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2020年11月の時事問題・親向けの解説

新聞とスマホから時事問題を学ぶイメージ
新聞とスマホから時事問題を学ぶイメージ

ファイの時事問題の特徴と使い方・注意点

四谷大塚の全国大会出場者を始め、サピックスや日能研といった中学受験、高校受験の進学塾の子、及び保護者が多数利用しています(≧▽≦)

単純にテストに出る所を押さえたものではなく、親子で話題にするだけで子供が賢くなるネタ、ポイントを紹介

必要のない部分、細かい数字は極力減らし、小学生・中学生でもわかりやすい簡単な言葉で印象付けしておくことで、関連事項が押さえやすいようにまとめています。

また、中学受験対策・高校受験対策・定期試験対策としても使いやすいように、重要度を★マークで表示。

マークの意味

☆:それ自体に時事性はないが、周辺事項を押さえておいた方がいい。
★:それ自体に時事性があるもの。

星の数が多いほど重要なことを表します。

覚えるためではなく、考えること、調べることを通して学力全般に通じる力を養うことを目的としています。

親子で話題にし、子どもが自分の考えを持てれば十分なので、テストにしたり、わからないことを責めないように!

確認用のオンラインテストも用意しています。
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大阪都構想 再否決

11月1日:★

大阪市を廃止して特別区を再編する大阪都構想についての住民投票が行われ、反対多数で否決された。

切替先生

大阪都構想とは、大阪市と大阪府の二重行政を解消しようと考えたもの。現在の大阪市は、大阪府全体を管理する大阪府と、大阪市を管理する大阪市が同じ場所に同居しているにもかかわらず、連携を取れずにそれぞれが競い合って政治を行っている状態。

そこで、東京都と同じように、特別区を設定し、大阪府が管理することと、大阪市が管理することを区別して無駄をなくそうと大坂維新の会が訴えたのですが、2度目となる今回も残念ながら否決。

時事問題として大阪都構想という言葉は出題される可能性があるでしょう。

アメリカ大統領選 開始

11月3日:★★★

全米50州ワシントンD.Cで大統領選の投票が行われた。この選挙は各州の選挙人を決める選挙で、州として民主党(バイデン)共和党(トランプ)のどちらに投票するかが決定される。ここで決定した方へ、州の代表となる選挙人が12月14日に選挙人投票を行う。

例えば、ニューヨーク州の選挙で民主党(バイデン)が選ばれた場合、ニューヨーク州に割り振られた29人は全員民主党(バイデン)に投票することになる。つまり、州ごとに誰に投票するかを決め、州として割り振られた票数を総取りして投票していくことになる。

こうして50州全土の選挙人合計538人を奪い合い、270人を確保した方が当選

なお、今回は郵便投票が行われており、その期日は11月4日の消印有効となっているため、届くのが遅れる分を考慮すると、すぐに決まらずに時間がかかる可能性がある。

予定通りなら、1月6日には連邦議会が投票結果を確認し、1月20日には新大統領の就任式となる。

切替先生

アメリカの大統領選は日本とは大きく異なるため、時事問題としてはあまり出されません。しかし誰が大統領になったのかはよく出題されますので、注目しておきたいところです。

なお、アメリカの選挙制度は複雑ですが、その理由はアメリカが広すぎるということと、州ごとに自治権があり、1つの国のように機能しているため。

インターネットもなく、移動にも時間がかかる鉄道しかなかった時代に大統領を決める方法として考えられたシステムをそのまま使っているため、このような面倒な投票になっています。

ちなみに選挙人は州で決まった人へ投票することになっていますが、実はそこに法律の制限はありません。つまり、州で決まった人に投票しなくてもいいのです。これもあくまで州として信頼のおける人物を州の代表(選挙人)として選んで投票してきてもらっていたためです。

民主党のバイデン氏 アメリカ大統領に当選

11月8日:★★★

アメリカの大統領選で、民主党候補のジョー・バイデン氏が現職のドナルド・トランプ大統領を抑えて当選。また、バイデン氏は現在77歳で、史上最高齢の大統領に、黒人女性初の副大統領としてカマラ・ハリス上院議員が就任する予定。

