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2018年1月:親子で学ぶ,中学受験のための時事問題

新聞とスマホから時事問題を学ぶイメージ
新聞とスマホから時事問題を学ぶイメージ

■1月3日
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・箱根駅伝 青山大が4連覇

箱根駅伝で原晋(はらすすむ)監督が率いる青山大が総合4連覇を達成。

箱根駅伝とは東京箱根間往復大学駅伝競走の略で,東京の大手町から箱根の芦ノ湖までの往復217.1kmを10区画に分け,1月2日~3日にかけて走る。2区画約20kmとなり,1時間程度で走る。お正月の定番なので視聴率も高く,保健体育の試験に出されることもあるため,覚えておくといいでしょう。
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■1月3日
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・ペットの殺処分ゼロ 神奈川の方針に批判

神奈川県が掲げた殺処分ゼロの方針に対して疑問や批判が相次いでいる。神奈川県の動物保護センターは2013年から3年連続で殺処分ゼロを達成し,黒岩知事も快挙として喜んでいたが,これは県としては殺処分がゼロでも,その受け皿となるボランティアへと負担を丸投げしている状況のため批判が相次いだ。

殺処分の問題に対する問題なので時事性はないとは思いますが,ペットを飼っている人ならば殺処分の現状について知っておいて欲しいところです。今回の問題はざっくりと説明すると,今まで殺処分していた犬や猫を,ボランティア団体に引き取ってもらうことで,県としては殺処分ゼロを達成していたということ。これは完全にボランティア任せであり,行政として殺処分ゼロを達成したと言っていいのか疑問。殺さないからいいという問題ではなく,そもそも殺す必要がないように,殺処分対象となるペットを出さないようにする政策を打ち出せるかが問題。成績に対しても言えることですが,目先の数字に捉われず,本質的な解決策を考えて欲しいところですね。
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■1月6日
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・荻田泰永さん 日本人初の無補給単独徒歩で南極点到達

冒険家の荻田泰永(おぎたやすなが)さんが外部から物資補給を受けない無補給単独徒歩(途中で物資の補給をせず,一人で徒歩)による南極点到達に成功。日本人初。昨年11月に南極大陸の海岸から南極点を目指し,50日かけて標高2800メートルの南極点にたどり着いた。

南極点到達で有名な人物といえば,
・アムンゼン隊 : 人類初到達。ノルウェー。
・スコット隊 : 1か月遅れで到達。イギリス。
この2人は教科書に出てくる程有名な人物なので,知っておいた方がいいでしょう。
また,南極には昭和基地という日本の基地もあります。
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■1月11日
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・ブラジルの14歳少年 狂犬病から生還

ブラジルに住む14歳の少年が狂犬病から生還した。発病した人の生存は極めて稀(まれ)で,ブラジルでは2例目。

狂犬病は犬やコウモリなどから狂犬病ウイルスが人に感染する病気で,発病するとほぼ確実に死亡する,いわゆる致死率ほぼ100%と言われる病気。日本ではワクチンを徹底したため,1956年を最後に発生していないが,世界では毎年約5万5千人が狂犬病により死亡していると言われている。発生地域も日本,イギリス,オーストラリア,ニュージーランド,ノルウェー,スウェーデン以外の国,ほぼ全ての国で発生。もう長いこと日本では発病していないため,知らない人も増えてきたが,世界で見ればまだまだ危険な病気。ペットを飼っている人は知っておいて欲しい病気ですね。
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■1月12日
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・安倍首相 歴代初のバルト三国,東欧歴訪

安倍晋三首相はエストニア,ラトビア,リトアニアのバルト三国とブルガリア,セルビア,ルーマニアの6か国を12日から17日までで歴訪。いずれも日本の首相の訪問は初。

エストニアを除く5か国は北朝鮮と交流があるため,圧力への協力要請の意味もある。また,中国の掲げる一対一路構想の重要地域でもあるため,法の支配や基本的価値観の重要性についても確認した。首相の歴訪と場所は出やすいので確認しておくといいでしょう。
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■1月13日
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・訪日外国人旅行者 過去最多の2869万人

国土交通省と観光庁は2017年に日本を訪れた外国人旅行者の数がおよそ2869万人で過去最多となったと発表。これは5年前の3.6倍で,前年の20%増しで,5年連続の更新となった。

