日本初!勝手に勉強する子ができる塾

「勉強を始めるのは部活が終わってから」と言っていると伸びない!

野球部の試合

部活が終わったときにはみんなも始める

中3になると夏の総体が最後の部活になるため、そこに向けて全力投球する子も多い事でしょう。

そうすると保護者も子どもみなさん口をそろえて言うのは,

「勉強は部活が終わってからで大丈夫!」
「部活が終わったら勉強頑張る!」
「部活が終わったら勉強時間取れる!」
「今は部活に専念させてあげたい」
「部活が終わるまでは好きにさせてあげたい」

確かに今まで部活に取られていた時間がなくなるわけですから、勉強時間は多く取れるようになるはずです。

そこでなぜそう思うのかを聞くと、

「部活が終わってから成績が伸びた話をよく聞く。」

というのです。

しかしですね、冷静に考えて下さい。

部活が終わってから全員が成績伸びると思いますか?

確かにやった分だけ学力は上がります。

でもみんなとの位置関係を表す偏差値は、みんなも伸びれば変わらないという事になります。

つまり、伸びてる人もいる半面、落ちている人も確実にいるのです。

なのになぜ「わが子は伸びる!」と、根拠のない自信を豪語するのでしょう

話題性が印象に残りやすいだけ

それはですね、部活が終わってから急激に伸びた子が話題になりやすいからです。

武勇伝は伝わりやすいですからね。

逆に、急落した子が話題になる事はほとんどありません

事実、部活が終わった後に急激に伸びる子の割合は50人に1人くらいです。

このたった一人の栄光の話が、49人にありもしない幻想と希望を抱かせているのです。

部活が終わってから伸びる子の条件

実は部活が終わってから伸びる子には条件があるのです。

その条件を満たしている子が伸びるんですね。

どういう条件だと思いますか?

そう、部活がある時から時間をなるべく取って頑張っている子です。

部活があるとどうしても時間が取れないですよね。

その中でも「何とか時間を確保しよう」と頑張る子が伸びます。

少しでもいいのです。

10分、15分しかとれなくても。

その細切れの時間を少しでもかき集めて勉強しようとしている子が伸びるのです。

時間をかき集めていたから有効活用できる

なぜ部活があるときからコマ切れの時間を有効活用している子が伸びるのでしょうか。

それは時間の使い方がうまくなるからです。

部活があって時間がないからこそ、少しでも時間を作ろうと考える。

少しでもある時間を勉強に使おうと考えている。

だから部活がなくなった時に、部活だった時間を勉強時間に変える事ができるのです。

例えば1日の中で生活するのに必要な時間を除いた時間が1日30分しかない子がいるとします。

1人の子(A君)はその30分を勉強時間にあてていて、もう1人の子(B君)は宿題をやる10分だけを勉強時間にあてていたとします。

割合で表すとA君は勉強できる時間の100%を勉強に使っている事になり、B君は約33%だけ勉強に使っている事になります。

この割合が部活が終わった後の時間の使い方に表れるのです。

試算してみましょう。

今まで部活に取られていた時間が3時間あったとします。

するとA君はその3時間を勉強時間にあてられるのですが、B君は33%にあたる1時間しか勉強時間にあてられなくなるのです。

その差、実に2時間分!

土日で9時間時間が空いたと想定すると、A君は9時間、B君は3時間しか勉強しないことになり、差は6時間。

1週間で考えると、2h×5日+6h×2=22時間

ほぼ丸々一日の差になるのです。

たった22時間と思いましたか?

そういう人が伸びないのです。

B君の勉強時間は1週間で11時間。

22時間はB君にとって、2週間分の勉強時間ということになります。

つまり、1週間ごとに2週間分の差がついていることになります。

受験まであと半年で26週と考えると、約52週分。

そう、B君がもう1年中3をやるぐらいの勉強時間の差が生じてしまうのです。

これではB君がA君に勝てる訳がありません。

今やらない子は部活が終わってもやれない

一般的に部活が終わった直後に増える1日の学習時間は30分~1時間。

直後は夏休みにも関わらず、全然勉強時間が増えていないのが現状なのです。

夏が終わりさすがに焦り出すと、平日塾なしの勉強時間で大体1~2時間勉強時間が増えます。

それでも1~2時間なのです。

部活の時間が勉強時間になったとはとても言えないぐらいの時間ですよね。

でもそれが現実なのです。

部活が終わったからって勉強なんてやりやしません。

冷静に考えてみて下さい。

部活が終わったら勉強頑張る!(今は頑張らない)

部活が終わっても頑張れない。(今は頑張らない)

よって、部活が大変な時に勉強時間を確保できていない子が、部活が終わってから成績が伸びる訳がない!

のです。

根拠のない期待は心にも体にも毒です。

今すぐ捨て去って下さい。

どうすれば部活が終わったら伸びる子になる?

では部活が終わった後に伸びる子にするにはどうすればいいでしょう?

部活が大変な今だからこそ時間の使い方を身につけさせる事です。

少しでも多くの時間を勉強に削り取ってこれるように訓練します。

勉強する時間がないという話はよく聞きますが、プロ選手でも目指していない限り、全く勉強時間が取れないなんて事はそうそうありません。

単に取っていないか、取る気がないだけです。

なお、部活をやっていなかった子が夏休み以降伸び悩む事が多いのも同じ理由です。

部活をやっていた子と違って、時間にゆとりがありましたから、時間の使い方がとにかく下手なのです。

それがそのまま受験に突入していくわけですから、夏が終わったからと言って伸びる訳がありません。

むしろ部活が終わって勉強時間が取れるようになった子に抜き去られてしまうのは当たり前です。

そうならないようにするための方法も先ほどと同様、時間の使い方をしっかりと身につけさせておく事によって回避できます。

直接的に「勉強しなさい!」と言ってもあまり効果はないので難しい所ではありますが、少しでも勉強時間を確保するように意識が変わってくれば、部活が終わった後の伸びに期待ができる子になっていくでしょう。

とはいえ、今さらどうしようもない。

もしくはやろうと思ってもうまくいかない。

その場合は、勉強時間の確保以外の手段を使うのが現実的

このまま勉強させようとして授業のコマや個別指導を増やしても効果がありませんからね。

タグ:教育法をご覧下さい(^^)/

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ABOUT US

学習法診断士。東京、千葉、埼玉を中心に独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて大手進学塾や個別指導塾、家庭教師といった教育機関で多数のミラクルと言われるような合格を打ち出す。2013年に株式会社学習法指導塾PHIを設立し、子供たちへ勉強のやり方の指導を始め、親への接し方の指導、セミナー活動、高校や大学での指導、塾や学校の先生などの教育者に対する指導、動物介在教育など多岐にわたって教育業に携わる。

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