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なぜ親は自分の子どもに嫌われる?優秀な子の反抗期とは?

親だから嫌われる

お母さん

「私は子供に嫌われているから、何を言っても聞かないんです。だから言う事も全然聞きません。どうすればいいのでしょうか。」

これはですね、自分が子どもだった頃を思い浮かべてよーく考えてみて下さい。

時代も環境も違いますが、大元の原因は大体同じようなものです。

どうですか?

原因はわかりましたか?

答えは「親だから」です。

答えになっていませんか?

でもよーく考えてみてください。

「親だから」っていう理由だけで嫌っていませんでしたか?

ではもっと深く突っ込んでみましょう。

なぜ親だからという理由だけで嫌われてしまうのか。

親という存在は、子どもにとって一番安心して頼れる「居場所」なのです。

それゆえ子どもは、親に対して他人に抱く感情以外に色々な感情を抱きます。

  • 褒めて欲しい
  • 一緒にいて欲しい
  • 聞いて欲しい
  • ご飯が欲しい
  • 部屋が欲しい
  • 親を超えたい

一見ただの甘えじゃないかと思われる事も入っていますが、これも親だから甘えられるのではないでしょうか?

親だから安心して身を委ねられるのではないでしょうか。

そんな親だからこそ、子どもは満たされないと感じると反発するのです。

「じゃあ甘やかせばいいの?」

そういう事ではありません。

しつけるべきところはしつけて下さい。

そして褒める所は褒めて下さい。

多くのご家庭を見てきていますが、一番足りていないのは「褒める」という事ですね。

嫌われてもしかるべき?

嫌われる勇気という本が流行りましたが、あれは子育てに関してではありません。

社会人としての話

子供に嫌われる勇気なんて持ってもうまくいきません。

嫌われてもいいから叱るというやり方ではなく、叱っても嫌われない関係を築く方がいいのです。

優秀な子の親は褒められて育っている

一般的にはタブーとされていますが、ハッキリ言ってしまいます。

一般的によく言われる、いわゆる優秀な子どもの親は、学力が低い子の親より良く褒めます

そして褒め方がうまいですね。

学力に表れなくても、良く褒める親の子どもは、音楽や美術など、何かしら秀でた得意分野を身につけています

つまり、現時点で子どもに何も秀でている物がないと感じている方は、褒めるチャンスをことごとく見逃してきた、という事になります。

優秀な子に反抗期はないの?

いわゆる優秀な子には反抗期はないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

ない子もいますが、ある子もいます。

しかしその反抗の質が違うのです。

優秀な子の反抗は、とにかく口を鍛えます。

そして相手の様子や反応をみて、どうすれば効果的かを見極めます。

対処方法がわからず暴れまわる反抗期とは根本的に異なるのです。

子供は反抗期を迎えるのが正常、という言葉を鵜呑みにして、ごちゃまぜにしないようにしましょう。

なぜ逆らうの?

今回はピグマリオン効果の話ではないので、話を戻しますね。

どうして子どもは親の言う事に逆らうのでしょうか?

ほとんどの場合、頑張っても褒めてもらえない、認めてもらえないから言う事を聞かないのです。

ではなぜ親は褒めないのでしょう?

それは「親だから」です(笑)

親になられた皆様ならこの理由でもうお分かりになりますよね?

赤の他人様は自分の子どもじゃないので簡単に褒められるんですよ。

それゆえ子どもは親の言う事は聞かないのに他人の言う事は聞くのです。

良くも悪くも子どもは単純ですから、褒めてもらえる事に対して非常に頑張ります。

特に親が褒めてくれる事に関しては、他人様が褒めてくれるよりも頑張ります。

もし親の言う事を聞く子にしたければ、その方法は非常に簡単です。

子どもと約束した事、子どもにするように言った事、それらを頑張った時に必ず褒めるようにして下さい。

しつけるのはまず褒めてからにしましょう。

それだけで効果絶大です。

今からで間に合いますか?

そんなことはわかりません。

わかりませんが、言う事を聞くようにしたければ根気強く続けていくしかありません。

かかる年数は、褒めてこなかった年数に比例すると思って下さい。

どうしても親として無理なら、学校や塾の先生に代弁してもらうのがいいでしょう。

ファイでは褒めるも叱るも、勉強以外の事でも保護者様からお耳にすれば代弁していますが、これがまた結構効果あるんですよ。

子どもの教育は一人で抱え込むものではないですからね。

協力できる人に協力、役割分担をしてもらって、うまく子育てして下さいね。

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 ⇒ なぜ先生の話は聞くのに、親の話は聞かないのか?理由が分かれば子育てがもっと楽になる(^^)

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