目次
ファイの時事問題を使うメリット
よく利用している方
・サピックスや日能研、四谷大塚の全国大会出場者といった難関中学受験者
・小学生、中学生の子を持つ保護者
・定期テスト対策
・時事問題を作成している塾講師や学校の先生
この時事問題は、ファイの時事問題解説のオンライン授業をブログに書き下ろしているものです。
覚えるためではなく、考えること、調べることを通して科目の枠を超えた、学力全般に通じる力を養うことを目的としています。
単純にテストに出る所を押さえたものではなく、親子で話題にして欲しいネタ、ポイントを紹介。
必要のない部分、細かい数字は極力減らし、小学生・中学生でもわかりやすい簡単な言葉や数字で印象付けしておくことで、関連事項が押さえやすいようにまとめています。
また、中学受験対策・高校受験対策・定期試験対策としても使いやすいように、重要度を★マークで表示しています。
理解度を確認するためのオンラインテストも用意しています。
是非ご利用下さい。
2021年10月の時事問題
★★★:時事問題になる可能性が非常に高いニュース
★★ :時事問題の題材になる可能性があるニュース
★ :関連事項が題材になる可能性がある話題
☆ :周辺事項を押さえておいた方がいい話題
国名のリンクはgoogleマップになっています。場所確認にお使い下さい。
第100代首相に岸田文雄氏・岸田内閣発足
10月4日:★★★
先月29日に自民党の総裁に選ばた岸田文雄総裁は、衆参両議院本会議で行われた総理大臣指名選挙の結果、第100代内閣総理大臣に選出された。同日新内閣が組閣された。
なお、通常閣僚の人数は17人を限度とすることが定められていますが、現在は東日本大震災、東京オリンピック、大阪万博に伴う特別措置法でそれぞれ大臣を設け、+3人の30人となっている。既に終わった東京オリンピックの大臣の分も人を置いていることと、初入閣が13人もいることから、甘利幹事長がポストを与えたかっただけとも言われている。
- 内閣総理大臣:岸田文雄 ※1票差で河野太郎に勝利
- 防衛大臣:岸信夫 ※祖父が岸信介
- デジタル大臣:牧島かれん ※モラルなしのデジタル庁
- 内閣府特命担当大臣:野田聖子 ※女性・こども関係
初入閣ばかりなので、これといって重要な人物はなし。ただし、党内役員には不祥事だらけの甘利明幹事長、パンツ泥棒で逮捕された高木毅と、以前まで重要ポストについていた河野太郎や小泉進次郎といった敵対勢力を排除して、自分たちの取り巻きで囲んだ選出になった。

内閣総理大臣の名称は中学受験でも頻出なので、押さえておきましょう。また、今回はキリのいい番号でもあるので、100代目というのも押さえておいた方がいいでしょう。それ以外は、おそらく衆議院選挙の後に第二次岸田内閣として再編させるはずなので、とりあえず衆議院選に焦点を当てて話題を作っておくといいでしょう。
ノーベル物理学賞に真鍋淑郎氏
10月5日:★★★
大気と海洋を結合した物質の循環モデルを提唱し、二酸化炭素濃度の上昇が地球温暖化に影響するという予測モデルを発表した真鍋淑郎(まなべしゅくろう)氏が、ノーベル物理学賞を受賞。

ノーベル賞は定期テストはもちろん、中学受験でもかなり頻出なので、取った賞と名前は押さえておきましょう。
こども庁 創設準備
10月26日:☆
秋篠宮家の長女眞子さまと小室圭さんが結婚。納采の儀などの儀式は行わず、皇室を離れる際に支給される一時金は支給しない。儀式も一時金の支給もない結婚は、戦後の皇室で初。二人は国際基督教大学(ICU)時代の同級生。小室さんは現在ニューヨークの法律事務所に勤務しており、眞子さまもアメリカで新生活を始めるとみられている。

良くも悪くも新時代、という感じですね。皇室の大変さが垣間見える出来事です。果たしてどうなるのかわかりませんが、これもまた、天皇について興味を持たせるきっかけにはなります。天皇自体は中学受験でも必須の内容ですから、使える話題はうまく活用して、きっかけにしていきましょう。
勉強ができる子にするためには
時事問題というと社会科のための勉強という気がしますが、時事問題と関連する内容まで含めると、国語、算数、理科、社会とあらゆるものに関係してきます。
よって、入試や定期テストのため、試験勉強として時事問題を勉強するのはちょっともったいないのです。
そして子どもだけに勉強させるのももったいない。
子どもだけでは話題を広げるにも限界があるので、テストに出る内容ぐらいまでしか学べないのです。
それを親子で話題を共有することで、社会的な視点が養われていきます。
これが科目をまたいだ学力につながっていくのです。
机で勉強させるだけが勉強ではないんですね。
実際、親子でニュースの話題を共有する子は学力が上がりやすい傾向にあります。
直接的に点数を上げることにつながるわけではありませんが、その素地を作れるということです。
ファイのオンライン授業は親子で授業を受けることができるため、時事問題に関する授業を親子で一緒に受ける子は結構います。
こういうご家庭は、

「子どもがニュースに興味を持つようになって、親子の話題にも社会問題に関するものが増えてきました。学校の授業や宿題でも自分の意見を持てるようになってきたらしく、今までよりも勉強がよくはかどるようになったように感じます。」
というお話を耳にします。
そしてこういう傾向が見えてきた子どもは、やはりその後、学力がスーッと上がっていくことが多いのです。
これはファイに入っていなくても、ファイでオンライン授業したことを書き起こしたこの時事問題のブログを用いることで、普通のご家庭でも十分できる方法ですから、ぜひご活用ください。
なお、点数に結びつけるためには、話題だけではなく勉強の仕方も重要になってきます。
もし勉強の仕方が心配な場合は、学習法診断も行っておりますので、合わせてご利用下さい。

登録不要でどなたでもすぐに利用できます。