訪日外国人が増えると,国内でお金を使ってくれるため,経済が好転しやすくなる。また,これからオリンピックを控えており,外国人が増えた時にリピーターとして取り込むためにも,今から日本の魅力を伝えておく必要があり,経済的に重要なニュース。約3000万人ぐらいは押さえておきましょう。
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■1月15日
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・センター試験 ムーミンの舞台はフィンランドではなくムーミン谷

大学入試センター試験の地理Bの問題で,「ムーミン」の舞台についてフィンランドを正答とする問題が出題され,物議を醸している。ムーミンの舞台はあくまでムーミン谷という架空の場所であり,ムーミン谷がフィンランドだという説明は作中どこにも出てきていないはずとの指摘が相次いでいる。

こういった,国語の問題で作者の真の意図を捉えていない問題はセンター試験に限らず度々問題になります。そもそも作者の意図というのは作者にしかわからないわけで,それを元に問題を作った人の解釈が必ずしも正しいとは限らないのです。が,そんなことを言っても問題がそうやって作られてしまう以上,そうやって練習していくしかないんですよね(^^;いずれ国語力の判定の仕方や試験の在り方も変わってくると思いますが,統一された国語力を養成するという意味では解釈を拾う練習もしばらく必要でしょう。なお,時々ですが,こういった問題は時事問題として便乗出題されることがあるため,知っておいた方が良いかも知れません。
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■1月15日
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・ウナギの稚魚 極度の不漁

絶滅危惧種のニホンウナギの稚魚が今期漁獲量が不漁となり,前期の1%程度に低迷している。

絶滅危惧種はワシントン条約にて国際的に取引が規制される。ニホンウナギについてもワシントン条約で議題に上がっており,取引規制がかかる可能性もある。ワシントン条約は入試でも出るので,関連項目として押えておきましょう。
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■1月16日
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・民法改正案 配偶者の優遇へ

法務省は死亡した人の遺産分割で配偶者の優遇を図る民法改正案を通常国会に提出する方針を固めた。今までは家を財産とひとくくりにして遺産分割していたが,改正案によると家を居住権と所有権に分けて評価額を分割。これにより家を相続して現金を手放さなければならないといった状況を減らし,老後の経済安定を図るのが狙い。

遺産分割についての基本的な考え方は小中学生でも習う範囲。例えば夫が死亡した場合,配偶者である妻は半分を相続する権利がありますが,家2000万を相続するとなると,1000万円分しか相続の権利がないことになり,権利を放棄してもらうなどの手続きをとらなければなりません。仮に放棄してもらえないとなると,1000万円を支払うことで手を打つといった感じになりますが,そうすると手持ちの現金がなくなります。今回はまだ案なので,改正案の内容まで理解しておく必要はありませんが,相続に関する話題ぐらいにはしてもいいかも知れませんね。
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■1月17日
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・阪神淡路大震災から23年

1997年に起きた阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)から23年経ち,犠牲者約6500人を悼む行事が各地で開かれた。

阪神淡路大震災は1月17日に起きたマグニチュード7.3の兵庫県南部地震(震源は淡路島北部)によって引き起こされた震災。この地震で気象庁の観測史上初となる震度7を記録。地震に弱い建物が多く,自治体の震災対策も不十分だったことから,建物の倒壊や火災が広がった。これが大きなきっかけとなり,建築基準法が改善されたり,地震対策を考えたものが多数出てきた。なお震度7はこれ以降,2004年の新潟中越地震,2011年の東北地方太平洋沖地震,2016年の熊本地震で記録されている。
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■1月18日
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・イプシロン3号機 打ち上げ成功

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は小型ロケット「イプシロン」3号機を鹿児島県からの打ち上げに成功し,軌道に投入したと発表。これにより必要な技術の実証が終わり,今後は本格的な運用を見据えたコスト削減(打ち上げ費用30億円以内)を検討する。

イプシロンロケットの打ち上げ場所はお馴染みの鹿児島県だが,種子島ではなく内之浦宇宙空間観測所という場所。これは鹿児島県の東側の大隅半島(おおすみはんとう)の志布志湾(しぶしわん)南側にある。打ち上げ費用に関してはどこまでを費用として入れるかにもよるので一概には言えないが,ソユーズが50億円,スペースシャトルは1000億円ともいわれる。
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■1月18日
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・安倍首相 オーストラリアのターンブル首相と首脳会談

