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中学生の自由研究のテーマ選定と書き方、親の関わり方

自由研究に関する動画

自由研究は負担!?

多くの人にとって一番重たいであろう夏休みの宿題。

自由研究。

とにかく終わらせようとキットを購入して実験や制作をする人。

一生懸命やろうとして失敗ばかりで全然まとまらない人。

サービス題材を元に一番楽なクエストをこなす人。

親が変わりにやってしまう人

など様々な対処法があるようです。

え?最後の「親が変わりにって冗談でしょ?」って?

いやいや、実はこれが今大流行りなのです(^^;

中学入試を控えているから時間がもったいない、という気持ちもわからなくもないですが、果たしてそれがいいかどうか…

形のない自由研究、はたしてどのようにやらせるのがいいのでしょうか?

何をやるのも自由!それが自由研究!

自由研究とはその名の通り、自由に研究するものです。

そのため何を題材にしても構いませんし、どんな研究に導いても構いません

ちゃんと研究さえしていれば何でも構わない。

それが自由研究です。

自由なので、やりやすいハズなんですけどね(笑)

ところが自由と言われると何をしていいのかよくわからなくなるというww

まぁ当たり前と言えば当たり前ですよね。

日本の教育は基本的に予めレールを引いた上を歩ませている訳ですから、「自分で研究してみ?」といきなり言われても、わからないのは当たり前(^^;)

そんなわけでまずは題材探しから。

観察と研究は全く異なる

題材は何でもいいのです。

よく「カビの研究は不可!」と言われますが、それはカビの研究ではなくカビの観察記録だからです。

研究になっていないから不可なのです。

だから当然評価も低くなります。

カビでもちゃんと研究すれば立派な研究者になれるぐらい奥が深いものです。

実際ファイではカビの研究で県レベルのいい賞を受賞した子もいました(笑)

自由研究とは何か?

研究とは、物事を詳しく調べたり、深く考えたりして、事実や真理などを明らかにすることです。

観察は詳しく調べた事にもなると言えばなりますが、事実や審理を明らかにしていなければ研究とは言えないのです。

逆に言えば、詳しく調べて事実や真理を明らかにできれば、どんな題材であっても自由研究としては立派に成立するのです。

先ほどのカビの例で見てみましょう。

ただ単に観察記録にするのではなく、カビに付いて徹底的に調べ上げるぐらいまでやれば研究になるわけです。

例えばこんなことを考えてみて下さい。

  • カビはどこにはえますか?
  • どのくらいのペースでカビが増えていきますか?
  • どうすればカビの発生を抑えられますか?

このぐらいならば、主婦なら誰でも答えられる内容でしょう。

問題はこの後です。

  • カビが生えやすいものと生えにくいものの違いは?
  • 家の中でカビが生えている場所は?
  • カビを発生させないようにする工夫と対処法は?
  • 食品のカビを防ぐ方法は?
  • 防腐剤についての効果と役割は?

つまり、机上の空論から実際の生活に結び付けるのです。

徹底的に身近な生活と結び付けて生活を向上させる方向へと考えます。

もちろん本当に専門的な事は専門家がすでに調べています。

そのため夏休みの自由研究から世界的な大発見が生まれる事は滅多にありません。

しかし滅多にないことが稀に起こるのが現実。

自由研究とは奥が深いものなのです。

そして自由研究で大切なのは自由研究そのものではありません。

子供が自分で何かを発見をしたという事自体が大切なのです。

本や文献を読んで発見したことではなく、自分で実験を重ねた事によってわかったという事が大切なのです。

調べ学習を研究にする方法

よく自由研究と称して、調べ学習で網羅するだけ、という研究を見かけます。

学校によってはそれでもOKとしているところがありますが、この手の研究は評価が低く、身になるものも少ないのが現実です。

例えば、よくあるのが、海の生き物を集めてみたとか、貝殻を集めてみたとか、武将について調べてみたとかですね。

これら調べ学習は、調べて写せば終わりになってしまうため、あまり頭を使う要素がありません。

こういう時に使えるのが、テーマを決めて、それにそってまとめあげることです。

例えば、海の生き物を集めてみた場合、その生き物が食べるもの毎に分けてみるとか、色や形ごとに分けてみるとかですね。

貝殻の場合も、種類ごとに分けてみるとか、拾った数から生息数を推測してみるとかです。

武将について調べる場合、性格と強さで分類してみるとか、お城に現れる武将の性格とか、何かしらテーマを決めて、それにそって集めていくと、立派な自由研究になり、考察する力も養えます。

親はどう手助けすればいい?

親としてするべき事は簡単です。

実際の生活に結び付ければいいのですから、生活していて「めんどくさい」と思う事や、「こうだったらいいのになー」と思う事を子供と話していけばいいのです。

「お風呂場のカビに困ってるんだけど,どうにかならない?」

とか。

カビキラー買ってくればいいとかそういう事ではなく、どう解決すればいいかを子供と一緒に考えるようにする

ただこれだけです。

もちろん親が補助しちゃダメですよ?(笑)

親は問題提起をするだけです。

例え受験を控えていても、しっかりやることで受験に通じる思考力を身に着けることができます

受験勉強だけやっていれば合格できるわけではありませんよ?

うまく活用して終わらせましょう。

困ったらファイへ相談しましょう(^^)/

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