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子どもの朝起きられない…を解消する方法

朝起きて目覚まし時計を止める女性

子どもが朝起きられない時の対策

子供が朝起きて来ない

お母さん

「いつもありがとうございます。今日は朝の様子について相談したく、ご連絡させて頂きました。子供が朝何度起こしても起きず、目覚ましもなりっぱなしになっています。私も朝仕事のため、子供よりも早く出てしまうのですが、先日はそのまま寝てしまったらしく、学校から連絡が入りました。なんとか自分で朝起きられるようにする方法はありませんか?」

小5 男子母

小5の男の子のお母さんからの相談です。

この手の相談は、冬によくあるのですが、春から夏にかけても出てくることがあります。

冬なら寒いだけなので、暖かくなってくると起きられるようになってくるものです。

しかし暖かくなっても起きられないとなると、他の原因が考えられます

実はこの子の場合、朝の気分の問題が大きいことがわかったのですが、一般的なお話もしておきましょう。

チェック項目

意識で何とかなるかどうかのチェック
  • 睡眠時間6~8時間取らせている。
  • 重度の低血圧などではない。
  • 重度の貧血などではない。
  • 22時~24時の間に床に入って寝ている。
  • 夜寝る直前に夜食を食べさせていない

以上で全て○がつけば、意識の仕方で改善できる可能性が高いでしょう。

もし1つでも○がついていない項目があるなら、まずは生活から改善していく必要があるでしょう。

24時までには寝かせる

割と中学受験に熱心なご家庭では、夜中まで親が付き合って勉強していることが多いようですが、いくら勉強が終わらなくても、24時までには寝かせましょう

なぜなら、一般的には6~8時間がベストな睡眠時間という結果が出ているからです。

もちろんこの結果というのが、成績が良かった子にはこの睡眠時間が多かったというだけなので、あなたのお子様に合っているかはわかりません。

しかし合っているかどうかは、まずスタンダードなことを試してみて、それでもダメなら改めて考えればいいだけの話です。

よって、まずは6~8時間の確保をしっかり取るところから始めていくといいでしょう。

と考えると、24時以降に寝ると、6時間の睡眠時間確保ができません

確かに明日までなどというものは何が何でも終わらせなければいけませんが、睡眠不足に振り回されて日中眠くなって授業を聞き漏らすようでは本末転倒です。

日中の過ごし方をしっかりと考えさせるべきです。

また、成長ホルモンは質の高い睡眠をとることで出ると言われています。

これが出るのは入眠から3~4時間と言われているので、遅くても問題ないのですが、学校がある以上、やはり生活のバランスを考えさせたいところ。

そのため24時には寝かせる方がいいでしょう。

夜食は寝る1時間前以降食べさせない!

食べたものは消化するのに時間がかかります。

夜寝ている間ももちろん内臓は起きて活動しているのですが、あまり重たいものをガッツリと食べさせると、内臓の負担が大きくなり、結果的に脳も体もあまり休まらない睡眠となってしまいます。

よく勉強の合間に夜食を持っていくシーンがドラマや漫画で描かれますが、寝る1時間以内の夜食は食べさせない方が良質な睡眠に結び付くはずです。

コーヒーやエナジードリンクを飲ませない!

コーヒーやエナジードリンクに入っているカフェインは量が多く、成長期の子どもにとっては過剰摂取になる可能性があります。

また、カフェインは次第に慣れてきて効果が感じられなくなってくるため、よりカフェインを求めて摂取してしまう可能性があります。

カフェイン自体の摂取が全くいけないわけではなく、過剰摂取が問題なので、少量であれば問題ありません。

細かいことを言えば、お茶にもカフェインは入っていますからね。

子どもの場合、カフェインの効果が強く出すぎるのです。

そのため、気にしすぎる必要はありませんが、子どもがカフェインを求めて主体的に摂取できるような状況は避けるべきでしょう。

言い方を変えると、カフェインを摂取させてまで勉強をさせるべきではないということです。

朝起きたら日光を浴びる!

