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紙の辞書と電子辞書、どっちがいい?

電子辞書のイメージ

紙の辞書と電子辞書の比較

電子辞書を学校へ持って行くときは要注意!

お母さん

「先日学校に呼び出され、電子辞書を返されました。どうやら電子辞書を学校に持って行くのがいけないようで、没収したから取りに来て欲しいとのこと。なぜ電子辞書を使ってはいけないのでしょうか。今どき紙の辞書は古いと思いますし、紙である必要もないと思います。」

東京都 沙月さん

最近はだいぶ減ってきましたが、電子辞書は不可という先生、未だに結構いますね。

なぜ電子辞書はいけないのでしょうか。

毎年ちらほらと怒られたという話を聞きますので、その点をお話していこうと思います。

学校での使用に関しては、学校の先生の指示に従って下さい。

電子辞書はなぜいけない?

結論から言いますと、電子辞書は学習機会を失うというのが理由です。

電子辞書だと学習の機会をなくすとはどういう意味でしょうか。

紙の辞書を引いたことのあるかたなら経験があるとは思います。

無意味にパラパラめくってみたり、ふと目にとまって調べたりといった事はありませんでしたか?

この目的外のものを学ぶことを学習機会と言い、興味があるものを発展させる役割を担っています。

電子辞書では検索するとストレートに調べたいものにたどりつけるため、ふと目にとまる機会が非常に少なくなります。

そのため、電子辞書は学習機会を失っていると考えられるのです。

アプリで遊んでしまう

最近の電子辞書は機能が充実しており、アプリも結構入っています。

もちろんスマホのように遊んだりコミュニケーションを取ったりするようなアプリはありません。

クイズ形式になっているものがほとんどです。

授業中にこれらのアプリで遊んでしまう子がいるんですね。

学校としては一律に授業を受けてもらうことを想定しているため、勉強アプリとはいえ容認はできない、というわけです。

すぐに調べる癖がついてしまう

電子辞書はポチポチっとやれば、すぐに答えにたどり着けてしまいます。

この手軽さが、すぐに調べることを助長してしまうという考え方です。

確かに紙の辞書では調べるのが面倒なので、何度も調べていると記憶に残りやすいのは事実です。

また、最近の研究により、紙の方が記憶力に貢献するという結果も出ています。

もちろん何でもかんでも紙の方がいいという訳ではありませんが、手軽さが考えることをサボらせてしまっているというのも事実なのです。

「紙の辞書の引き方」という授業がある

実は辞書の引き方の指導も教科書に載っているんですね。

それゆえ、電子辞書が主流になったとしても、調べ方として紙の辞書の使い方を教えないわけにはいきません。

しかしそうなるとそのためだけに電子辞書を購入しなければならない。

そのため、電子辞書を禁止して紙の辞書を使う機会を増やす。

という先生もいます。

紙の辞書の方が達成感がある

これは人それぞれですが、紙の辞書の方が達成感が得られやすいというのも事実です。

調べた場所にマーカーを引いたり、付箋をはったりすると、使用感が出てきますからね。

こういう努力の結果が目に見えて残っている方が達成感を得やすい方は、紙の辞書の方がいいでしょう。

しかし最近の電子辞書はチェックをつけることもできますし、手書きでメモを残すこともできます。

紙の辞書と同じとは言いませんが、同じような機能は持たせてあるものが増えてきました。

ここに関しては好みでしょう。

電子辞書はやめた方がいいの?

小学生なら

電子辞書で調べても、調べたことがまたわからないといったことが良くあります。

そのため、小学生が使うなら小学生用の電子辞書がいいでしょう。

しかしながら、小学生用の電子辞書でも、紙の辞書ほどイラスト等の見やすさでは劣ります。

特に理科、社会の調べものに関しては、本や辞書で調べる方が分かりやすくなっています。

また、集約していくという勉強法は、小学生の時に培っておくと楽になる勉強法のひとつです。

これは紙の辞書、本を使った方が身に着きやすいものです。

そのため、電子辞書を使うのは、ある程度知識が増えてきてからの方がいいでしょう。

目安としては、調べたいものが手持ちの紙の辞書や本には見つけられない事が増えてきてかどうか、で考えるといいでしょう。

中学生なら

中学生なら、ある程度の知識量があるので、電子辞書で調べて学んでいくことができます。

しかしそれも子どもによって異なりますので、お子様の知識レベルに応じて変えるのがいいでしょう。

やはり本の方がビジュアル面で分かりやすいですからね。

高校生なら

高校生なら電子辞書を活用したいところです。

知識量も増え、調べる内容も高度になってきます。

そのため、紙の辞書、本でそれを調べようと思うと、種類を多く所持しなければならなくなります。

最近は自習室や図書館で勉強する子も増えてきました。

そこへ持って行くことを考えれば、電子辞書を活用したいところです。

むしろスマホのアプリでいいのでは?

と思うかも知れませんが、スマホは誘惑が多すぎます

勉強の邪魔になるものを入れないという意味でも、電子辞書の方がはかどりやすいでしょう。

電子辞書を使う時の心構え

確かに学習面で見ると電子辞書はデメリットが多い気がします。

しかしながらこう解釈することもできます。

今は「検索」の時代です。

ググるという言葉が浸透したように、検索は日常的なものになっています。

この検索,あまりに多くの情報を提供してくれるため、自分に必要な情報は何かを精査する必要があります。

この時、検索に慣れている子と慣れていない子では、求めている情報にたどり着くまでの時間、捉え方に大きな差が生まれます。

つまり、検索は技術があって初めて使いこなせるもの、と解釈できるのです。

この力のことをメディアリテラシーと言います。

電子辞書はこの検索技術を鍛える第一歩と考える事もできるのです。

もちろん教科書に載っている程度のものなら、基本的には教科書から。

教科書外のことも、基本的には紙の本から調べる方が勉強の効果が高いと言えます。

しかしながら、時間短縮を考えるのであれば、やはり電子辞書の方が効率を上げられます。

要するに何のために電子辞書を使うのか

これが大切ということです。

そのため、特に学校で禁止されていないのであれば持っておきたいところですね。

しかし未だにアンチ電子辞書という先生もいますので、学校の先生の指示には従うようにしましょう。

つまらないことで対立して内申点に影響させたら勿体ないですからね。

なお、よく「オススメは?」と聞かれますので、その点についても書いておきました。

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1981年生、千葉県出身の学習法診断師。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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