日本初!勝手に勉強する子ができる塾

日食を見れば天体の感覚なんて簡単につかめる!

皆既日食とコロナ

部分日食はなるべく経験させておきたい

今日は部分日食ということですが,全国的に天気は悪そう(^^;

しかし日本以外でも見られるところはありますし,ニュースでは映像が流れることでしょう。

そこで,受験に関係してくる話題をいくつか紹介!
まず見え方を確認しましょう。

2019年12月26日 部分日食のシミュレーション(札幌・東京・那覇での見え方)

部分日食が見られる時間は?

地域によっても多少違いますが,東京では

・食のはじめ 14:28
・食の最大  15:35
・日の入り  16:34 ← 食が終わる前に沈む

となっています。

また,北に行くほど食が起きる面積は小さく,南へ行くほど,食の面積は大きくなります。

そして西にあるほど食が早く始まります。

部分日食って何?

太陽と地球の間に月が入り,太陽を隠してしまうことを日食といい,今回の部分日食は太陽の一部分を月が隠すことを言います。

軌道面はわずかにズレているため,新月の時に必ず部分日食になるとは限りません

また,月と地球の距離が近くなると,月が太陽を覆ってしまうため皆既日食に,離れるとわずかに太陽の方が大きく,月からはみ出して見えるため,金環日食になります。

なお,日本で次に皆既日食,金環日食が見られるのは

・2030年6月1日   北海道:金環日食
・2035年9月2日   日本列島:皆既日食
・2041年10月25日 日本列島:金環日食

となっています。

なんで右側から欠けていくの?

月は地球の周りを公転しています。その回転の方向は,北極側から見て左回り。そのため,太陽の右側から重なって,左側へ抜けていきます。

なんで西の地域の方が早く欠けるの?

今回の日食は,日本では夕方に見られます。夕方ということは,太陽→月→地球と結んだ軸に近いのは沖縄ということになります。軸に近ければ近い程,よく重なって見えるため,東京よりも沖縄の方が欠けるのが早いというわけです。

日食の観察の仕方は?

日食は絶対に直接見てはいけません。太陽の光はまぶしすぎるため,目を傷める可能性があります。観察用の減光フィルターというのがありますので,それを使いましょう。サングラスやカラー下敷き,セロファン程度では安全とは言えないので,観察用を用いるのがいいでしょう。

また,長時間に渡りますが,見続けてはいけません。数分毎に時々目を休めるようにして下さい。

もしどうしても長時間に渡って観測したいのであれば,太陽投影版というものを用いるといいでしょう。原理としては,ピンホール(小さな穴)を通して黒い紙に光を当てることで,太陽の様子が投影されて見えるというものです。ちゃんとした装置がなくても,小さな穴をあけた黒い紙があればできるので,黒い紙に火のついた線香でプスッと穴をあければ簡単に作れます。

これは観察用メガネに入っていたボール紙に開いていた穴を通しただけのものです。作ってすらいませんが,一応見ることができます。

日食をピンホールカメラで観察

日本以外ではどう見える?

これはいきなり答えの映像を見るのではなく,どう見えるか考えさせたいところ。まず大前提として知っていなければならないのは,

・東京  北緯約45度,東経約140度
・グアム 北緯約15度,東経約145度

これだけわかれば説明できるはずです。

まず経度が東京よりも東なので,日食が始まる時間は東京よりも遅くなります。しかし緯度が低いことから重なる部分は多くなります。映像を見て頂ければわかりますが,金環日食になります。日本では日が沈んでしまいますが,グアムでは日が長いため,18時頃の日没まで見ることができます。

2019年12月26日 金環日食のシミュレーション(グアムでの見え方)

天体はわからない子にはわからない!

天体の単元は,いくら説明してもわからない子にはわかりません。その原因の大部分は,

・空間での感覚(見え方や動き方の感覚)がないため
・星や現象の名称といった基礎知識がないため
・机上のみで勉強が進むため

です。

これらを一気に解決できるのが,天体観測です。やはり実際に見て感じるに限ります。最も天気に恵まれないこともありますが,このような大きな天文イベントは,大抵いい撮影スポットで映像が取られているため,ニュースやテレビ番組,YouTubeやツイッター,インスタグラムでも流れてきます

実際に見ることができなくても,映像から雰囲気だけでも見た目や動きを経験させてあげて下さい(^^)/

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学習法診断士。東京、千葉、埼玉を中心に独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて大手進学塾や個別指導塾、家庭教師といった教育機関で多数のミラクルと言われるような合格を打ち出す。2013年に株式会社学習法指導塾PHIを設立し、子供たちへ勉強のやり方の指導を始め、親への接し方の指導、セミナー活動、高校や大学での指導、塾や学校の先生などの教育者に対する指導、動物介在教育など多岐にわたって教育業に携わる。

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