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2016年10月の時事問題・親向けの解説

新聞とスマホから時事問題を学ぶイメージ
新聞とスマホから時事問題を学ぶイメージ

■10月1日
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・中国で国慶節スタート

中国の建国を祝う大型連休(国慶節)がスタート。10月1日~7日まで。この行事の演説で李国強首相は東シナ海をはじめ,領土問題で一切妥協しない姿勢を示した。

《中国が領土問題を抱えている主な場所》
台湾 : 国際的には中国の一部として扱われているが,独立国として認めている国もある。
尖閣諸島 : 日本の領土だが,中国が突然中国の領土だと言い始めて,領海侵犯が著しい。
九段線 : 東シナ海の領有権問題で,中国が強引に国境だと主張し,環境破壊を侵しながら軍事拠点化を進めている。特に最近は南沙諸島(スプラトリー諸島)やスカボロー礁の話題が著しい。
ブータン北西部 : 中国のチベット自治区との国境がはっきりしておらず,中国の人民解放軍が侵攻。
カシミール地方 : インド,パキスタン,中国の国境付近の国境が定まっておらず,現在も紛争中。
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■10月3日
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・ノーベル医学・生理学賞に大隅良典さん

細胞自身が不要なたんぱく質を分解する仕組み「オートファジー」を分子レベルで解明したことによりノーベル医学・生理学賞を受賞した。オートファジーは細胞内を綺麗にする作用や,病原菌の排除などに関わっており,パーキンソン病などの病気との関連も進んでいる。―――――――――――――――――――――――――――――――――――


■10月5日
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・生活保護世帯 過去2番目の多さに

7月に生活保護を受けた世帯は前月よりも66世帯多い163万4759世帯となった。3ヶ月連続で増加してきて,過去最多となった今年3月の163万5393世帯に次ぐ多さ。生活保護が増えた原因として,65歳以上の単身世帯の割合が増えた事が大きな要因と考えられている。―――――――――――――――――――――――――――――――――――


■10月6日
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・川内原発 定期検査へ

九州電力の川内(せんだい)原発の1号機(鹿児島)が新基準再稼働後に初めて定期検査へと入った。日本で再稼働した原子力発電所は九州電力の川内原発と,四国電力の伊方(いかた)原発の2か所のみ。
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■10月8日
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・阿蘇山 36年ぶりの爆発的噴火

熊本県阿蘇山の中岳第一火口で36年ぶりに爆発的噴火が発生。高さ1万1千メートルに達する噴煙が観測された。これにより噴火警戒レベルを入山規制のレベル3に引き上げ。阿蘇山は熊本だけではなく,そのカルデラの大きさは世界的にも珍しい規模。熊本,阿蘇山の場所,カルデラについて調べてみましょう。
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■10月13日
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・OPECとロシアなどが原油の生産調整を本格協議

石油輸出国機構(OPEC)の一部加盟国とロシアなどの非加盟国の主要産油国は,トルコで会合を開き,原油価格の上昇に向けた生産調整について協議。原油価格は産出量によって左右されるため,価格を維持するためには産油国全体での協力が必要。
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■10月13日
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・東京大規模停電

東京都心部で約58万6千軒の大規模停電が起きた。原因は埼玉県新座市の地下送電ケーブルの火災によるもの。1つの火災により都市機能が麻痺する状況に,オリンピック開催の不安がよぎった。都市機能は意外と簡単に失われやすい事が表れた事件。首都直下型地震や富士山噴火などの大規模自然災害が起きた時,首都機能は維持できるのかは大きな問題となる。
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■10月13日
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・タイのブミポン国王 死去

タイの国王であるブミポン国王が死去した。これにより王位継承問題に注目を集めている。―――――――――――――――――――――――――――――――――――


■10月16日
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・クフ王のピラミッドに新たな空間発見

エジプトで最新技術を使ってピラミッド内部の構造を解析している日本などの国際調査チームは,クフ王のピラミッドに新たな空間があることを発表した。エジプトの場所は確認しておきましょう。―――――――――――――――――――――――――――――――――――


■10月17日
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・原発再稼働認めず 新潟県柏崎狩羽(かりわ)原発

新潟県知事選で初当選した米山隆一氏が原発の再稼働を認めないと強調。東電の経営改革と福島第一原発事故の支援策づくりへ短期決着を目指していた経済産業省の思惑は狂い始めた。日本は政府主導で原子力発電を推進,さらに国外へ安全性をアピールして技術力を売り込んでいたこともあり,大きな痛手となり,現在も日本国内の再稼働が進まないことが大きな足かせとなっている。安全に絶対がない以上,いざと言う時の安全策をどこまで盛り込んでいけるかがカギ。

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■10月20日
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・女性で初めてエベレスト登頂の田部井淳子さん死去

