日本の天気予報は使える!
PHIでは日頃から天気図を話題にして今後の天気の予測,天気の原理を学んでいますが,先日はなかなか典型的な天気図になっていたのでちょっと紹介。
この天気図は非常に見やすいですね。
左上に大きな高気圧があり,日本列島に低気圧。
そして右側に高気圧があり,日本列島の下に停滞前線があります。
さて,この天気図はどう動くと思いますか?
この日の予想天気図はこんな感じ。
北西にあった高気圧が東へ移動してきて,東側にあった高気圧が南へ移動しています。
これは北西の気団(シベリア気団)の勢力が強く,右下に押して来るからです。
北風が吹いて,日本海側に大雪を降らせるのもこのためですね。
高気圧は右回りに噴き出し,低気圧に左回りで吸い込まれるのも,風の流れを書き込むと,この通りの移動になるためわかりやすいですね。
なお,気象現象が起きる理由については以前コーヒーサイフォンにて学んでおり,その復習もしてみたところ,しっかり覚えていました。
コーヒーサイフォンから今まで気象の問題は触れる程度でほとんど解いていませんが,それでも丸暗記に頼らない勉強をしている子は覚えているものです。
⇒ コーヒーサイフォンの原理から気象を学ぶ
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