英語では落花生はマメ科の植物の実という意味ですね。
つまり、同じということです。
しかし、一般的に殻が付いた状態のものを落花生、殻を取ったものをピーナッツとして区別していることが多いようです。
今回は蘇我教室の子が持ってきたネタだったので、千葉県の落花生について紹介しましたが、学校がある地域の特産品は入試のネタになりやすいものです。
そんな時に使えるのが、地元密着の洋菓子店。
地元密着というのがポイントです。
特産品のおいしさを最大限に引き出してくれていますからね。
食育にも通じてきますよ。
勉強はテキストの中だけでするものではありません。
受験程度の内容なら、子どもの興味からでも十分勉強できるのです。
しかもこういう学習なら、ご家庭で親がすることもできますからね。
うまく話せないという方は、月1万円でアドバイザーをしておりますので、ぜひご利用下さい(^^)/
よくわかった👍️