目指しているものがそもそも違う
冒頭のアイキャッチ画像は今回急伸して、学校の先生に
「どうやって勉強したらあんなに伸びたの!?」
と言われた子。
ガリレオ(湯浅先生)みたいに突然壁に証明を書き出しました(笑)
さて、今年もこの時期に蘇我の中2がポーンと伸びてくれました。
学校は蘇我中以外もおり、バラバラですが,
「1位を取れなかった。今度こそ1位を取る!」
と言っている子。
前回よりも60位以上伸びたのに,
「まだいける!次は50位には入る!」
とさらに30位近く上げる宣言をしている子。
みんな素晴らしい(笑)
でも実は、塾らしいことは何もしてないんですよね。
ファイの授業方針は、子ども達の興味に合わせること。
ここ最近の中2の授業はモテ方、お金の稼ぎ方、株、サッカー、ブラックホール、相対性理論、彗星、キューティクル、パズドラ、制服、校則、部活、と、いわゆる教科書に書いてあることなんてほぼやっていません。
テスト前ですら、「トランプさんが…EUが…」と関係のない授業ばかり!
もちろんさすがに2週間くらい前になったら、子ども達の方から学校のテスト範囲に関わる質問が出てきました。
だから各科目の勉強方針のアドバイスとチェック,わからないから教えて欲しいと言われた単元だけは教えました。
それ以外何もしていません。
でも伸びる、伸びたんです。
私にとっては当たり前なので何も不思議ではありませんが、これだけしか話さないと何もしていないみたいに見えてしまうので、ちょっと種明かしをしましょう。
子供の興味から十分学べる
子ども達が興味を持つ話は、興味に任せてかなり突っ込んだ話までしているのです。
例えば、
・モテ方 ⇒ 心理学,生物学
・お金の稼ぎ方 ⇒ 将来の稼げる仕事,金融
・株 ⇒ 経済学,会社法
・サッカー ⇒ 世界のサッカー事情 ⇒ 世界情勢
・ブラックホール ⇒ 物理学
・相対性理論 ⇒ 物理学,核エネルギー,原子力発電
・彗星 ⇒ 天文学,化学
・キューティクル ⇒ 細胞,人体
・パズドラ ⇒ 確率論,統計学
・制服 ⇒ 機能美
・校則 ⇒ 憲法,法律,条令
・部活 ⇒ 教育基本法の歴史と学習指導要領の変遷,部活の在り方,先生の仕事
いずれの授業も1~3時間まるまるこの話。
このように子どもの興味から発展させて、内容によっては高校、大学レベルの話まで学んでいるのです。
でも興味があるから食いついてくる。
学校の授業の順番なんて完全無視していても、学び方、学ぶ姿勢が身についている。
だから自分で勉強しようと思ったときに伸びるのです。
しかも今回はいい具合に競い合っていたのも良かったですね。
一次関数なんて難しい問題以外、ほとんど自分たちで教え合って解決していました。
一人に関しては隣の中3が解いている英語の入試問題に興味を持って、開成高校の英語を解いていましたからね。
テストまであと数日なのに(笑)
やらせようとしなくても、子ども達は勝手に学ぶのです。
ファイはその学びたいものを後押しするだけ。
たったそれだけで、巡り巡って学校程度の問題なんて解けるようになってしまうのです。
勉強は何度も同じ問題を解いて、勉強時間を沢山取らないといい成績は取れないと思っているあなた。
うまくいっていないのであれば、PHIで全く新しい勉強法を身に着けてみませんか?
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