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オリオン座流星群を見てみよう!

受験にどう役立つ?

オリオン座は中学受験でも高校受験でも必須と言える星座。

しかも重要度トップレベルの星座です。

ところが、実は実際に空を見上げさせるとオリオン座を見つけられない子が多いのです!

これは机上のみの勉強になっているからに他なりません。

しかもオリオン座は比較的明るい星で構成されているため、都心部でも晴れていれば見つけやすいのです。

もし見たことがないのであれば、ぜひ1度は見せてあげて下さい。

その大きさに驚くはず。

オリオン座流星群自体が入試に出ることはまずありませんが、これをきっかけに夜空を見上げて頂けると、星座の勉強がはかどりやすくなるでしょう。

オリオン座流星群って何?

オリオン座流星群は、全流星群の中でも2番目に速度が速い流星群

速度が速いというのは、大気に突入した時のスピードも速いということなので、大気との摩擦も大きくなる。

よって明るく、長い流星が多くなるということです。

速度が速いとなぜ明るくなるのか、は子供に考えさせてみるといいでしょう。

ちょっとした物理現象で説明できます。

流れればハッキリとわかることが多いため、子供にも見やすい流星群です。

いつみられるの?

2020年は、10月21日の14時頃が極大時刻だと言われています。

しかしオリオン座流星群は1ヶ月に渡り見られる流星群でもあるため、極大日にこだわらずに、前後半月は夜空を見上げていると、見られる可能性があります。

月齢も4日とまだ月明かりもまぶしくないので、観測しやすいでしょう。

どこを見ていればいいの?

まずはオリオン座を見つける所から始めましょう。

オリオン座の形を知らないなら、テキストを開いて探して見る所から(笑)

見る方角は南の空です。

オリオン座

冬の星座

紙の上で見ているとちっぽけに見えますが、空の中にあるオリオン座はかなり大きい。

しかも星が良く見える場所に行ってしまうと、星の数が多すぎて見つけられない子も多いのです。

ポイントは冬の大三角

受験でもよく出るので、ちょっと冬の大三角をまとめておきましょう。

冬の大三角

おおいぬ座:シリウス

こいぬ座:プロキオン

オリオン座:ベテルギウス

冬の大三角を構成する3つの星、シリウス、ベテルギウス、プロキオンは非常に明るく、正三角形っぽい形に並んでいるため、見つけやすいはず。

冬の大三角が見つかったら、オリオン座の形を探しましょう。

三つ星リゲルが目安になりやすいはずです。

温度や色もよく出るのでまとめておきましょう。

ベテルギウス(赤):4000℃

リゲル(青・青白):11000℃

シリウス(白):10000℃

ちなみにオリオン座の3つ星は、春分・秋分の日の太陽と同じ場所を動きます。

つまり、真東から出て、真西に沈むのです。

これも入試では超重要なポイントの1つ。

また、もし空がとても綺麗でよく見えるのであれば、三つ星とリゲルの間にある明るくなっている場所を見てみて下さい。

ぼんやりと明るくなっているのがわかるはずです。

ここを双眼鏡で見てみると、なんとオリオン座大星雲を見ることができます。

こういうのを実際に見ることができると知らない子供も多いので、見せるとテンションが上がりますよ(笑)

放射点

オリオン座が見つかれば、あとは放射点。

放射点はベテルギウスのあたりになります。

しかしオリオン座流星群については、放射点を意識しなくても、軌跡が長く明るいことが多いので、南の空を何となく見ているだけでも見つけられるものです。

観測するにあたっての準備や心構え

天体観測について専門のサイトで見ると、ガチなことを細々と書いているため、難しく感じてしまうとのこと。

もちろん甘く見るつもりはありませんし、書いてあることが重要なこともわかります。

しかしハードルを上げて観測しないのはちょっともったいない

そこでファイでは、気軽に楽しむための最低限の心構えについて紹介しています。

合わせてご覧下さい(^^)/

流星群を首都圏で子供と気軽に楽しむ方法:年間予定一覧

首都圏天体観測マップ

アドバイスするコールセンターの女性のイメージ

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