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駿台模試:算数(食塩水)

学校の校舎

駿台模試の食塩水の問題

濃度が3:2の食塩水AとBが500gずつある。まずAから100g取り,Bに混ぜ,続いてBから100g取って,Aに混ぜる。この操作を2回繰り返すと濃度の差が2.4%になった。このとき,AとBの濃度を求めよ。

答え:Aが16.2%,Bが10.8%

この問題は,わからない部分を比で置いて,そのまま比を数値として解いていくことができるかどうかが試されます。
また,食塩の移動だけ見ていけばいいということに気付けるかどうかがポイントとなります。

まず濃度が3:2なので,Aの濃度を③,Bの濃度を②と置きます。

するとAに入っている食塩は⑮,Bに入っている食塩は⑩と置くことができます。

あとはAからは5分の1,Bからは6分の1が,毎回移動します。

これを2回繰り返せば,以下のノートのようになります。

駿台模試の食塩水の問題を解いたノート

このように,比を使ってそのまま解き進められれば大抵の食塩水の操作の問題は解けてしまいます。

もし解けないようでしたら,比を使って解いていく解き方を練習するといいでしょう。

比のまま解けるようになっていると,難関では解ける問題の幅が広がりますよ(^^)/

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1981年生、千葉県出身の学習法診断士。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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