なお、トランプ氏は大規模な選挙不正があったとして裁判に訴えているが、ほとんどのメディアは根拠がないとして相手にしていない。また、アメリカの大統領は4年間×2の8年間行えるが、1992年に4年で敗れたジョージ・ブッシュ大統領以降28年ぶりの現職で再選できなかった大統領となった。

切替先生

民主党ジョー・バイデンカマラ・ハリスについては押さえておきたいところです。また、アメリカの選挙制度として、4×2=8年間行えるというところも以前の大統領選の時の時事問題で扱われたこともあります。

禁煙アプリを保険適用

11月11日:★★

厚生労働省は、CureApp(キュアアップ)が開発した禁煙治療向けスマホアプリを保険適用することを決定。治療用アプリとして国内初の保険適用となった。このアプリは助言や指導で禁煙を支援している。

切替先生

アプリが保険に適用された初めての例なため、どんなアプリが保険適用となったのかは押さえておく方がいいでしょう。

世界初 レベル3の自動運転 ホンダ

11月12日:☆

日本の自動車メーカー「ホンダ」が世界で初めて自動運転レベル3の車を実用化すると発表。2020年度中の販売を予定。レベル3からは運転者がシステムとみなされるため、システムが運転の交代を求められた時に応じられるようにしておけば、読書や飲食、スマホを利用することも可能。なお、レベル3の機能が使えるのは、当面高速道路で渋滞している時のみ。

切替先生

自動運転にはレベル1~5の5段階ありますが、レベル2とレベル3の大きな違いは、レベル2までは運転者が人であるということ。つまりレベル3以降、運転者がシステムになるということは、メーカーに責任が出てしまうということ。

世界ではレベル3相当の技術は出てきていますが、法整備が追い付いていないため実用化には至っていませんでした。幸い日本はオリンピックが開かれる予定だったということもあり、世界に先駆けて法整備を進めていたため、それが功を成した形です。

最も法整備が追い付いていないだけで、世界が目指している技術自体は既にレベル4、5に着手しているとも言われているため、日本も気が抜けない状況です。

ノーベル物理学賞の小柴昌俊さん 死去

11月13日:☆

2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊(こしばまさとし)さんが死去。小柴さんは超新星爆発に先立って飛来する素粒子、ニュートリノカミオカンデで観測した。これにより超新星爆発の仕組みやニュートリノの謎の解明に大きく貢献。

なお、カミオカンデの研究はさらに大規模なスーパーカミオカンデに引き継がれ、2015年に梶田隆章(かじたたかあき)さんがニュートリノ振動現象を発見し、ノーベル物理学賞を受賞。

現在さらに大規模な装置、ハイパーカミオカンデを計画している。

切替先生

今回のニュースは訃報(ふほう)なので、時事問題にはされにくいでしょう。しかし、この物理学の研究は続いており、ノーベル賞ネタは時事問題になりやすいため、受賞者と簡単な研究内容、受賞した賞の名称ぐらいは押さえておいた方がいいでしょう。

RCEP 15カ国が署名

11月15日:★★★

日本、中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランドとASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国が参加するRCEP(Regional Comprehensive Economic Partnership:東アジア地域包括的経済連携)で、参加15カ国が協定に署名。これにより参加国全体の関税撤廃率が91%(品目ベース)となり、世界神皇の約3割、国内総生産(GDP:Gross Domestic Product)の合計が世界の約3割となる経済圏が誕生。

なお、インドは署名を見送った

RCEP協定署名国

日本、中国、オーストラリア、ニュージーランド、韓国
+ASEAN10カ国

ASEAN加盟国

ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム

切替先生

この協定の目的は関税を引き下げて、自由貿易を活性化すること。受験生を悩ませる英語の横文字がまた一つ増えることになりますが、狙われやすいので参加国と協定名は押さえておきましょう。

RCEP:東アジア地域包括的経済連携
ASEAN:東南アジア諸国連合
FTA:自由貿易協定
EPA:経済連携協定
TPP:環太平洋パートナーシップ協定
NAFTA:北米自由貿易協定 ※USMCAへ移行したため失効
USMCA:アメリカ・メキシコ・カナダ協定

