クリスマスは子どもが積極的に学ぶチャンス!

この写真は子供たちにクリスマスプレゼントとしてあげた星のインテリア。
ちゃんと星座を模して貼ってくれました(^^)
写真では見にくくなってしまっていますが、位置関係とかとても完成度高いですよ!
さて、そろそろクリスマスですね。
今回も塾生によく聞かれる疑問を基に、クリスマスのお話を致しましょう。
サーフィンをするサンタクロース
まずクリスマスといえばサンタクロース。
このサンタクロース、日本ではソリに乗ってくる事になっていますが、そのイメージが合わない地域があります。
サンタクロースの衣装を着てサーフィンするような地域です。
さてどこでしょう?
答えはオーストラリアやニュージーランドなどの南半球に位置する国々、そして赤道付近に位置するハワイなどの常夏の地域です。
オーストラリアやニュージーランドなど、南半球の国々は日本と季節が逆なんですね。
サンタクロースは元々ヨーロッパ発祥と言われています。
そのため、南半球や常夏の国々でも、基本的にはあの赤いモコモコした服装が主流。
しかし、やっぱり暑いので、夏スタイルのサンタクロースの格好もあるようです。
ハワイではアロハシャツバージョンもありますし(笑)
また、日本ではツリーには雪が積もっているのが一般的ですが、南半球や常夏の国々のツリーには雪が積もっていないのです。
テストで使えるものとしてはこの知識があれば十分でしょう。
たったこれだけでも、理科の天体や社会の地理との関連知識の1つになりますので、大きく役立ちますよ(^^)/
ここから先はテストで使わない知識ですが、塾生によく聞かれることをお話しましょう。
サンタクロースの起源は?
サンタクロースの起源とされるのは、ニコラウス、もしくはニコライと呼ばれる人で、地域によって発音が異なります。
彼が貧しい人々に金貨を配って歩いたのがきっかけだと言われています。
その時、金貨を暖炉に干してあった靴下に入れていたので、プレゼントは靴下に入れる習慣が出来たそうです。
煙突から入ったと言うのは、フィンランドの伝承の中に、煙突から入ったと言う詩があったためとされています。
なぜ柊(ひいらぎ)?
よくクリスマスリースに使われる柊(ひいらぎ)ですが、実は柊ではありません。
日本にあるヒイラギはモクセイ科ですが、クリスマスリースに使われるものはセイヨウヒイラギといい、モチノキ科。
決定的な違いとしては、ヒイラギは葉が対生(たいせい)といって、左右対称につくのですが、セイヨウヒイラギは互生(ごせい)といって、互い違いにつきます。
また、ヒイラギの実は赤ではなく黒。
クリスマスに西洋ヒイラギが使われるのは、キリストの足元から生えてきた植物だからとも言われており、トゲのある葉と赤い実が、キリストの受難(いばらの冠と血)を表しているとも言われています。
ちなみに日本でもヒイラギは魔除けとして用いられています。
クリスマスと経済
なお、クリスマスの日については、実は宗派によって違うこともあります。
日本ではプレゼントを上げるのが12月25日となっていますが、キリスト教の宗派によっては、12月25日はお祈りをする日で,プレゼントをあげるのは別の日にしていることもあります。
また、12月25日はイエスキリストの誕生日として認知度が高いのですが、キリスト教としては誕生日よりも復活祭(イースター)の方が重要な位置付けとなっています。
そのためクリスマスのイベントを行わないキリスト教の宗派もあるのです。
誕生日という事に関しては、暦が昔と変わったため、日付に合わせるか旧暦に合わせるかによっても解釈が異なり、様々な日が挙げれています。
ちなみに日本にクリスマスが定着したのは大正天皇の崩御がきっかけとされています。
それまでもクリスマス商戦などあったそうですが、そこまで定着していませんでした。
ところが大正天皇が12月25日に亡くなって、その日が祝日となったので、クリスマスは休日のイベントとして日本でどんどん広まっていったのです。
テストには出ませんが、経済と関係する部分でもあるため、お茶の間の話題にでもして、子どもの興味を引き出すきっかけにしてみて下さい。
冬はイベント盛りだくさん!
冬のイベントネタはこちら(^^)/
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