夏の遊びの必要性
遊びに行かせた方がいい?
いよいよ夏も最後!
まだお祭りがあったりなかったり。
プールに遊びに行ったり行かなかったり。
受験生でなければあまり関係ないはずなんですけどね。
受験生や、夏休み明けすぐのテストを控えている子ども達は、遊ばせるべきか、それとも勉強させるべきか。
もうファイに通っている子なら遊ばせた方がいいというのはわかっていると思いますが、やはり見ていてやきもきしますよね。
そこで今回は、なぜ遊びに行かせた方が得なのか、をお話し致します。
なぜ遊びに行かせた方がいい?
まず遊びに行かせるべきかどうか。
結論から言ってしまうと行かせるべきだと思います。
「え?受験生なのに!?」
えぇ、受験生だからこそ、です。
受験生だからこそ、
「沢山勉強したし、点数も取れてるから祭り行ってくる(^o^)」
ってカッコイイじゃないですか!(笑)
要するに、お祭りに行っても全然問題ないぐらい勉強して、結果を出して遊びに行けという事です。
「そんなこと言ったら余程頭のいい人じゃないと行けない!」
そんな事もありませんよ。
ちゃんと点数を取ってくる宣言をして遊びに行く子はファイには何人もいます。
「先生、チェックテストで平均90点以上取れたら遊びに行くね!」
こういう子はざらです。
特に先生からけしかけなくても、自分達で目標を決めて、達成してから遊びにいきます。
いいんじゃないですか、そういう遊び方は。
大切なのは計画性
問題なのは、計画性がなく、自分に甘い目標やルールで遊ぶ事を決定している子です。
これは夏の最後の祭りやプールに限った事ではないですけどね。
これらのタイプに当てはまる子は、大抵他の人に振り回されるタイプなので、自分の計画と言うのを持てません。
自分が明日何があるかすらわかってない子も、こうなると一人では計画的な勉強などできないので、成績が伸びないのです。
ファイでもこれはよくあることなので、相談してきた子には、勉強の計画を立てさせて、一緒に考えて、どうすればいいかを話していきます。
生徒の中では割と相談に乗ってくれるというのが定着していますので、ちょくちょく相談にきます。
自分で計画が立てられないなら相談して決めていく。
これはこれで一つの方法ですから全然問題ありません。
お祭りに行くから成績が下がるわけじゃない
時々どんな予定があるか、どうしても言えなくてしらばっくれる子がいますが、こっそり徹夜して終わらせて、まぁ自分なりに何とかしようとはしているようです。
それはそれで、自分なりに計画を立てて目的を達しようとしているから構わないのです。
プールもお祭りも、それ自体がいけないわけではありません。
1日中遊びつくしたとしても、夏休み全体の内、1%程度にしかなりませんからね。
それよりも、勉強している時間の方がはるかに長いのですから、そちらをどうするか考える方が、秋以降有意義に過ごせるのです。
そのため、何の相談ないまま、やるべき事もやらずに放置した時には…
ま、カミナリ落としますけどね(笑)
遊ぶのがいけないのではなく、無計画がいけないということです。
ちゃんと計画を立てて、その分をどうフォローするのかを考えさせる!
という事です。
せっかくの夏休みなんですから、受験生だからって勉強ばかりさせるのもかわいそうですよ。
ファイの子ども達のように勉強をやりたくてやっているならいいのですが、遊ぶ時は遊ばせて、勉強する時は勉強する。
机上でなくても勉強はいくらでもできますからね。
あまりに時間に追われて、何をやるべきかわからなくなっている方はファイへご連絡下さい。
あと半年迷走するか、やるべきことをハッキリさせて半年過ごすかは大きな差をうみますよ。
「先生なら『遊びに行かせた方がいい。』、とおっしゃるのはわかってはいるのですが、どうしても勉強をほったらかして遊びの誘惑にかられる我が子を見て冷静でいられません。本当に遊ばせておいて大丈夫でしょうか。」
元サピックス 小6母