安倍晋三首相はオーストラリアのターンブル首相と首脳会談を行い,自衛隊とオーストラリア軍の共同訓練などを円滑に行うための協議をした。

オーストラリアとは2007年に「安全保障協力に関する共同宣言」を発表し協力関係を築いている。オーストラリアとの関係が円滑になれば,自衛隊やオーストラリア軍が災害支援や演習などで大規模な活動をしやすくなる。首相の名前は押さえておきましょう。
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■1月22日
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・予算案を国会へ提出 過去最高の97.7兆円

22日から通常国会が召集され,政府が2018年度予算案を国会へ提出。一般会計総額は97兆7128億円となり過去最高。安倍晋三の看板制政策である「人づくり革命」,「生産性革命」などを盛り込んだ。また,2017年度の補正予算案も同時に提出し,九州北部豪雨災害復旧費,農業対策費などの2兆7073億円の歳出追加を計上。

予算の総額はよく話題になるため,97.7兆円という数字は押さえておきましょう。また,社会保障費約33兆円,防衛費5兆円も目安として押さえておくといいでしょう。また,国会の種類として通常国会は毎年1月から150日間行われる会議として覚えておきましょう。
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■1月23日
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・草津 白根山が噴火 警戒レベル3

群馬県北西部の草津白根山が噴火。気象庁は噴火警戒レベルをレベル3(入山規制)へと引き上げ,火口から2キロの範囲では火山噴出物に警戒するように呼び掛けた。なお,白根山は草津温泉と5キロほど離れており,草津温泉通常通りとのこと。

草津は湯もみで有名な温泉地。キャベツで有名な嬬恋村の北,避暑地で有名な軽井沢のさらに北にあたる場所なので,見ておきましょう。また,火山噴出物は受験でもよく出る内容。火山ガス,火山弾,火山灰,軽石は押さえておきましょう。
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■1月25日
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・体細胞からクローンのサル誕生

中国の研究チームがサルの体細胞から遺伝的に同じ情報を持つクローンを誕生させることに成功。霊長類(サル,人間が属する分類)としては初のクローンとなる。使用したのはカニクイザルで,胎児の体細胞から遺伝情報が入った核を取り出し,別の未受精卵の核に移植する方法で行われた。このクローンは中中(チョンチョン),華華(ホワホワ)と名付けられた。

クローンは同じ遺伝子を持つ子を作り出す技術で,以前より研究されていた。植物のクローンは園芸などでも使われる身近な技術。1952年に作られたカエルのクローンが動物としては初のクローンとなり,哺乳類としては1981年にヒツジのクローンが作られたのが初。ヒツジのクローンとしてはドリーが有名だが,これは1996年に初めて体細胞から作られたクローン。技術的には人間のクローンも作れそうな気がするが,こうなってくると倫理的な問題が付きまとうため,予め法律で禁止している国も多い。AIといいクローンといい,どこからが人間なのか,境界がわからなくなりそうですね。
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■1月26日
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・オウム真理教事件 裁判終結

1995年に起きた地下鉄サリン事件で殺人罪などに問われたオウム真理教の裁判が終結した。死刑は教祖の麻原彰晃こと松本智津夫を含む13人,懲役刑174人,罰金刑3人となり,無罪2人を除いて全員有罪となった。

オウム真理教については教科書にも載るほどの事件になっています。そこまで詳しく知っておく必要はありませんが,宗教団体による大規模なテロ事件としてぐらいは知っておいた方がいいでしょう。
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■1月31日
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・皆既月食 スーパーブルーブラッドムーン

今回の月食は通常よりも大きく見えるスーパームーンに加え,1ヶ月に2回目の満月となるブルームーン,さらに月食により赤く見えるブラッドムーンが重なり,スーパーブルーブラッドムーンと呼ばれる。

月食などの天体ショーについては入試にも出やすい話題なので,ただ月食と覚えておくだけではなく,太陽⇒地球⇒月の位置関係も押さえておきましょう。月食についてはこちらをご覧下さい。
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学習法診断士。東京、千葉、埼玉を中心に独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて大手進学塾や個別指導塾、家庭教師といった教育機関で多数のミラクルと言われるような合格を打ち出す。2013年に株式会社学習法指導塾PHIを設立し、子供たちへ勉強のやり方の指導を始め、親への接し方の指導、セミナー活動、高校や大学での指導、塾や学校の先生などの教育者に対する指導、動物介在教育など多岐にわたって教育業に携わる。

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