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「障子」という漢字は、なぜ子どもの「子」を使うのか?

富士山が描かれた障子

漢字の成り立ちはじっくり考える価値がある

「障子」という漢字を間違えた答案

「障子」という漢字を「障紙」としてバツになったこの子。

この子はPHIで教えるまで,漢字の意味を考えずに書きまくって覚えてきた子でした。

それゆえ漢字は全く出来ず,1つ下の学年どころか,2つ下の学年の漢字ですら書けないことも。

そんなこの子に漢字の勉強を教えて早一年。

今では学年相当の漢字も書けるようになり,学校の漢字テストでは一問間違いというところまで成長!

そんなこの子がこの間違い。

聞くと,

「障子って紙だから,絶対に紙だと思ったんですよ!なんで子どもの子なの!?」と。

今まで意味を考えて来なかったのに,意味を考えて漢字を使うようになってる!

些細な事ですが,めちゃくちゃ嬉しかった(^^♪

さて,なぜ障子が子どもの子を使うのでしょうか。

なかなかいい視点なので,調べさせてみました。

障という漢字の意味を調べた

子どもの子には,「ちょっとした道具」という意味があるのです。

つまり、障子というのは,「さえぎるためのちょっとした道具」という意味なのですね。

帽子,硝子(ガラス),椅子も同じ使い方ですね。

  • 帽子:かぶるためのちょっとした道具
  • 硝子:硝(ガラスの原料)を使ったちょっとした道具
  • 椅子:椅(イイギリ,植物の種類)を使ったちょっとした道具
  • 障子:光をさえぎるためのちょっとした道具

というわけです。

漢字練習は量が多くてついついひたすら書かせて練習させてしまいがちですが,意味を1つずつ考えていくと熟語に強くなります

熟語に強いという事は、覚える漢字が激減するということです。

正しい漢字練習は早いうちに身に着けさせてあげて下さいね(^^)/

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ABOUT US

1981年生、千葉県出身の学習法診断士。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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