受験にどう役立つ?
中学受験でも高校受験でも出てきません。
というより、そもそもしぶんぎ座が存在しません(笑)
さらに極大期を外れるとほとんど見ることができないため、無理に見に行く必要はないでしょう。
時期も1月と寒い時期ですからね。
ただ、しぶんぎ座があった場所は北斗七星の近くになります。
北斗七星やおおぐま座は入試でもよく出てくる星座ですし、夜空を見上げて探してみるぐらいはしてみてもいいでしょう。
しぶんぎ座流星群って何?
しぶんぎ座流星群は一応三大流星群の1つ。
毎年ほぼ一定して多くの流星が見られる年間最大級の流星群で、1時間に20~50個程度見ることができます。
年末から極大に向けて緩やかに増えていき、極大の前後1日で一気に増加。
その後は急に流星数が減る傾向にあります。
なお、しぶんぎ座という星座は以前あった星座ですが、1922年に国際天文学連合が選定した88星座からは外されたため、現在は星座盤の中にしぶんぎ座を探しても見つけることはできません。
いつみられるの?
2021年は、1月4日の0時頃が極大だと予想されています。
しかし月齢が20日の下弦の月が出てくるため、観測条件はあまりよくありません。
どこを見ていればいいの?
まずは北斗七星を探しましょう。
おおぐま座のおしりからしっぽの部分にかけてですね。
これは見つけられるようになっておくといいでしょう。
北斗七星を見つけたら、その持ち手の先の方が放射点になります。
先程も話した通り、しぶんぎ座は現在は存在しませんので、星座早見盤を見ても見つけられません。
なお、場所をハッキリさせる必要はありません。
これはあくまで放射点であり、その場所を中心として流星が流れます。
つまり、そっちの方に目を向けて、ぼーっと周囲を見ていればいいのです。
なお、これは4月5日0時の北の空の様子。
このように真夜中にならないと放射点は昇ってきません。
よって放射点を探そうとするよりも、北斗七星を探して、その周辺を眺めておくのがいいでしょう。
最も北斗七星も持ち手の部分が地平線の下に入っているかもしれないので、都心部は街明かりに注意して探しましょう。
観測するにあたっての準備や心構え
天体観測について専門のサイトで見ると、ガチなことを細々と書いているため、難しく感じてしまうとのこと。
もちろん甘く見るつもりはありませんし、書いてあることが重要なこともわかります。
しかしハードルを上げて観測しないのはちょっともったいない。
そこでファイでは、気軽に楽しむための最低限の心構えについて紹介しています。
合わせてご覧下さい(^^)/
コメントを残す