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鳴き声は中学受験で必須
中学受験では虫の鳴き声が出ることがあります。
特に最近は自然との触れ合いが希薄になっており、机上の知識のみでの子も多いため、あえて1問出すケースも増えてきました。
もちろんそのために覚えておけというわけではありませんし、やはりちょっとした虫の泣き声には耳を傾けてもらいたいものです。
机上で学んだカタカナの鳴き声だけ知っていても、実際に聞いたらわからないなんてことはざらにありますからね。
自然の音に耳を傾けられるゆとりを持ってもらいたいものです。
なお、入試では今のところ音声によるテストは行われず、カタカナ表記から答える問題になっています。
そのため、納得がいかなくてもこのカタカナの鳴き方を覚えるしかありません(笑)
カタカナに合わせて聞き取っておきましょう!
ここではオンライン授業で用いている、それっぽく聞こえるものを厳選してあります。
オンライン授業では、再生して何の声か当ててもらっています。
子どもの学びの機会にご活用下さい(^^)
虫の鳴き声
キリギリス
チョンギース
鳴く時期:夏から秋にかけて
時間帯:朝から夜まで
コオロギ
コロコロジー
鳴く時期:涼しくなってくる8月末から9月上旬頃にかけて
時間帯:夕方
マツムシ
チンチロリン
鳴く時期:9月から10月上旬
時間帯:夜
スズムシ(鈴虫)
リーンリーン
鳴く時期:夏から秋にかけて
時間帯:夜
クツワムシ
ガチャガチャ
鳴く時期:9月から10月にかけて
時間帯:朝から夜まで
ウマオイ
スイッチョン
鳴く時期:8月~10月にかけて
時間帯:夜
ミンミンゼミ
ミーンミンミンミンミー
鳴く時期:7月中旬~9月中旬
時間帯:朝から夕方まで
アブラゼミ
ジリジリジリ
鳴く時期:7月中旬~9月末
時間帯:朝から午後まで
ニイニイゼミ
ニーニー
鳴く時期:7月上旬から8月にかけて
時間帯:日の出前から日没後まで
途切れることなく音程が周期的に上がったり下がったりするのが特徴です。
ヒグラシ(日暮)
カナカナカナ
鳴く時期:7月上旬~9月中旬
時間帯:早朝,夕方
ヒグラシは同じ場所で鳴き続けず,1・2回鳴いたら移動してしまいます。
日が暮れる頃に鳴きだすため、この名前がつきました。
ツクツクボウシ
ツクツクボウシ
鳴く時期:7月中旬~9月下旬
時間帯:朝から午後
鳥の鳴き声
ウグイス
ホーホケキョ
鳴く時期:2月下旬~4月下旬
カッコウ
カッコウ
鳴く時期:5月中旬~7月中旬
ホトトギス
「キョッキョ,キョキョキョ」「ピピピピピー」
鳴く時期:5月~6月中旬
ホトトギスはカッコウ科で、ウグイスの巣に托卵(たくらん)します。
「泣かぬなら」で有名なホトトギスですが、鳴く期間が短い上、鳴く時間帯が夜なので、ウグイスの鳴き声と間違えている方が多いようです。
トンビ(トビ)
ピーヒョロロ
鳴く時期:一年中鳴いていますが、春から夏にかけての繁殖期に多く鳴きます。
ウミネコ
ミャアミャア
鳴く時期:春から夏にかけて
カモメ
カゥカゥカゥ
鳴く時期:春から夏にかけて
カラス
カァ
鳴く時期:一年中鳴いていますが、4月から7月にかけての繁殖期は特に鳴くことが増えてきます。
スズメ
チュンチュン
鳴く時期:一年中鳴いていますが、春から夏にかけての繁殖期は特に鳴くことが増えてきます。
ハクセキレイ
鳴く時期:春から夏にかけての繁殖期
ムクドリ
鳴く時期:一年中鳴いていますが、特に鳴くのは秋から冬にかけて
ムクドリの繁殖期は春から夏で、この時期も鳴きますが、集団行動はしていないため、あまり大きな鳴き声にはなりません。しかし秋から冬にかけては集団行動する時期のため、非常に大きな声で鳴いているように感じます。
ヒバリ
鳴く時期:早春から晩夏にかけて鳴くことが多い
キジ
鳴く時期:早春から晩夏にかけて鳴くことが多い
日本の国鳥とされていますが、狩猟が許されています。なお、日本の国鳥はトキと勘違いされることが多いのですが、キジです。
ツバメ
鳴く時期:2月上旬から4月上旬にかけて日本に飛来する渡り鳥のため、この時期しか聞くことができません。
モズ
鳴く時期:一年中鳴いていますが、時期により鳴き声が異なります。
鳴き声が非常に多彩で、他の鳥の鳴き声を真似することもあります。そのため、漢字では「百舌鳥」と書きます。
イソヒヨドリ
本来はその名の通り「磯」、つまり海岸付近に生息する鳥ですが、近年では都心でも見かけるようになりました。
都心で見かける鳥の中ではカラフルかつ大き目なので、一目でわかるでしょう。
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