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受験生をやる気にさせる方法はない!やる気のない受験生への対処法

やる気のない受験生への対処法とオンライン授業での指導 ※辛口注意
今頑張っても手遅れ。勝つのは既に頑張っている子。

お母さん

「受験生なのに、やる気が全く見られません。家で全く勉強しないんですよ。親がいないと遊んでばかりで、全然勉強せず、帰ってからやらせようとしても集中できず、一向に進みません。様子を見ていても緊迫感も危機感もなく、合格する気が全く感じられないのです。でも本人は大丈夫、やってると言っています。どうしたらいいのでしょう。」

家で勉強しない。

受験生ですらよく聞く話です。

しかしですね、当たり前と言えば当たり前なんです。

だって今までやっていないのですから(笑)

今までやっていなかったものを、今更入試だからやれと言ったところでやりませんよ。

相手は子どもなんですから。

ハッキリ言ってしまえば、

「受験生なんだから、頑張りなさい。」

と言っていること自体がおかしいのです。

入試で頑張れる子は、受験生になる前から頑張っているのですから。

  1. 今まで頑張っていた子が入試に向けてラストスパートをかける。
  2. 今まで大して勉強してなかった子が入試だから頑張る。

一見②の方がカッコよく聞こえもいいですが、結果を出せそうなのはどちらですか?

どう考えても①でしょう。

勉強しない原因のダントツトップ

逆に考えてみましょう。

「受験生なのに勉強しない。」

こういう子供に多いのは、どういう生活をしてきた子でしょうか?

実は勉強以外を優先する事を容認していたご家庭なのです。

部活だったり、習い事だったり、一見子供のためと思っても、それが裏目に出るなんてよくあることです。

部活を一生懸命頑張る子は勉強も頑張れる。

ウソです

勉強も頑張れる子はごく一部で、条件つきです。

助走をつけていない子は大して飛べません。

受験生になった。

助走を始めた。

この状態の子に「飛べ」と言っているようなものです。

現実的な手段

まだ受験生ではないのなら、ヒーロー的な噂話を鵜呑みにせず、何を優先させるのか考えてあげて下さい。

すでに受験生になっているのであれば、どうしましょう。

以前、中学生になってから勉強させようと思うから失敗する、という記事でも書きましたが、部活や習い事優先で生活してきたのなら、今更勉強優先でやれと言っても出来る訳がないのです。

つまり、結論から申し上げますと、今更どうしようもありません。

諦める

これが親のできる最大かつ現実的な応援となります。

これだけ聞くと「何を言っているんだ?」と思うかも知れませんが、実際それくらいの心持ちの方がうまく行くのです。

理由を説明しましょう。

諦めた方が上手くいく

まず確認して頂きたいのは、「本当に一生懸命やっていないのか?」ということです。

一生懸命とは、あくまで本人の主観であり、他人のものさしで測るものではありません。

本人が一生懸命だったと言うなら、それがその子の一生懸命なのです。

これは親と子の尺の長さの違いなので、親が1メートルの長さのものさしで1ミリ単位で測って見せても、子どもが30センチのものさしで1センチ単位しか測れなければ伝わらないのです。

いくら大人から見て時間があると思っても、子どもが1時間単位の尺度しか持っていなければ、

子ども

「そんな時間ない!」

と言われておしまいです。

よっていくら一生懸命やりなさいと言っても、それが限界なのでそれ以上はできません。

つまり無駄。

だから、可能性が低い勉強時間の確保に一生懸命になるよりも、他の事でカバーした方が現実的に合格に近付きやすいのです。

時間ではなく戦略でカバーする方法

例えばオンライン授業では、一点突破という指導法をすることがあります。

少ない勉強時間を入試で点を稼ぎやすい順に分配し、合格の可能性を上げる方法です。

よく山かけと混同されますが、山かけはテスト主体に対して、一点突破指導法は子ども主体です。

この子ならどこで点を稼げるのか。

それを見極めて、その部分を強化することで、合格点を総合的に取る方法です。

塾で強制的に時間を確保する方法もあります。

ただ、性格的なものもあり、うまくいかないかはよく見極める必要があります。

時間感覚を養う訓練も有効です。

中学、高校とテストはついて回りますので、時間を意識できるようになるとそれだけで有利になってきます。

なので入試に間に合うかどうかはともかく、意識しておく価値がある訓練法です。

学習法の指導は常日頃オンライン授業では行っている指導です。

勉強スタイルそのものを、性格や環境に合うようにカスタマイズしていきます。

こうすることで、無理なく勉強する方法を身に着けられるので、解ける問題の幅が広がっていきます。

ただし入試には間に合うかどうかはわかりません。

よってこの時期から始めるなら、進学後の布石の役割が強いでしょう。

大切なのは今目の前の事を何とかしようとするよりも、視点をもう少し先に向けて、今後の人生でカバーできるようにしておく事が、本当に必要な事だと言うことです。

このまま受験に突っ込むか。

中学生、高校生になったときのために布石を打つか。

進学後を見据えておきたいなら、すぐにファイへご連絡下さい。

受験が終わってからではまた手遅れになります。

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