1975年(35歳)に女性として世界で初めてヒマラヤの最高峰エベレスト(8848m)を登頂した登山家,田部井淳子さんががんにより死去。92年には女性で初めて世界の七大陸最高峰を登頂した。なお,日本人で2人目の七大陸制覇は2016年に成功した女子大生。世界では女性は7人だけ。
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■10月24日
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・レクサス 4年連続で首位 2位もトヨタ

アメリカの有力専門誌「コンシューマー・リポート」が発表した自動車ブランドの信頼調査でトヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」が4年連続で首位,2位は「トヨタ」で,6位に「マツダ」,8位に日産自動車の高級車ブランド「インフィニティ」,10位に「ホンダ」が入った。日本勢は上位10位以内に5ブランドも入り,日本ブランドの圧倒的な信頼の高さを見せた。―――――――――――――――――――――――――――――――――――


■10月26日
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・ドゥテルテ大統領 南シナ海問題で「日本側に立つ」

安倍首相はフィリピンドゥテルテ大統領の首脳会議が首相官邸で開かれた。ドゥテルテ大統領は会談の冒頭で,中国が領有権を主張する南シナ海の問題に関連し,「法の支配のもとに平和に問題を解決したいと思っている。我々は常に日本の側に立つつもりだ。」と話した。しかし,20日に行われた中国の習近平国家主席との首脳会談では「南シナ海問題は棚上げ(今は問題にせず,触れないでおく)する」という姿勢を示していた。これに対しては「時が来た時には皆さまの側に立つとはっきり申し上げる。仲裁裁判所の判決が出た中で,日本とフィリピンは似たような状況にある。安心して下さい。」とも話した。なお,この日本と中国との会談を通して,フィリピンは両国から経済支援を得ることに成功している。

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■10月26日
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・日本の総人口初めての減少 1億2709万人

総務省は昨年行われた国勢調査の確定値を発表。日本の総人口は1億2709万4745人で,前回の平成22年の調査と比べておよそ96万人減少し,大正9年に国勢調査を開始して以来初の減少。一方65歳以上は3346万5411人となり,総人口に占める割合が26.6%となり,初めて25%を上回り,4人に1人が高齢者となった。学校でも必ず扱うので,特に総人口は1億2700万人と覚えておきましょう。―――――――――――――――――――――――――――――――――――


■10月26日
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・参議院選挙 1票の格差は最大で3.071倍

国勢調査の確定値に基づく参議院の45選挙区ごとの1票の格差が,最大で3.071倍となったことがわかった。この選挙では「合区」を行うなどして「10増10減」の定数是正が行われたが,それでも格差が3倍を超えていたことになる。日本では憲法14条に「法の下の平等」を定めており,ここから1人1票という投票の価値の平等もあるべきだと考えられている。実際には何倍以上がダメだという法律上の基準はないが,1人1票ということを考えると2倍未満には抑えるべきだというのが一般的な考えとなっている。―――――――――――――――――――――――――――――――――――


■10月26日
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・世界各国の男女格差 日本は111位

スイスの研究機関が世界各国で社会進出をめぐる男女の格差を調査した結果を発表。日本は政治や経済の分野で格差が大きいと指摘され,先進7か国の中で最も低い111位に後退した。男女格差はもちろん,働き方でも大きな問題を抱えている日本。ドイツが13位,フランスが17位,イギリスが20位,アメリカが45位,中国が99位と他の先進国を始め,発展途上国にも後れを取っている。
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■10月27日
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・日本のニュータウン インドネシアへ輸出

経済成長と人口増加の続く東南アジアのインドネシアで,日本の大手商社や官民ファンドなどが連合を組み,首都ジャカルタ郊外に住宅や商業施設を整備する街づくり事業に乗り出すことが決定。総事業費およそ300億円。
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■10月27日
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・三笠宮様 死去

三笠宮様は昭和天皇の末弟で,天皇陛下の叔父に当たることや,戦時中に軍人として赴任した経験,オリエント史の研究者としても知られる。

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■10月27日
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・日本発祥の絵文字 ニューヨーク近代美術館に

今では世界中に広がっている日本発祥の絵文字が美術作品としてアメリカのニューヨーク近代美術館のコレクションに加えられた。美術館は「デザインの力で人々のコミュニケーションの方法を変えた」と評価。昨年はイギリスのオックスフォード辞典が今年の言葉として「喜びの涙を流す顔」の「emoji」を選ぶなど,世界中で定着してきている。
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学習法診断士。東京、千葉、埼玉を中心に独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて大手進学塾や個別指導塾、家庭教師といった教育機関で多数のミラクルと言われるような合格を打ち出す。2013年に株式会社学習法指導塾PHIを設立し、子供たちへ勉強のやり方の指導を始め、親への接し方の指導、セミナー活動、高校や大学での指導、塾や学校の先生などの教育者に対する指導、動物介在教育など多岐にわたって教育業に携わる。

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