野口聡一 ISS到着

11月17日:★★

野口聡一(そういち)宇宙飛行士(55歳)は、アメリカの民間宇宙船「クルードラゴン」に乗り、16日にNASAのケネディ宇宙センターからファルコン9ロケットで打ち上げられ、17日にISS(International Space Station:国際宇宙ステーション)へ到着。約半年滞在し、日本の実験棟「きぼう」で医学実験や超小型衛星の放出などを行う。

野口聡一宇宙飛行士の宇宙飛行は3回目、日本人最年長での宇宙滞在となる。次の春には星出彰彦(ほしであきひこ)宇宙飛行士もクルードラゴンでISSへ向かい、ISSの船長を務める予定。

切替先生

2011年にスペースシャトルが引退して以降、NASAは打ち上げを行っておらず、スペースX社などの2社に委託して新たな宇宙船開発をしていました。今回初めて民間による有人ミッションに成功したことで、民間による宇宙開発が本格的に加速していくことになります。宇宙飛行士名、宇宙船の名称は入試でも時事問題でも話題になりやすいため、押さえておくといいでしょう。

 ⇒ ISSってなに?

パンダ誕生 父親は世界最高齢

11月22日:★

和歌山県のアドエンチャ―ワールドで、ジャイアントパンダのオスが誕生。同施設でのパンダ誕生は17頭目。今回生まれた子の父親、永明(エイメイ)は28歳、人間では80歳に相当する年齢で、自然交配で繁殖に成功した世界最高齢のオスという自身の記録を更新。

切替先生

パンダがなぜニュースになるのか。もちろん人気があるというのもあるかも知れませんが、日本に来たのは、1972年田中角栄内閣総理大臣の日中共同声明がきっかけ。日中国交正常化を記念して、中国からランランとカンカン上野動物園に贈られたのが最初です。これは入試でもよく出る内容なので押えておきましょう。

なお、中国は日本以外にもパンダを送る、いわゆるパンダ外交を繰り広げています。というのも、パンダは贈ったとはいえ、レンタル料が発生しているのです。その金額はペアで約1億円、子供が生まれたら年間約7000万円、死んだら6000万円を中国へ支払うことになっているのです。つまり、世界中に貸し出しているパンダが増えれば増えるほど、中国にお金が流れていくという仕組み。

中国はこの費用について「絶滅危惧種であるジャイアントパンダの保護に当てている」と言っていますが、実際何に使われているのか明らかにされていないと言いますから、ちょっと怖いですね。

H2Aロケット 打ち上げ成功 連続37機目

11月29日:★

三菱重工業が政府の情報収集衛星「データ中継衛星一号機」を載せたH2Aロケットの打ち上げに成功。打ち上げは種子島宇宙センターからで、成功率は97.67%となった。

データ中継衛星は上空約3万6千キロに位置する静止衛星で、安全保障や災害の被害状況といった情報を地上アンテナへ中継する。現在データ中継衛星の他に昼の晴天時を撮影する「光学衛星」、夜や悪天候時に撮影する「レーダー衛星」を合わせて8機運用。データ中継機はこれらのデータを中継する役割を担う。

切替先生

H2Aロケットと種子島宇宙センターは入試でもよく出てくる名称。宇宙産業は今後さらに拡大していくことが予想されているため、日本の取り組みとして押えておきましょう。

なお、打ち上げ成功率97.67%は世界で見るとトップレベルで高い方。打ち上げ回数や開発コストも考慮すれば、安さ成功確率で言えば世界一といってもいいでしょう。これば一回打ち上げるのに莫大なコストがかかる宇宙産業にとってはとても重要で、たとえわずかでも失敗の可能性があると一発で大金が吹っ飛ぶため、信頼性が高いことはとても有利になります。日用品レベルの産業ではアメリカや中国、韓国に押されている日本なので、頑張ってもらいたいところですね。

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1981年生、千葉県出身の学習法診断師。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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