日本初!オンライン授業専門で勝手に勉強する子ができる塾

苦手だった算数を克服して数学で6位を取った方法と丸暗記理系からの脱却

花まると大変よくできました

丸暗記からの脱却で大逆転!

ファイで学んだ卒業生が高校生になり、成績表を見せてくれました。

数学が320人中学年6位

偏差値69!(≧▽≦)

学年6位を取った成績表

この子は小学生の時から教えているのですが、その時の理系はほんと酷かった(笑)

比は全くわかっておらず、分数の計算すら怪しい。

図形は全くイメージできず、見取り図も展開図も書けない。

さらに面積の求め方や速さに関しても、あらゆるものを公式として丸暗記

そんな状態からスタートしたので小学生の間には追いつけず、中学校に上がってもしばらく基礎固め

学校の授業には追い付かなかったので、後追いで戦略的に捨てることで土台を作っていきました

ここは次につながる単元だからできるようにするけど、こっちは単体の単元だから捨てる、といった感じです。

正直中2ぐらいまではそこまで芳しくありませんでした。

しかし中2後半から中3にかけて徐々に効果が表れはじめ、原理原則の理解ができるように

公式も暗記ではなく、理解できるようになってきました。

丸暗記からの脱却には相当時間がかかりましたが、効果が実感できてきた瞬間でした。

親には小学生の段階から方針を伝えていたとはいえ、やはりいつまでたっても数字に表れない状況に不安はぬぐえず。

しかしひやひやしながらも温かく見守ってくれていました。

時間はかかるが思考力は身に付いた

中3夏以降は発展難関レベルも解けるようになってきました。

早稲田、慶應系の問題、筑波大附属、お茶の水女子の入試問題にも触れてみましたが、そこそこ解けるレベルに。

本人も徐々に自信をつけてきたものの、まだまだ自信なさげ。

コツコツやってきたことがやっと報われたようです。

長かった(笑)

小学生のときから

「結果が出るまではとても時間がかかる。この状態から理系をできるようにするとなると、考え方や頭の使い方から変えないといけない。だからコツコツやるしかない。しばらく点数が取れなくても、いずれは自分でできるように持っていくから、追いつくまで自分を信じてやり続けろ。」

と言っていたので私もとても嬉しい(^^)

高校生になってからはそれほどガッツリ教えていないので、基本的には自分の努力。

丸暗記していないかの確認だけはしていましたが、それ以外は自分で進めています。

英語も悪い訳ではなく、むしろ上位の方なので成績表を載せちゃってもいいと思うのですが、本人は不満そうだったのでとりあえずすごく嬉しそうだった数学だけにしました(笑)

理系か文系かを決めるのはセンスではない!

数学はセンスだとか理系脳だとか言われますが、小中学生レベル程度の問題に関して言えば,センスなんて関係ありません

どんな環境でどんな勉強をしてきたか。
どんな頭の使い方をして、どういう解き方をしているか。

これで決まります。

確かに思考回路に差はありますが、ほぼ努力ややり方でカバーできる程度の内容です。

もちろん挽回もできます。

現にこの子の場合は小学生の時は理系は全然ダメダメ

小学校のカラーテストですら60点とか取っていましたから。

しかし将来の夢が理系だったので、理系をできるようにするしかありませんでした。

で、ちゃんと高校では理系に進んでいます。

勉強のやり方、考え方を変えれば、文系にも理系にもなれるということです。

ただし

日本の場合、理解できていなくても自動的に学年と内容は上がっていってしまいます。

だからそのまま学校のペースに合わせていると、小学校の時の出来がそのまま中学、高校へと影響を及ぼしてしまうのが現状なのです。

そのため、学校の進度無視で、その子に合わせたものを学習させることが大切になります。

これが大変、というより現実的になかなかできないので、再起が難しいのです。

時間をかけてでも再起をはかりたい方はご連絡下さい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

ABOUT US

1981年生、千葉県出身の学習法診断士。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

カテゴリー

著書