質問内容
「付属には『附属』と「付属」がありますが,どう違うんですか?」
附の字は消える予定だった
実は「附」の字は常用漢字表(公文書に使う漢字)を決めた時に,「付」の字を用いても差し支えないだろうと考えられました。
ところが,日本の最高法規である日本国憲法に「附」の字が使われてしまっていたのです。
そのため,「附」の字を抹消するわけにはいかず,5つの漢字に限り,「附」を用いることになりました。
それが附属,寄附,附則,附帯,附置の字です。
なぜ「付属」の字が使われるのか
常用漢字とは別にメディアで使う文字というのも決めています。
その中では「附」の字は使わないという方向になっているため,「附属」も「付属」と表されます。
結論
どっちでもいい(笑)
ただ,学校名になっているところは,学校の表記に従うべきでしょう。
参考
⇒ 文化庁 語形の「ゆれ」の問題 漢字表記の「ゆれ」について(報告)2
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