パズルみたいな図形問題
AB=60,BC=80,CE=40,△BEF=1300のとき,AFの長さを求めよ。
解答:AF=55
比や割合を使っても解けるのですが,今回は比や割合を知らなくても解ける方法について。
難関になればこの手の問題が増えてくるのですが,結構気付けない人が多いものです。
ポイントは,△ABFと△EDFの面積の合計がいくつになるか。
そしてこの2つの三角形の合計がわかると,AFの長さがわかってしまいます。
二つの三角形の合計は,長方形から△AEF,△BCDを引いたものになります。
そしてこの2つの三角形の合計を二倍すると,下の図の青とピンクの長方形の面積になります。
三角形二つ分ですからね。
ここまで来れば,あとはわかるでしょう。
Eから水平に線を引き,上と下の2つの長方形に分けます。
このうち,上の部分の面積は計算できるので,下の面積がいくつになるかわかります。
そしてこの面積が分かってしまえば,縦は40とわかっているので,横の長さも出せる,というわけです。
何を解いているのか,図形を分けて書かせることで感覚を養う
こういった問題を解けるようにするためには,確かにセンスというものが試されます。
しかし,そのセンスも自分で図を書くことで養われていくものです。
色々な切り分け方をためさせて,見えない図形を見える力を養って下さい(^^)/
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