なぜ普通科の子が特進を押さえて1位になれたのか
学年1位
ファイの卒業生が高校数学で学年1位を取りました!
しかも特進、進学、普通科とクラス分けがある高校の、一番下のクラスの子が、です!
下のクラスでありながら特進クラスの子を抜き去っての1位!
これは痛快でとても嬉しい(*´▽`*)
入学当初は普通科でも真ん中よりちょい下ぐらいの成績だったので、よく頑張ったものです( ̄ー ̄)
普通科の子が特進クラスを抜き去って1位を取るというのは、通常あり得ないんですね。
特進の子は普通科以上のことをやっていますし、部活動も含めて学校全体として特進の子の勉強に対してかけている時間もお金も比較になりません。
そんな状況の中、普通科の子が特進の子を抜き去りました。
学校としてはあってはならないことです。
なぜこのようなことができたのでしょうか。
実はファイのオンライン授業では、こういうことは珍しくないのです。
この子を担当していたアシスタントも、高校の時に数学で学年1位を取り続けました。
もちろん私の教え子です。
どういう勉強をしてきたからうまくいったのか、しっかりわかっていたから後輩にも指導できたんですね。
どんな教え方だったのか、ちょっと紹介しましょう。

東大生は教えるのが下手?
まず押さえておきたいのは、教える側が必ずしも優秀である必要はない、ということです。
例えば、
「東大生なのに教えるのが下手」
これは塾業界では有名な話です。
昔から出来た子は、出来ない子の気持ちがわからず、どこでつまづいているのかわからないからです。
もちろん東大生でも苦労して来た先生は教え方が上手です。
そして生徒自体が東大に行くような同レベルの素質を有している子なら、同じレベルでの話が通じるので教え方は関係ありません。
しかし、先生と生徒のレベルが異なる場合、教え方にズレがあると、なかなか伸びないのです。
東大生はそのレベルが頂点に位置すると考えられるため、生徒とのレベルの差が開きやすいのです。
よって東大生なのに教えるのが下手なんてことになってしまのです。
さてこの講師はというと、数学は中学生の時から数学のセンスがあり、とてもよく出来る子でした。
とはいえ、普通よりできるという程度で、この時点ではずば抜けてできるわけではありませんでした。
しかし、数学に限らず、分析をしっかりできるこだったので、そこに目をつけて、数学の勉強法をガンガン推し進めていったらうまくいった、というパターンです。
感覚的に解けたのではなく、自己分析がちゃんと出来ており、そこに楽しみを見出せたから数学ができるようになったのです。
ではそれがどう教えるのに活かせたのでしょうか。
子どもたちの勉強法を緻密に分析できたんですね。
この手法は私が行っているものと同等です。
単純に教えるのがうまかったとかそういうわけではなく、子どもの現状を客観的に緻密に分析できたから、伸ばすことができたのです。

さらに1位が\(^o^)/
と、ここまで予め予約投稿で書いておいたのですが、なんとこの後に別の子も数学で学年1位を取ってきました!
先ほどの子とは別の学校ですが、コースでクラスが分かれている学校なので、実質クラスレベルの差を超えて1位を取ったことになります。
性格もレベルも違う子ですが、同時に1位を取らせられることからも、勉強法の分析がいかに大切かがよくわかりますね。
それにしても、教え子が教え子に1位を取らせるというのは、とても気持ちがいいですね(*´▽`*)
授業をしていなくても成績は上がる!?
押さえておいて頂きたいのは、自分が得意なのと、教えるのがうまいのは別問題ということです。
そして何を教えるかよりも、何を考えさせるかの方が大切だということです。
ファイでは一般的な塾や予備校のように、教える授業はしていません。
ほとんど学習のポイントの指導です。
ただそれだけ。
特別な授業はしていません。
高校生は基本的に自分でやりますから、そのサポートのみしています。
それでも勉強のやり方が整っていれば、ちょっとアドバイスするだけでも伸びていくんですね。
しかも今回紹介した2人とも、運動系の部活に入っています。
文化系や帰宅部で時間が多く取れたとかそういうことはありません。
それでも伸びてしまうのです。
そして進学先で伸びていくのはファイの卒業生にとって珍しいことではありません。
でも面白いことに、みんな口をそろえて、
といいます。
つまり大きな差が生まれているのは家での勉強のやり方だということです。
家でやる勉強の効率がこれだけの差を生むってすごいと思いませんか?
もしお子様を変えたければ、学習法診断をお申込み下さい。
どうすれば伸びるのか、何がいけないのか、全てハッキリしますよ!

「周りが勝手に落ちていったんです。」