うつ病の原因の1つに日光に当たっていないためという研究結果が出ています。

まだよくわかっていない部分も多い日光の効果ですが、生活のリズムに一役買っていることはわかっています。

特に脚の裏側(足の裏ではないですよ!)のふくらはぎやひざ裏に日光を当てると、生活のリズムが整うそうです。

時差ぼけの治療にも使われています。

今は新型コロナウイルスの影響もあるため、安易に外を歩き回るわけにもいきませんが、土日や休日に勉強で引きこもりになってしまうのも考えものでしょう。

やはり陽が出ているうちに外を出歩くゆとりを持ちたいところですね。

ぐっすり眠るエアコンのタイマー設定

意外とおろそかになりがちなのがこれ。

夏は特に寝苦しくなり大変ですよね。

エアコンをタイマーでセットして寝る方も多いと思いますが、これも設定時間一つで睡眠の深さが大きく変わります。

エアコンをつけっぱなして寝ると良くないと言われた時代もありましたが、どんどん気温が上がっている今は、もうエアコンなしで寝るのは下手したら死に直結します。

高齢者では死者も出ていますからね。

子どもは死ぬまで行かないかもしれませんが、睡眠の質が大きく左右されるのは確かです。

タイマーをつけるなら、大体3時間がいいと言われています。

ほとんどの人がタイマーを1時間にしておくらしいのですが、エアコンが切れた後に室内も体温も上がり始めて結局寝苦しくなるのです。

3時間までつけていれば、体温の上昇が緩やかになり、ちょうど6時間後くらいに目覚めやすい体温に近づいていきやすくなります。

なお、冬の場合はこちらにまとめてあります。

授業中に眠気に負ける生徒

受験生の睡眠の質を高めるために親ができること:冬編

目覚ましは1つだけにする

「一つじゃ起きられない!もし起きられなかったらどうするの!?」

という方もいらっしゃいますが、いくつもつけているから起きられないのです。

まだ次があるって考えてしまって、起きる気を奪っているのです。

そこで、次はない限界ギリギリの時間のみにしてしまいましょう!

「この目覚ましでおきたらヤバイ!」

そういうギリギリの時間です。

こうすることにより、始めは遅刻ギリギリのオンパレードになりますが、ちゃんと起きなければまずいことを意識していれば、次第に目覚ましがなくても起きられるようになります。

なお、すでに遅刻常習犯で、遅刻に対して抵抗がない子には使えません

「先生は?」

とよく聞かれますが、私は目覚ましを使っていません。

大体3~5時間くらいで目が覚めるので、時間に関係なく、目が覚めたら起きています

睡眠障害なんじゃないかという話もありますが、睡眠に執着がないため好都合(笑)

