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昭和秀英中(2020年)入試問題講評:算数

学校の校舎

昭和秀英中の入試問題講評

昭和秀英中第1回算数の問題の講評をちょこっと。

小4,小5の子向けにどういう方針で勉強をしておけばいいかの大方針を示しておきます。

大問1

(1)~(3)は大したことないので,分数さえやっていれば解けるでしょう。

(4)はなかなか見ないタイプで面白かったですね。赤玉20個と白玉30個を並べたときに,異なる色が隣り合う箇所は何個かという問題です。書いてみれば大したことないのですが,書けないと詰まります。小4でも書き出しさえできればいけるので,やらせてみてもいいでしょう。

(5)切手を組み合わせる問題。なるべく高い組み合わせを作るには,ということで,これも書き出せば小4でも解けますね。

大問2

タイルを並べて,2本の線で切断したときにできる図形の面積。これも相似がわかっていれば簡単に解けます。通常は図形の端が格子点となっていることが多いのですが,あえて周上の格子点を使っていない所がポイント。面白い問題ですね。

大問3

立方体を切断して作った立体の体積を求める問題。どれもこれも見たことある立体になるので,立体の切断をそれなりに経験していればそれほど難しくはないでしょう。

大問4

中高一貫の適性検査タイプの問題でした。3種類の競技の順位を推測する,小4でも解ける問題です。これも書き出せば大したことないのですが,書き出しができない子にとっては辛い問題でしょう。ちょっと書き出せばすぐに規則に気付くので,混乱しないように整理する力があるか,がポイントになります。

大問5

信号機のライトがそれぞれ規則的に点灯するという問題です。よく見るタイプの問題なので,それほどてこずらないでしょう。

まとめ

算数の問題自体は大したことありません。以前は中学受験の特殊算のテクニックを一ひねりした問題が良く出ていましたが,このところ中高一貫の適性検査タイプと似た問題形式で出るようになってきました。いずれも書き出しで気付けばとけるため大した問題ではありませんが,書き出せない子にとっては難しく感じるでしょう。

また,整理して書き出す力が問われるようになってきました。問題の難易度はそこまで難しくありません。しかし見たことがないタイプの問題を作ろうとしているのは感じられます。パターン問題を暗記するだけでは合格点まで取るのは大変でしょう。

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1981年生、千葉県出身の学習法診断師。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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