「好き!」から学ぶオンライン授業専門の塾

スイカの種の配列と数え方。どう自由研究にすればいい?

スイカの種はどこにある?

夏と言えばスイカ。

ひと夏過ごせば一度ぐらいスイカに接する機会はあるでしょう。

そんな夏の定番とも言えるスイカ、実はわかっていない事が多いはず。

LINE公式アカウントへこんな質問を頂きました。

塾生

「スイカの種って並び方に規則あるんですか?適当じゃないの?」

イラストでは一見規則的に並んでいるように見えますが、その規則はイラストによってバラバラ。

実際スイカの種はバラバラに入っていると思っていませんか?

どこを切っても出てくると思っていませんか?

実はスイカの種にも配列があり、切り方によっては種が出てこないように切り出すこともできるのです。

一部分を切り取るのではありませんよ?

よく見るおうぎ形の切り方で切っても、種がない部分があるのです。

幸い大きなスイカも小さなスイカも配列は同じなので、安いスイカを買ってきて、好きに切らせて配列を考えてみるといいでしょう。

※包丁を使うことになるので、絶対にお子様だけではやらせないように!

イラストのスイカは間違っている

よくあるスイカのイラスト。

種の配列がわかると実はあり得ない配列になっているイラストが多いことに気が付くはず。

スイカバーの種の配置もあり得ないとわかるでしょう。

この手の間違い探し、子どもは大好き

きっかけさえ与えれば喜んではまっていきます。

インターネットで「スイカ イラスト」と検索して、間違い探しをしてみるといいでしょう。

実はスイカのあの模様との関連も…?

自由研究のテーマにもできるスイカ

もしある程度はまって考えられるようなら、自由研究のテーマにもなります。

種の配列を調べるだけでも、十分研究になりますからね。

手順としては、まず種の配列の予想図を書く。

実際に切ってみて、その配列が正しいかを検証する。

どうやって切るか、という検証の方法自体も研究になります。

また、種の数を数える方法を研究するのもいいでしょう。

スイカの種が何個あるか、調べたことありますか?

実際に数えるという方法もありますが、研究するからには予測する手法を考えてみるといいでしょう。

一部分を切り出して、それを数え、体積の比率から求める方法。

実と種に分けて、種の重さから個数を類推する方法。

種の配列から予測する方法。

様々な方法が考えられます。

もちろん求めた値が正しいかどうかを、実際に数えて確かめることも必要でしょう。

そしてその求め方が正しければ、大きさの違うスイカの種の個数を類推する方法を考えてみるといいでしょう。

重さから導いてもいいですし、体積から導くこともできます。

数字の関連性に気付ければ、しめたものです。

自由研究にするなら、ただ種を調べました、では味気がないので、何か具体的なテーマを決めておくといいでしょう。

例えば、

スイカを題材としたテーマの例
  • スイカの種がないところを切り出す方法
  • 正しいスイカのイラストを書ける人の割合を検証
  • スイカの体積に対する、食べられる部分の割合から見る、お得なスイカのサイズ
  • スイカの価格割合(緑の部分,赤い部分,種の部分,水分の価格)
  • 美味しいスイカの食べ方と、綺麗に食べるスイカの食べ方の検証
  • スイカの種の効率のいい取り方
  • スイカの種の推定法

というように、何でもいいので具体的な目的を決めておくと、楽しくなってきます。

立体の切断を学ぶのに最適

立体の切断はセンスだと思っている方が多いのですが、そのセンスを養うことができるのが日常生活

とはいえ、最近は安全面の観点からあまり切断することがありません。

鉛筆をナイフで削るという授業すらなくなっていますからね。

刃物に対する安全対策は年々強化されていき、自由度が失われています。

そのため、親が見ていられる状況の中、一緒に刃物を扱える機会というのは、とても重要な機会の1つになります。

また、その機会が図形のセンスを磨くのにも一役買います。

実際ナイフやハサミの使い方が上手い子は、図形の問題を見た時の感覚が鋭い傾向にありますからね。

危険が伴うので親の責任は重大ですが、ぜひ一緒に切る体験をさせてみて下さい。

こんな時どうする?という育て方の疑問は、LINE公式アカウントへお寄せ下さい(^^)/

日本初!勝手に勉強する子ができる塾
「受験勉強がうまく進まない」
「自分で勉強に向き合えない」
お子様についての様々な心配事を
専門家に相談してみませんか?
学習法診断、無料相談受付中
ファイの指導実績のバナー
アドバイスするコールセンターの女性のイメージ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

カテゴリー

著書