次の日に着るものを用意してから寝る

次の日の朝、最初にやることが決まっていないと起きられなくなります。

そこで、必ずすることを予め準備しておき、それを起きたらすぐにやるようにする。

これだけで起きやすくなります。

よく使われるのは、次の日の朝すぐに着替えられるように、着替えを準備しておくというもの。

着替えを親が準備してしまっては意味がありません。

子どもが自分で用意することに意味があります

自分で用意することで、次の日の朝やることが明確になりますし、目的意識を育てやすくなります。

また、着替えは身体を動かすため、目が覚めやすくなる効果もあります。

布団の中でもできることでは意味がないので、身体を意図的に動かさなければならないことにしておきましょう。

起こそうとしない

人に頼ると自分で起きる必要がなくなりますので、起きられない体質になってしまいます。

やはり自分で起きるという意識が大切なのです。

「ねむーい」って思っているようでは本当に眠くなってしまうのです。

朝起きてやるべき事がある人なら、どうしても目が覚めてしまいます。

この辺は意識で改善できる部分です。

例えば次の日の朝やるべきことを書き出させてから寝かせる

このように次の日に対して意識を持つ工夫をすると、朝の目覚めに一役買います。

明日頑張る

朝の気分も影響する

中学生くらいになってくると、友達や学校の影響も受けるため、親以外の要素も朝の気分に影響してきます。

思春期もありますしね。

しかし小学生くらいまでは、親の気分が朝の子供の気分に影響を及ぼします。

例えば、親が朝からイライラ、ガミガミ。

これでは子どもは起きたいとは思いません。

また、思春期の子にありがちなのが、学校や塾、友達との関係。

いわゆるやる気が出ないというやつです。

この状態の場合、「起きなさい!」と言った所で起きられないため、起きられない原因をしっかり話を聞いて解決していく必要があります。

へたしたら不登校になる可能性もありますので、怒らずに、落ち着いて聞いてあげて下さい。

その問題に対して前向きに考えられるようになると、朝も起きやすくなってくるものです。

また、朝気分よく起きられるように、楽しい雰囲気を作っておくのも、親の役割といえるでしょう。

通称、修学旅行効果と言われる、修学旅行や楽しいイベントの当日は目覚ましよりも早く起きてしまう現象は、やはりその日楽しいことがあるから起きられるものです。

気象が影響している場合もある

偏頭痛を抱えている人は経験があると思いますが、低気圧の影響で頭痛を及ぼす場合があります。

これは子どもでも同じ。

しかも子どもは気象が関係しているなんて知りませんから、頭が痛いことを気分と直結して、「昨日〇〇があったから頭が痛いんだ」と思い込みを起こしてしまうことがあります。

ドラマやアニメでも頭を抱えるシーンはよく出てきますからね。

この思い込みは結構バカにできないため、気分とは切り分けてしまうことで、朝起きられない原因を断ち切れる可能性はあります。

つまり、偏頭痛が原因で起きて来られないのであれば、気象のせいにして、気分とは切り離す。

気象なら不可効力ですからね。

もちろん気象が原因でも対策はできますから、医者に相談の上、頭痛薬を使うなり処方された薬を使うなりで対処はした方がいいでしょう。

この場合、怒ったところで何の解決にもなりませんので、冷静に対処しましょう。

絶対真似させてはいけない例

以前こんな塾生がいました。

中学生の女の子の話です。

夜は12時には寝かせていたのですが、3時には目が覚めてしまうので、学校に行くまで結局勉強するという生活。

つまり毎日3時間睡眠。

これを目覚ましなしでやってしまうのです。

これは間違いなく絶対合格したいという本人の意思の強さです。

人間の意志というのはかなり生活にも影響を及ぼすもので、こんなこともできるようになってしまうのです。

ところが彼女。

ある日湯上りに髪の毛を乾かそうと洗面所に行って、そこでそのまま意識を失ってしまい、朝母親が起きてきて絶叫!

それで目が覚めたそうです。

のぼせたのもあるのでしょうが、意識が体力の限界を超えたのでしょう。

ここまでいくと、自己暗示の世界ですね。

ある程度意識は必要ですが、さすがにこれは度が行き過ぎ。

しかし他人事のように思っていても、受験であおられた子には結構ありがちなのです。

この子の場合は自分の意思ですが、意図してなくても刷り込まれてしまうことはあるのです。

やはり最低限の上記の5つは守った上で目を覚ます努力をするようにしましょう。

睡眠時間を改善して受験に成功した話も載せているのでこちらもご覧下さい(^^)/

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ABOUT US

1981年生、千葉県出身の学習法診断師。独自の教育論、常識外れの教育手法を用いて、大手進学塾で実績、成績上昇率共にトップを取り続け、個別指導塾、家庭教師でもミラクルと言われる多数の逆転合格を打ち出す。2013年に進学塾PHIを作り、2015年に株式会社学習法指導塾PHIを設立。子供たちを対象とした勉強のやり方の指導を初め、親へも教育に関する子育て指導を実施。教育活動の一環として、高校や大学での指導、セミナー活動、塾や学校の先生など教育者に対するコンサルティング、動物介在教育など、多岐にわたって教育業に携わる。

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