今では余裕で平均点を超えていますが,中1のスタートから学校の数学レベルでは赤点すれすれだった女の子。その子がこんな事を言っていました。
「昔はバカでしたねー。xとかyとかまでは何とかわかったんですけど,zとかwとか出て来はじめて,最初は文末につける笑い(W:ワラ,草生える)にしか見えなかったですww」
不等式を見た時も
「何この顔文字!?」
と言っていました(^^;
中学受験でも同じですが,こういう子は式に意味を感じていない場合が多く,記号としてしか認識していないのです。だから顔文字だとか記号だとか言い出すのです。
小5,中2くらいまでなら何度も同じものを解いて丸暗記して挑んでも,ある程度点数になってしまいますから気付かないことも多いのですが,表面化していないだけで,実はわかっていないといったケースは小6,中3で急落する可能性があります。
この子の場合も聞いたその時は「おぃ…」と思いましたが,この発言があったので小学生の公式から意味の確認をしていきました。このように子どものギャグとしか思えないようなつぶやきにも,現状を示すヒントが隠されている場合がありますよ(^^)/
コメントを残す