受験にどう役立つ?
こぐま座と言えば、北極星。
北極星と言えば、こぐま座。
中学受験でも高校受験でも超重要な位置づけとなるこの星座を見つけられないなんてことがあってはなりません。
北極星の見つけ方は入試でもよく出ますからね。
流星群を見ると同時に、北極星の探し方も確認しておくといいでしょう。
こぐま座流星群って何?
こぐま座を放射点とする流星群で、一瞬で消えてなくなります。
しかも1時間に数個と、初心者にはちょっと難しい流星群。
子供は見えた、見えないですぐに飽きてしまうでしょう。
正直見えることは期待せず、北極星やこぐま座を実際に見に行くことを目的とした方がいいでしょう。
流星は見えたらラッキーということで(笑)
願い事を3回唱える練習をさせておくと、熱くなるかもしれません。
ファイではこぐま座流星群の流星が消える前に3回唱えることができるのか、という神経伝達時間と反射に関する授業になりました。
結論。
無理(笑)
でも子どもは楽しめるんですね。
母彗星は公転周期が13.6年のタットル彗星ですが、知らなくても問題ありません。
いつみられるの?
2020年は12月22日の18時が極大時刻だと言われています。
こぐま座は北の空の星座、しかも北極星を含む星座なので、一晩中見ることができます。
月齢が8日、つまり上弦の月くらいなので、夜中には真っ暗になるでしょう。
活動期間も短く、12月17日~26日くらいまでの10日間。
個数が少ない上、一瞬で消える流星群なので、家の近くの暗い場所で、気軽に空を見上げて楽しむ程度がちょうどいいでしょう。
どこを見ていればいいの?
こぐま座が見られる北の北極星付近が放射点です。
極大時は1時間に数個程で、見られない年もあります。
突然活発になる年も数年に1回あります。
2007年に母天体であるタットル彗星が地球から近い位置を通り過ぎたため、流星群の出現個数が多くなると予想されましたが、実際にはほとんど見られませんでした。
逆に1981年、1986年、1992年、2000年、2014年、2016年には突然活発な活動を見せているため、予測がし辛い流星群と言われています。
さて、なぜこんなに予想がしずらいのでしょうか?
実はこれも小学生レベルの理論で説明できてしまうのです。
放射点に着目して下さい。
放射点が北極星付近ということは、地軸の延長線上から降り注いでくることになります。
つまり、地球の公転の進行方向に対してほとんど垂直なんですね。
ということは、塵(ちり)がある場所を地球が移動していくよりも、当たる確率が低くなるのです。
掃除機で例えるなら、進行方向にある塵は回収しやすいですが、横方向は向こうから飛び込んで来ないと回収できないのと同じです。
ちょっとヒントを与えて考えさせればわかるので、説明させてみましょう。
観測するにあたっての準備や心構え
天体観測について専門のサイトで見ると、ガチなことを細々と書いているため、難しく感じてしまうとのこと。
もちろん甘く見るつもりはありませんし、書いてあることが重要なこともわかります。
しかしハードルを上げて観測しないのはちょっともったいない。
そこでファイでは、気軽に楽しむための最低限の心構えについて紹介しています。
合わせてご覧下さい(^^)/
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