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中高一貫受験に対応するための論理的思考回路を育てる方法

子供のことで悩む親

論理的思考回路とは?

いきなりですが皆さんに質問です。矢じりとはどこでしょう?

ご存知の方も多いと思いますが,矢の先っぽ,つまり刺さる部分です。

ではなぜ先っぽなのに矢じり(尻)というのでしょうか?

あっているかどうかなどとりあえずおいておき,まずはお子様に考えさせてみて下さい。

実はここに勉強ができる子の,特に理論的に考えられる子の思考回路が隠れています。この思考回路のポイントは,

  1. 当たり前に知られている事に対する矛盾に気づくこと。
  2. 矛盾を解決する解答を用意できること。
  3. 解答があっているかを調べる事。

です。今ここで私が投げかけた疑問,なぜ先っぽなのに「矢じり(尻)」なのか?を聞いて「え…?そういえば…」と思えれば,とりあえず①はクリアです。

ここで私が何言っているのかわからない子は,おそらく先生の話を右から左へ受け流しているか,理解力がここまで至っていないかのどちらかでしょう。

コメント「のりの食べ比べをする」

さて、とりあえず①はクリアできていれば②に進んでみましょう。この矛盾を解決する解答を考えてみましょう。間違っていてもいいんです。世の中の発明の半分以上はこの間違いから発見されているのですから。大切なのは自分なりに理屈の通った答えを用意すること。できればそれを書いたり誰かに言ったりしましょう。そうすることで,より論理的思考回路が安定化していきます。

さて,お子様は自分なりの理論を構築できましかた?

では答えです。これは矢の飛んでいる時ではなく,矢を保管している状態を元に決められたためです。確かに矢が飛んでいる状態では 矢じりが前方になるので,前が尻という表現はおかしく思えます。

しかしながら,矢を保管するときはどうでしょう?矢は矢筒という筒に入れて保管します。さらに使う直前までこの筒に入れておきます。この時,筒の中に矢の先を入れ,羽の部分が上に来るように収納するはずです。これは矢を取り出す時に羽の部分を手につかんで取れば,そのまま矢を弓にセットすることができるからです。

ではこの矢筒に入っている状態で,矢じりはどこに来ていますか?羽が上,矢じりは下ですよね?ここから矢の先端部分を矢じりというようになったのです。昔の人は矢が飛んでいる状態(戦闘状態)を標準とは考えていなかったですね。

さていかがでしたか?正解していなくても嘆く必要はありません。大切なのは考えることです。知っているのはもちろんそれはそれで素晴らしいのですが,ここでは論理的思考をするための訓練としての話題提供ですから,正解に近づく必要はあっても正解する必要はないのです。このような身近な疑問を使って,色々と考えを膨らませてあげると論理的思考力が養われていきますよ。

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1981年生、千葉県出身の学習法診断師。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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