諦めた方がいい
放っておくと全然勉強しない子,見ていてイライラしますよね。
ついつい「勉強しなさい!」と言ってしまいますが,言っても結局やらない。
部屋に戻っても何をしているかわからない。
そういう子に勉強させるにはどうすればいいのでしょう?
こんなことを言ってしまっては何ですが,まず勉強させようとする事自体を諦める事が重要なのです。
言ってやるならいくらでも言ってもらって構いませんが,言ってもやらない子に言い続ければいつかは変わるのでしょうか?
残念ですが,言い続けてもまず変わりません。
言いたくなる気持ちはわかりますが,言っても変わらないのです。
ではそのまま勉強しない状態で放置するしかないのかというと,そういう訳ではありません。
「親が諦める」だけで,子どもにはちゃんと勉強してもらいます。
言ってやらせようとするのを諦めるだけです。
言わずにやらせる方法
さて,では言わなくてもやらせるにはどうすればいいのでしょうか。
ひとつとても簡単な方法があります。
待つ!
ただひたすら待つ!
それだけです(笑)
待ってても必ずやるとは限りません。
本当に全くやらないままの子もいます。
待っていても本当に全くやらないのは,例外なく甘やかされて育った子です。
子どもに対して厳しく接している自信があるなら,「いつかは自分からやるだろう!」と自信を持って接して下さい。
ちゃんとある程度自立している子なら,放って置いても早ければ大体6か月~1年程度で勝手に勉強するようになります。
え?
長い?
しかし言い続けてもどうせやらないんですよ?
3年間言い続けたってやらない子はやりませんよ?
中3になって少しは机に向かうようになっても,ほとんどまともに勉強できる状態になっていませんよ?
それでも言い続けますか?
3年言い続けても変わらない
3年言い続けても変わらないことを考えれば,1年なんて大して長くありません。
自分から勉強をやる習慣がついてしまえばその後はなーんも言わなくても勝手にやるんですから,「いつになったら自分からやるんだろう…」と不安を抱えながら毎日言い続けるより,いっそのこと何も言わずに半年我慢する方が可能性がありますし,後々楽になりませんか?
なお半年から1年というのは,
小学生なら1年間の根幹となるサイクルを実感できる期間
中学生ならテストを3~4回受けるまで
という感じです。
小学生は日々目まぐるしいので,1年のサイクルを身に着けても翌年にはまた違う一年になってしまうのです。
そのため,1年の流れを実感させるには,1年丸々かかることになります。
要するに,何も言わずに自分で考えさせる時間を,1というサイクルの中で実感して確保する事が大切なのです。
余程甘やかしていなければ,ちゃんと自分で考えて,「やらなきゃ!」と思うようになります。
「勉強しなさい!」と言っても子どもは変わりません。
どうすれば勉強に向かうのか,時間をかけてよく子どもと向き合ってあげて下さいね。
子どもとの向き合い方がわからなくなってしまったら,PHIの学習法診断へお申し込み下さい。
あなたの子どもがどういうきっかけで勉強するようになるのか,お話できますよ(^^)/
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