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何年もそうしてきたのだから今さら変われない
この世に生を受けてから早何十年。
変われと言われてあなたは変われますか?
年齢を重ねるごとに自分を確立していき,どんどん変わりづらくなる。
これは事実です。
昭和の頑固おやじをイメージすればわかりやすいでしょう。
長年生きてきた自分の価値観が崩れるところには手を出したくないのです。
アイデンティティが崩壊してしまいますからね。
子どもも同じです。
大人と比べれば生きてきた時間が短いとはいえ,それでも十数年生きてきた生き方がありますから,それを崩して生き直すのは容易な事ではありません。
ましてその生活環境は,何十年も生きてきた親が作り上げている訳ですから,変わろうと思っても変われるわけがありません。
変われないわけではない
では変わる術はないのかというと,そんなこともありません。
実際,PHIでは多くの子ども達が変化を遂げています。
アンケートをご覧になっていただければわかるように,ほとんどのご家庭で
「勉強時間が増えた」
「言われなくても勉強するようになった」
と答えて下さっています。
つまり,変えようと思えば変わるのです。
どうやれば人は変われる?
ではどうやれば変われる?
簡単です。
自分が信じられなくなるような,今までの生き方が全く通用しないと感じるぐらいの衝撃を与えればいいのです(笑)
実はこの方法,日本ではあまり見かけませんが,海外では割とよく見かけます。
様々な手法がありますが,その多くはショック療法。
例えば,いきなりサバイバルの世界に放り込むといった方法です。
ここまで極端に今までの自分が通用しない世界に放り込まれたら,嫌でも人は変わります(笑)
実際これらのトレーニングでリタイアする人も多いそうですが,やり遂げた人は大きく変わっていくそうです。
まぁかなり過激ですからね(^^;)
もちろん日本でそれを再現するとなると大変ですし,ましてご家庭で再現となるとまず無理でしょう。
しかし,今までの自分が通用しないという衝撃は実は割と簡単に与えられます。
だって相手は十数年しか生きていない子どもですから( ̄ー ̄)
子どもを変えるだけなら,そこまで大掛かりなことをしなくても大丈夫
その方法とは,とにかく新しい世界に手放しで放り込む。
ただそれだけです。
例えば電車で一人でどこか行かせてみるとか,
一人でもできる課題を与えてみるとか,
今まで未知の経験を,親の補助なくやらせるのです。
こうすることで,比較的簡単に自立を促すことができ,子どもは結構簡単に変わっていきます。
ただし,どう変わるかは放り込む環境とアフターフォローによって変わってくるのでよく考えて接するようにしましょう(笑)
ショック療法の際の注意点
注意点が3つあります。
1.やるからには徹底的に突き放すこと
せっかく新しい経験をできる場所に入れても,親の手が介入しているようでは,結局自立にはつながりません。
子どもを信頼して,崖から突き落とすつもりで挑ませましょう。
2.ちゃんと見守っておくこと
助けてあげる必要はありませんが,ちゃんと見ていてあげて下さい。
放置は下手したら事故につながります。
3.任せた以上,結果を責めないこと
結果についてはどんな結果であれ,怒らないであげて下さい。
ここで怒ると,未知の経験の場に足を踏み出せない子になってしまいます。
下手をしたらトラウマとなり、精神的な問題にまで発展します。
もし万が一望んだ結果にならなかった場合は,子育ての仕方が甘かったと反省して下さい。
多くの場合は世話の焼きすぎがこのような結果を生むのですが…
ファイの子ども達が変わる理由
ちなみにPHIではこのような流れから子ども達は変わります。
勉強は今までやらされていた(今までの常識)
↓
PHIでは勉強しろと言われないΣ(゚д゚;)
↓
自分でやりだす。
塾は教えてくれる場所(今までの常識)
↓
PHIは教えてくれないΣ(゚д゚;)
↓
自分で考えだす。
勉強は頑張っていたつもり(今までの常識)
↓
PHIで全否定されるΣ(゚д゚;)
↓
リセットされるので1から入りやすくなる。
さて,いかがでしょうか?
自分の子どもの生活に不満を抱く方も多いでしょう。
しかしその原因の多くは「甘やかし」からきているのです。
そう,つまり親の責任です。
自分の子どもだけにうまくいかない事も多々あることは重々承知しておりますが,子どもに当たるのだけはやめてあげて下さいね(^^)/
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